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授業科目名 科学の作法
時間割番号 TJM106
担当教員名 清水 毅/石田 和義/石井 孝明
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
メカトロニクス工学科の学生として、カリキュラムに指定された講義・実験・実習・卒業研究等を通じて科学技術に関わる素養を身につけるために必要となる科学の作法を体得します。
学習教育目標に挙げた基礎学力およびコミニュケーション能力を効果的に獲得するためには、この道の先達が長年にわたって蓄えた有用な知識やマナー、仕事を効率よく進めるための工夫などを身につけておくことが不可欠です。この授業では、このような科学の学習や研究、技術の活用や開発において役立つ各種の作法をコンパクトにまとめて伝授します。
これらの作法はメカトロニクス工学科の実験・実習や卒業論文等においてレポート作成の様式となる重要なものです。また、作法は継続的自主的な学習を続けて行くための基礎であり、作法の意味と意義を知ることは社会性や技術者の責任について考察することにつながります。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
JM-A専門1.技術者・研究者にとって必要な数学と物理の基礎知識数学の基礎的事項(微分積分、線形代数、確率統計、フーリエ変換など)の理論と活用方法を説明でき、それらを使った計算ができる。
JM-B5.研究・開発工程を把握・設計できる基礎技術と、研究・開発遂行に必要なコミュニケーション能力の習得異なる技術分野をコアとする技術者とともに、目的の共有と課題の把握ができ、その解決方法について議論できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
JM
1グラフで物事を説明できるJM-A
2数式で簡単な変化を記述できるJM-A
3日本語で物の様子を説明できるJM-B
4英語の基本文型で簡単な技術的事項を説明できるJM-B
5記号による表現の作法が説明でき、これを使いこなすことができるJM-B
6観測と認知、情報の処理、表現、分析、予測という科学の技法がどのように活用されるかを説明できる。JM-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%授業内で指定された演習を適切に完成し提出できたかで評価する
220%授業内で指定された演習を適切に完成し提出できたかで評価する
320%授業内で指定された演習を適切に完成し提出できたかで評価する
415%授業内で指定された演習を適切に完成し提出できたかで評価する
515%授業内で指定された演習を適切に完成し提出できたかで評価する
610%グループディスカッション等へ積極的に参加・発言したかで評価する
合計100% 
<授業の方法>
原則として面接授業で実施します。本授業用に作成されたテキストを使用します。指定されたテキスト範囲について教員が講義を行なった後、受講者は指示された演習問題を授業時間内に解いて、そのPDFファイルをMoodleにアップロードして提出します。講義の中で、問題の解答について検討・解説し、理解を深めます。講義中にできなかった問題や講義内容に準じた課題をレポート(宿題)として課すこともあります。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
この講義では、指示がある場合を除き、特に予習は必要ありません。授業時間に集中力を発揮して、これまでに学んだ知識はもちろんのこと、蓄えてきたあらゆる知恵や経験を活用して、課題に取り組む必要があります。授業で習得した作法は、あらゆる状況において常に実践するよう心がけることが重要です。
<テキスト>
  1. 科学の作法,
    (本授業用に作成されたテキストです。PDFファイルで配布します。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
テキスト「科学の作法」の用意と確認
各自の理解度に応じた復習
授業内容シラバスの確認、科学の作法とこころ、7 レポートの作法
2タイトル言葉で表現する(1)
事前学習
事後学習
学習範囲の確認と演習用資料の用意
各自の理解度に応じた復習等
授業内容2.1 現状の把握:身近なものを文章表現してみる ~ 2.6 下書き原稿を作成する
3タイトル言葉で表現する(2)
事前学習
事後学習
学習範囲の確認と演習用資料の用意
各自の理解度に応じた復習等
授業内容2.7 提出原稿を作成する ~ 3.1.3 数学は科学の言葉
4タイトル言葉で表現する(3)
事前学習
事後学習
学習範囲の確認と演習用資料の用意
各自の理解度に応じた復習等
授業内容3.1.4 変化の様子をつかんで表現するー視覚的に表すー ~ 3.1.6 過去を推定し未来を予測する
5タイトル変化を説明する(1)
事前学習
事後学習
学習範囲の確認と演習用資料の用意
各自の理解度に応じた復習等
授業内容3.1.7 数式を言葉で説明する ~ 3.1.9 英語で言ってみよう
6タイトル変化を説明する(2)
事前学習
事後学習
学習範囲の確認と演習用資料の用意
各自の理解度に応じた復習等
授業内容3.1.9 英語で言ってみよう ~ 3.2.4 指数関数はどのような現象で現れるか
7タイトルグラフを活用する(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に解いた演習問題を復習
授業内容三角関数について考える
グラフの描きかた・読みかた
グラフの作法・活用法
8タイトルグラフを活用する(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に解いた演習問題を復習
授業内容グラフの作法を身につける
グラフで自分を知ろう
9タイトルグラフを活用する(3)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に解いた演習問題を復習
授業内容グラフで関数の形を知ろう
グラフを利用して関数を描いてみよう
実験中に描くグラフの評価
グラフの特徴を分析する
10タイトルグラフを活用する(4)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に解いた演習問題を復習
授業内容指数関数に強くなろう
べき乗の関数に強くなろう
11タイトルわかりやすく説明する(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に課された課題
授業内容技術文章の重要性
 今後レポートや論文など大学生活では,文章を書くことが多く求められます.また,理科系だからこそ文章が重要な場面があることを実例を示して説明し,わかりやすく説明することの重要性を理解します.
12タイトルわかりやすく説明する(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に課された課題
授業内容教科書の例題を解くことで,現象や事象をわかりやすい説明を修得します.
13タイトルわかりやすい文章を書く(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に課された課題
授業内容教科書の例題を解くことで,曖昧性のない,わかりやすい文章の記述方法を修得します.
14タイトルわかりやすい文章を書く(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業中に課された課題
授業内容教科書の例題を解くことで,フローチャートの作成と説明方法を修得します.
15タイトル異文化を理解する、まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:特になし
授業内容異文化を理解する為に、
・動画の視聴
・ディスカッション
などを行う
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業での経験を元に解説をすることがある。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
Moodleでの提出にしてほしいとの要望があるため,課題提出は基本的にオンライン電子形式とする.
<備考>
(未登録)