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授業科目名 電気回路II
時間割番号 TEE208
担当教員名 矢野 浩司
開講学期・曜日・時限 後期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
まず、三相交流について、その原理、接続方法、電力について学ぶ。次にひずみ波交流波形について、フーリエ級数を用いた波形解析を行う。更に、伝送線路において、分布定数回路を用いた解析を行う。更に、電気回路における過渡現象について、C,L,Rを組み合わせた基本回路の過渡現象を解析し、回路動作を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>電気電子工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
EE-A専門4.アナログ回路定常状態の交流回路の電流、電圧、インピーダンス、電力などを計算できる。
EE-B過渡状態の交流回路の電流と電圧の関係を微分方程式で記述し、その解を求めることができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
EE
1三相交流の基本(電力、位相関係、力率等)を理解する。例えば三相交流を使って回転磁界が作れる原理を理解する。EE-A
2基本的な歪波形をフーリエ級数に展開できる。EE-A
3分布定数回路の特性、表示方法、接続法を理解する。EE-A
4簡単なRL、RC回路の過渡現象を理解し、回路動作を求めることが出来る。EE-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%三相交流が理解できる
225%基本的な歪波形をフーリエ級数に展開できる
325%分布定数回路の特性、表示方法、接続法を理解する
425%簡単なRL、RC回路の過渡現象を理解し、回路動作を求めることが出来る
合計100% 
<授業の方法>
電気回路Iおよび電気回路I演習で学んだR、L、Cなどの回路素子の性質、回路解析手法およびキルヒホッフの法則などについて、講義開始前によく復習しておくこと。また、微分積分をはじめとする数学的能力も確かなものにしておくこと
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 基礎からの交流理論, 電気学会, ISBN:4886862306,
    (電気回路Iで使用した教科書の後半を講義します。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル三相交流(1)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容 三相交流の基礎1(電源と負荷の結線法)
2タイトル三相交流(2)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容三相交流の基礎2(各結線における、各部電流および電圧の導出法)
3タイトル三相交流(3)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容三相交流の電力(電力、力率の計算法および測定法)
4タイトル歪み波交流(1)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容 ひずみ波の分解とフーリエ級数
5タイトル歪み波交流(2) 
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容フーリエ級数によるひずみ波解析
6タイトル歪み波交流(3)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容 三相回路におけるひずみ波の電流、電圧、電力
7タイトル中間評価
事前学習
事後学習
配付資料の復習、教科書の章末問題の演習など
授業内容6回までの試験他
8タイトル伝送線路(1)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容線路の分布定数回路
9タイトル伝送線路(2)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容基礎方程式(波動方程式)の導出
10タイトル伝送線路(3)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容さまざまな端子条件における内部電流・電圧分布の導出
11タイトル過渡現象(1) 
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容RL直列回路における過渡現象解析
12タイトル過渡現象(2)
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容 RC直列回路における過渡現象解析
13タイトル過渡現象(3) 
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容RLC直列回路における過渡現象解析
14タイトル過渡現象(4) 
事前学習
事後学習
配付資料などの予習復習
授業内容R,L,Cを組み合わせた複雑な回路の解析
15タイトル評価(総括とまとめ)
事前学習
事後学習
配付資料の復習、教科書の章末問題の演習など
授業内容7~14回の試験他
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)