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授業科目名 電気回路I演習
時間割番号 TEE207
担当教員名 小川 覚美
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本科目では「電気回路I」の理解を深め、応用力をつける。講義の進行に合わせて演習問題を解くことで電気回路の理解を深める。理解し難い点や誤りやすい点については解説を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>電気電子工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
EE-A専門4.アナログ回路定常状態の交流回路の電流、電圧、インピーダンス、電力などを計算できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
EE
1電圧、電流の瞬時表示ができ、振幅、位相、進み遅れが説明できるEE-A
2電圧源と電流源の相違と特徴を説明できるEE-A
3瞬時表示と複素表示の変換ができ、電圧・電流を直角座標表示と極座標表示できるEE-A
4オームの法則・キルヒホッフの電流則・キルヒホッフの電圧則を適用できるEE-A
5インピーダンスとアドミタンスを求められるEE-A
6並列接続回路・直列接続回路の電流・電圧・電力、共振回路の共振条件を求められるEE-A
7電力の瞬時表示と平均電力、複素電力、電力と力率を求められるEE-A
8相互インダクタンス・変成器が入った回路の電圧・電流・電力を求められるEE-A
9重ねの理、最大電力伝達定理、テブナンの定理、ノートンの定理を適用できるEE-A
10四端子回路網の諸定数を求めることができるEE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
210%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
310%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
410%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
510%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
610%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
710%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
810%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
910%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
1010%テストおよびレポート課題で内容の理解を評価する
合計100% 
<授業の方法>
新型コロナウイルスの感染拡大状況による授業実施方針に応じて、授業実施形態を変更する。

◆面接授業が実施可能な場合:
・教室の臨時定員の範囲内で面接授業を実施する
・マスクを着用させ、学生間の距離はできるだけ空ける
・定期的に窓を開けて、換気を行う
・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する
・授業開始時に教員が演習課題を配布する。学生は演習課題に解答する。わからないことは質問し、授業中に解答できるようにする
・授業後に教員がMoodleに演習課題の解答例を掲示するので、次の授業までに学生は自分で演習課題を解いた後、解答を確認しておく
・わからないこと等があれば次の授業時に質問する

◆面接授業が実施が適切でないと方針が示された場合:
・ライブ型とオンデマンド型を混用する
・授業時は同時双方向
・授業開始直前にMoodle 上に演習課題をアップロードするので、学生が各自で演習課題をダウンロードし解答する
・授業後に教員がMoodleに演習課題の解答例を掲示するので、次の授業までに学生は自分で演習課題を解いた後、解答を確認しておく
・わからないこと等があれば次の授業時に質問する
<受講に際して・学生へのメッセージ>
複素数の演算とベクトル表示(基礎電気理論)及び行列の演算(線形代数学I)について十分に復習しておくこと。
分からないことがあれば質問し、前回までの授業内容を十分に復習した上で受講して欲しい。
<テキスト>
  1. 小郷 寛(原著)、小亀 英己、石亀 篤司(著), 基礎からの交流理論, 電気学会, ISBN:4886862306
  2. M. Nahvi and J. Edminister, Schaum's Outlines Electric Circuits, 7th edition, McGraw-Hil, ISBN:0071830456
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル直流回路(1):抵抗器、電圧源と電流源、抵抗の直列接続と並列接続
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第1回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、この授業全体の到達目標、授業の進め方、課題提出の仕方、成績評価の仕方に関するガイダンスを行います
・そのあと、直流回路(1)についての演習No.1を行います
2タイトル直流回路(2):キルヒホッフの法則、閉路方程式
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第2回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、直流回路(2)についての演習No.2を行います
3タイトル正弦波交流:正弦波交流電圧の発生、正弦波交流の用語、交流の大きさと波形
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第2回、第3回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、正弦波交流についての演習No.3を行います
4タイトルインピーダンス(1):回路素子、R,L,Cの働き、RL直列/並列回路、RC直列/並列回路
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第4回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、インピーダンス(1)についての演習No.4を行います
5タイトルインピーダンス(2):RLC直列回路、直列共振
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第5回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、インピーダンス(2)についての演習No.5を行います
6タイトル中間評価・まとめ1
事前学習
事後学習
・事前に、電気回路Iの第1回~第5回授業の講義資料、演習問題No.1~No.5を参照し、学習内容を確認します
授業内容これまでの授業のまとめを授業中に実施します
7タイトル複素数による表示法:複素数、正弦波と複素数の対応
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第6回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、第5回の演習問題の解説を行います
・そのあと、複素数による表示法についての演習No.6を行います
8タイトル交流回路:複素インピーダンス、複素アドミタンス、フェーザ軌跡、ベクトル軌跡、交流回路の例
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第7回、第8回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、交流回路についての演習No.7を行います
9タイトル交流電力:素子の電力とエネルギー、複素電力
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第9回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、前回の演習問題の解説を行います
・そのあと、交流電力についての演習No.8を行います
10タイトル中間評価・まとめ2
事前学習
事後学習
・事前に、電気回路Iの第6回~第8回授業の講義資料、演習問題No.6~No.7を参照し、学習内容を確認します
授業内容これまでの授業のまとめを授業中に実施します
11タイトル相互インダクタンスと変成器:基礎式、交流回路での変成器、理想変成器
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第10回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、第9回の演習問題の解説を行います
・そのあと、相互インダクタンスと変成器についての演習No.9を行います
12タイトル回路の諸定理:重ねの理、テブナンの定理とノートンの定理、ミルマンの定理、最大電力伝達定理
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第12回、第13回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、第11回の演習問題の解説を行います
・そのあと、相互インダクタンスと変成器についての演習No.10を行います
13タイトル回路方程式:節点方程式、四端子回路網(1):基礎公式
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第13回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、第12回の演習問題の解説を行います
・そのあと、回路方程式、四端子回路網(1)についての演習No.11を行います
14タイトル四端子回路網(2):基礎公式、四端子網の接続、等価回路、対称四端子網と二等分定理
事前学習
事後学習
・事前に電気回路Iの第13回、第14回授業の講義資料を参照し、学習内容を確認します
・授業後は授業中にできなかった演習問題に解答し、Moodle上で解答例を確認します
授業内容・授業の最初に、第13回の演習問題の解説を行います
・そのあと、四端子回路網(2)についての演習No.12を行います
15タイトル総括評価・まとめ3
事前学習
事後学習
・事前に、電気回路Iの第9回~第10回、第12回~第14回授業の講義資料、演習問題No.8~No.12を参照し、学習内容を確認します
授業内容これまでの授業のまとめを授業中に実施します
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
理解しにくい内容について説明を加える
<備考>
(未登録)