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授業科目名 エンジニアリングデザインII
時間割番号 TCE402
担当教員名 森 一博/石井 信行/武藤 慎一
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV-V 単位数 1
<対象学生>
2019年度以前の入学生対象
<授業の目的>
本授業はPBL(課題解決型学習)の方法を採用し,それまでに修得した土木環境工学の知識を総合的に活用し,コストや環境に与える影響等の制約条件下で,望ましい社会基盤整備を進める計画・設計手法を学ぶことを目的とする。具体的には,汚水処理施設と都市公園・遊水地を中心としたグリーンインフラストラクチャーに関する計画・設計の演習を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(E)学習および問題解決能力演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
CE-B(G)計画立案・管理・実行能力自然と調和した持続的な社会基盤整備の技術を創造・適用することができる。
CE-C(H)目標達成能力自ら課題を提示し、問題の在処を明確に説明することができる。
CE-D(I)デザイン能力課題に対する問題解決策を提案することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1・社会基盤施設の計画に関する手法・法令を理解し、適用されている状況を説明できること。CE-A
2・社会基盤施設の要求性能と設計に必要な考え方を説明できること。CE-C
3・社会基盤施設の詳細設計の手順に従って具体的な設計案を提示できること。CE-B
4・具体的な社会基盤施設を対象にして,コストや環境への影響を考慮しながら,建設に必要な条件を自ら設定し,設計することができること。CE-B
5・グループでの計画・設計作業において,他人と協力して課題を完成させることができること。CE-D
6・調査・分析および計画・設計した内容をわかりやすく説明できること。CE-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%レポート/グループで発表した内容で,社会基盤施設の計画に関する手法・法令を理解し、適用されている状況を説明できることを評価する。
210%レポート/グループで発表した内容で,社会基盤施設の要求性能と設計に必要な考え方を説明できることを評価する。
330%レポート/グループで発表した内容で,社会基盤施設の詳細設計の手順に従って具体的な設計案を提示できることを評価する。
430%レポート/グループで発表した内容で,具体的な社会基盤施設を対象にして,コストや環境への影響を考慮しながら,建設に必要な条件を自ら設定し,設計することができることを評価する。
510%レポート/グループで発表した内容で,グループでの計画・設計作業において,他人と協力して課題を完成させることができることを評価する。
610%レポート/グループで発表した内容で,調査・分析および計画・設計した内容をわかりやすく説明できることを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・課題に対するグループ作業を中心にして,教員はアドバイザー役になり,参加学生の主体性を尊重するようにしている。
・課題を実行するために必要な情報を提供する講義を行っている。
・講義・演習を円滑に進めるため、必要に応じて事前の予習課題が与えられる。
・課題の発表は,パワーポイント等のプレゼンテーション・ソフトを使用させている。
・発表後の質疑応答において,各教員が異なった視点から質問を行うことにより,自身の発表内容を多面的に理解できるようにしている。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
エンジニアリングデザイン入門とエンジニアリングデザインIを履修していること。
<テキスト>
  1. 特になし
<参考書>
  1. 下水道施設計画・設計指針と解説(1994年版)前編, 日本下水道協会
  2. 下水道施設計画・設計指針と解説(1994年版)後編, 日本下水道協会
  3. 川北 和徳, 飯嶋 宣雄, 上水道工学[第3版], 森北出版, ISBN:4627492839
  4. 松本順一郎,西堀清六, 下水道工学(第3版), 朝倉書店, ISBN:4254261411
  5. 末次忠司, 実務に役立つ総合河川学入門, 鹿島出版会, ISBN:9784306024656
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス・講義・演習(担当:全教員):日程および汚水処理場の設計の解説
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容日程および汚水処理場の設計の解説について講義と演習を行う。
2タイトル講義・演習(担当:森):汚水処理施設の計画・設計(処理水量の算定と最初沈殿池の設計)
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の計画・設計について,処理水量の算定と最初沈殿池の設計に焦点を当てて講義と演習を行う。
3タイトル講義・演習(担当:森):汚水処理施設の計画・設計(反応槽と最終沈殿池の設計)
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の計画・設計について,反応槽と最終沈殿池の設計に焦点を当てて講義と演習を行う。
4タイトルグループ作業(担当:森):汚水処理施設の機能と施設配置(基本コンセプト)
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の機能と施設配置について,基本コンセプトに焦点を当てて講義と演習を行う。
5タイトルグループ作業(担当:森):汚水処理施設の機能と施設配置(施設配置)
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の機能と施設配置について,施設配置に焦点を当てて講義と演習を行う。
6タイトルグループ作業(担当:森):汚水処理施設の機能と施設配置(施設配置案の検討)
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の機能と施設配置について,施設配置案の検討に焦点を当てて講義と演習を行う。
7タイトルプレゼンテーション(担当:森):汚水処理施設の設計案
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容汚水処理施設の設計案について発表と解説を行う。
8タイトル講義(担当:石井):都市公園(遊水地機能を有する)の計画・設計
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園(遊水地機能を有する)の計画・設計について講義と演習を行う。
9タイトルグループ作業(担当:石井):都市公園の計画(1):立地検討
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の計画(1):立地検討について講義とグループ作業を行う。
10タイトルグループ作業(担当:石井):都市公園の計画(2):機能検討
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の計画(2):機能検討について講義とグループ作業を行う。
11タイトルプレゼンテーション(担当:石井):都市公園の計画案
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の計画案について講義とグループ作業を行う。
12タイトルグループ作業(担当:石井):都市公園の利用機能と施設配置
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の利用機能と施設配置について講義とグループ作業を行う。
13タイトルグループ作業(担当:石井):都市公園のグリーンインフラストラクチャーとしての機能
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園のグリーンインフラストラクチャーとしての機能について講義とグループ作業を行う。
14タイトルグループ作業(担当:石井):都市公園の概略設計
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の概略設計について講義とグループ作業を行う。
15タイトルプレゼンテーション(担当:石井):都市公園の概略設計案
事前学習
事後学習
事前学習:次回の授業までの課題やキーワードが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。
事後学習:授業で行った内容をノートにまとめる。
授業内容都市公園の概略設計案についてプレゼンテーションと解説を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
石井は橋梁計画・設計、景観まちづくり、都市計画の実務経験を有しており、その実務経験を十分に活かしつつ、実践的教育を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(E) 学習および問題解決能力
 演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
(G) 計画立案・管理・実行能力
 自然と調和した持続的な社会基盤整備の技術を創造・適用することができる。
(H) 目標達成能力
 自ら課題を提示し、問題の在処を明確に説明することができる。
(I) デザイン能力
 課題に対する問題解決策を提案することができる。
(J) 論理的な表現・伝達能力
 コミュニケーション能力を有し、論理的に表現することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
講義資料について,より分かりやすく図や写真などの改善を今後も継続していく予定です。
<備考>
本授業の科目は、以下のような位置づけである.
エンジニアリングデザイン入門 → 専門科目 → エンジニアリングデザインI → 「エンジニアリングデザインII」 → 卒業研究