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授業科目名 エンジニアリングデザイン
時間割番号 TCE328
担当教員名 石井 信行/武藤 慎一/森 一博/大槻 順朗
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV-V 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本授業はPBL(課題解決型学習)の方法を採用し,それまでに修得した土木環境工学の知識を総合的に活用し,コストや環境に与える影響等の制約条件下で,望ましい社会基盤整備を進める計画・設計手法を学ぶことを目的とする。具体的には,道路,汚水処理施設と都市公園・遊水地を中心としたグリーンインフラストラクチャーに関する計画・設計の演習を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(E)学習および問題解決能力演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
CE-B(G)計画立案・管理・実行能力自然と調和した持続的な社会基盤整備の技術を創造・適用することができる。
CE-C(H)目標達成能力自ら課題を提示し、問題の在処を明確に説明することができる。
CE-D(I)デザイン能力課題に対する問題解決策を提案することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1社会基盤施設の計画に関する手法・法令を理解し、適用されている状況を説明できることCE-C
2社会基盤施設を設置する地域の地理的・歴史的な背景を説明することができることCE-C
3社会基盤施設の環境における役割を理解できることCE-A
4具体的な地域と社会基盤施設を対象に、コストや環境への影響を考慮しながら、建設に必要な条件を自ら設定し,計画することができることCE-B
5具体的な地域と社会基盤施設を対象に立てた自らの計画を基に、設計することができることCE-D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%理解度をグループディスカッションおよびプレゼンテーションにおける質疑応答の内容により評価する。
210%理解度をグループディスカッションおよびプレゼンテーションにおける質疑応答の内容により評価する。
310%理解度をグループディスカッションおよびプレゼンテーションにおける質疑応答の内容により評価する。
450%プレゼンテーションの内容および報告書により評価する。
520%プレゼンテーションの内容および報告書により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・課題に対するグループ作業を中心にして,教員はアドバイザー役になり,参加学生の主体性を尊重するようにしている。
・課題を実行するために必要な情報を提供する講義を行っている。
・講義・演習を円滑に進めるため、必要に応じて事前の予習課題が与えられる。
・課題の発表は,パワーポイント等のプレゼンテーション・ソフトを使用させている。
・発表後の質疑応答において,各教員が異なった視点から質問を行うことにより,自身の発表内容を多面的に理解できるようにしている。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
基礎ゼミを履修していること。
<テキスト>
  1. 特に無し
<参考書>
  1. 下水道施設計画・設計指針と解説(1994年版)前・後編, 日本下水道協会
  2. 川北 和徳, 飯嶋 宣雄, 上水道工学[第3版], 森北出版, ISBN:4627492839
  3. 松本順一郎,西堀清六, 下水道工学(第3版), 朝倉書店, ISBN:4254261411
  4. 末次忠司, 実務に役立つ総合河川学入門, 鹿島出版会, ISBN:9784306024656
  5. 上記以外,必要に応じて授業中に紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス・講義・演習:道路計画概論(担当:武藤)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容授業全体のコンセプトおよび進め方を説明した後に、道路計画概論の講義を行う。
2タイトル講義・演習:交通需要予測・事業効果(担当:武藤)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容道路計画における交通需要予測・事業効果について基本的事項の講義を行った後で、課題を提示し、その内容を説明する。
3タイトルグループディスカッション:交通需要予測(現状分析)(担当:武藤)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容交通需要予測の現状分析の課題について、グループごとに検討・整理し、プレゼンテーションの準備をする。
4タイトルプレゼンテーション:道路ルート決定(事業効果・損失)(担当:武藤)
事前学習
事後学習
予習:グループでプレゼンテーションの内容をまとめスライドおよび資料を作成する。
復習:自身のグループのプレゼンテーションに対する指摘事項を検討する。他のグループの発表について自身の批評を整理する。
授業内容交通需要予測に関する現状分析に基づき、事業効果・損失を検討し決定した道路ルートについてプレゼンテーションを行う。
5タイトル講義・演習:汚水処理施設の計画・設計(担当:森)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容汚水処理施設の計画・設計について基本的事項の講義を行った後で,課題を提示し、その内容を説明する。
6タイトルグループ作業:汚水処理施設の機能と施設配置(担当:森)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容汚水処理施設の機能と施設配置の課題について,グループごとに検討・整理し,プレゼンテーションの準備をする。
7タイトルプレゼンテーション:汚水処理施設の設計案(基本コンセプト・施設配置)(担当:森)
事前学習
事後学習
予習:グループでプレゼンテーションの内容をまとめスライドおよび資料を作成する。
復習:自身のグループのプレゼンテーションに対する指摘事項を検討する。他のグループの発表について自身の批評を整理する。
授業内容検討した汚水処理施設の機能と施設配置に基づき,汚水処理施設の設計案(基本コンセプト・施設配置)についてプレゼンテーションを行う。
8タイトル講義・演習:遊水地の概要と計画・設計(担当:大槻)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容遊水地の概要と計画・設計について基本的事項の講義を行った後で,課題を提示し、その内容を説明する。
9タイトルグループ作業:遊水地の設計(担当:大槻)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容遊水地の設計の課題について,グループごとに検討・整理し,プレゼンテーションの準備をする。
10タイトルプレゼンテーション:遊水地の設計案(担当:大槻)
事前学習
事後学習
予習:グループでプレゼンテーションの内容をまとめスライドおよび資料を作成する。
復習:自身のグループのプレゼンテーションに対する指摘事項を検討する。他のグループの発表について自身の批評を整理する。
授業内容設計した遊水地についてプレゼンテーションを行う。
11タイトル講義・演習:都市公園(道の駅)の計画・設計(担当:石井)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容都市公園(道の駅)の計画・設計について基本的事項の講義を行った後で,課題を提示し、その内容を説明する。
12タイトルグループ作業:都市公園(道の駅)の立地計画(担当:石井)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容都市公園(道の駅)の立地計画の課題について,グループごとに検討・整理し,プレゼンテーションの準備をする。
13タイトルグループ作業:都市公園(道の駅)の利用機能と施設配置(担当:石井)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容都市公園(道の駅)の利用機能と施設配置の課題について,グループごとに検討・整理し,プレゼンテーションの準備をする。
14タイトルグループ作業:都市公園(道の駅)のグリーンインフラストラクチャーとしての機能(担当:石井)
事前学習
事後学習
予習:次回の授業までの課題やキーワードがが示される。課題の主旨やキーワードの意味をノートにまとめる。講義・演習を円滑に進めるために出される課題に取り組む。
復習:授業で行った講義・演習や議論の内容をノートにまとめる。プレゼンテーションの準備のため、復習が必要となる。
授業内容都市公園(道の駅)のグリーンインフラストラクチャーとしての機能の課題について,グループごとに検討・整理し,プレゼンテーションの準備をする。
15タイトル第15回 プレゼンテーション:都市公園(道の駅)の設計案(担当:石井)
事前学習
事後学習
予習:グループでプレゼンテーションの内容をまとめスライドおよび資料を作成する。
復習:自身のグループのプレゼンテーションに対する指摘事項を検討する。他のグループの発表について自身の批評を整理する。
授業内容設計した都市公園(道の駅)についてプレゼンテーションを行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
石井は橋梁計画・設計、景観まちづくり、都市計画の実務経験を有しており、その実務経験を十分に活かしつつ、実践的教育を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(E) 学習および問題解決能力
 演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
(G) 計画立案・管理・実行能力
 自然と調和した持続的な社会基盤整備の技術を創造・適用することができる。
(H) 目標達成能力
 自ら課題を提示し、問題の在処を明確に説明することができる。
(I) デザイン能力
 課題に対する問題解決策を提案することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
グループ活動をより丁寧に評価していく予定です。
また、これまで一部がオンラインでしたが、要望の内容を検討し、全授業を対面で行うことにしました。
<備考>
本授業の科目は、以下のような位置づけである.
基礎ゼミ → 専門科目 → 「エンジニアリングデザイン」 → 卒業研究