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授業科目名 建設工学実験I
時間割番号 TCE305
担当教員名 佐藤 賢之介
開講学期・曜日・時限 前期・火・III-IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
建設材料学及び演習で学習したコンクリートについて、目標とする特性を有するコンクリートを設計するための材料設計(配合設計)の方法を学ぶとともに、破壊実験を通してコンクリートの力学特性を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(D)問題解析・分析能力主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
CE-B(F)問題の把握および専門知識の応用力基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1コンクリートの配合設計を理解し、実践できる。フレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの特性について理解ができる。フレッシュコンクリートの特性を説明できる。硬化コンクリートの力学特性を説明できる。CE-A
2所定の条件を満たすコンクリートが製作できる。フレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの試験を行うことができる。チームで協力して目標とするコンクリートの設計・施工を実施できる。CE-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%レポート/小テスト:情報収集・整理力・問題設定解決能力を評価する。
250%受講態度:積極性・協調性・グループでの活動状況により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
教員が講義を行い必要な知識を教授するとともに、グループに分かれてコンクリートに関する実験を実施する。
1~3および8,9,14,15は、講義室で説明,配合設計,実験結果の分析を行う。
4~7および10~13は実験室で作業を行う。
テーマ実験は、グループ対抗のコンペティション(競技)形式で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
建設材料学及び演習(コンクリート)に関する知識を習得していることが望ましい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 土木材料実験指導書, 土木学会, ISBN:4810604837
  2. 小林一輔, 最新 コンクリート工学, 森北出版 , ISBN:4627430957
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス(実験方法の説明)
事前学習
事後学習
予習・復習:配布資料の該当部分を読み授業の流れを理解しておく。
授業内容授業の実施方法や内容について説明する。
2タイトルコンクリートの配合設計1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み配合設計の方法を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの配合設計について講義を行い、演習形式で計算を実践する。
3タイトルコンクリートの配合設計2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み配合設計の方法を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの配合設計について講義を行い、演習形式で計算を実践する。
4タイトルコンクリートの打設とフレッシュコンクリートに関する実験1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの製造、コンシステンシー測定などの実験を実施する。
5タイトルコンクリートの打設とフレッシュコンクリートに関する実験2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの製造、コンシステンシー測定などの実験を実施する。
6タイトル硬化コンクリートの強度試験1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの圧縮強度試験および非破壊試験を実施する。
7タイトル硬化コンクリートの強度試験2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの圧縮強度試験および非破壊試験を実施する。
8タイトルテーマ実験:実験計画1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容これまでの実験結果を分析し、目標の性能を有するコンクリートを得るための配合設計を演習形式で行う。
9タイトルテーマ実験:実験計画2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容これまでの実験結果を分析し、目標の性能を有するコンクリートを得るための配合設計を演習形式で行う。
10タイトルテーマ実験:コンクリートの打設とフレッシュコンクリートに関する実験1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの製造、コンシステンシー測定などの実験を実施する。
11タイトルテーマ実験:コンクリートの打設とフレッシュコンクリートに関する実験2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの製造、コンシステンシー測定などの実験を実施する。
12タイトルテーマ実験:硬化コンクリートの強度試験1
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの圧縮強度試験および割裂引張強度試験を実施する。
13タイトルテーマ実験:硬化コンクリートの強度試験2
事前学習
事後学習
予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく。
復習:レポートの作成を行う。
授業内容コンクリートの圧縮強度試験および割裂引張強度試験を実施する。
14タイトルエンジニアリングデザイン
事前学習
事後学習
予習:これまでの実験結果を理解しておく。
授業内容これまでの実験と実務面との関連性について講義を行う。
15タイトル総括評価
事前学習
事後学習
予習:これまでの実験結果を理解しておく。
授業内容これまでの実験結果をとりまとめ、考察を行う。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(D) 問題解析・分析能力
 主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
・実験手順や関連する実務についての動画等を見てもらい、理解度を高めるようにする。
<備考>
本講義の位置付け
土木環境科学実験、建設材料学及び演習 → 建設工学実験I → 土木環境工学卒業論文