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授業科目名 測量学実習第一
時間割番号 TCE302
担当教員名 佐藤 賢之介/大槻 順朗/佐藤 史弥/山本 雄司/藤田 宗弘/松浦 拓哉
開講学期・曜日・時限 前期・木・III 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
測量学の講義で得た知識をもとに、与えられた課題に取り組むことにより測量学の理解を深める。単に機器操作の習熟にとどまらず、グループで測量を適切に効率良く行うために必要な作業計画や段取りの立て方の修得、測量結果に対する適切な判断が下すことができる総合的な能力を養うことをめざす。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(D)問題解析・分析能力主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1基本となる測量手法として、角測量、距離測量、水準測量を行う。ここでは主にトータルステーション(セオドライト、光波距離計)、ティルティングレベル、巻尺の操作方法を習得する。CE-A
2行った測量に関するレポートを作成できる。CE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%受講態度:自発的学習、指定された期間内に作業を完成する。機器の取り扱い・後片付け、作業のスムーズさ・的確さ、班員の協力体制、も考慮に入れる。
250%レポート:レポートの内容(実習内容の理解度)。
合計100% 
<授業の方法>
・実習については対面形式で行い、レポート等についてはMoodle上に課題・関連資料などの必要事項をアップロードし、オンライン提出する。
・双方向ライブ講義やMoodleでの動画視聴を用いる場合がある.

(1)測量学、データサイエンス入門、情報処理及び実習で得た知識を必要とする。
(2)測量学で使用した教科書、配布資料、講義ノートを準備する。
(3)関数電卓を準備すること。実習は屋外、山地で行うので、それに適した服装をし、履き物は靴とする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・独自に作成した教科書「測量学実習指導書」を用いて、分かりやすい実習を心がけている。
・実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目について予習すること。また、復習の一部として、測定データの整理、レポートの作成を行うこと。
・機器の操作方法に関して、教員のほかティーチングアシスタントも動員して、ひとりひとりの学生に対してきめ細かな指導を行う。
・実習は班ごとに実施し、コミュニケーション力ならびにチームワーク力の向上もはかる。
・レポートは、作成項目を具体的に示して各測量の目的・手法・結果の解釈・関連する問題への対処等を理解できるように工夫させるとともに、班で取り組んだ成果を記述させる。
<テキスト>
  1. 測量学実習指導書
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1.測量学実習の概要説明
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容測量学実習の進め方,指導書と実習内容の確認,注意事項等
2タイトル2.測量機器の説明
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容機器の概要を理解し、トータルステーションの基礎的な使用方法を理解することを目標とする
3タイトル3.角測量(1)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トータルステーションの据え付けの習得を目標とする
4タイトル4.角測量(2)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容水平角(単測法、倍角法)の測量の習得を目標とする
5タイトル5.角測量(3)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容鉛直角・方位角の測量の習得を目標とする
6タイトル6.距離測量(1)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容歩測・巻き尺による距離測量の習得を目標とする
7タイトル7.距離測量(2)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容スタジア測量の習得を目標とする
8タイトル8.距離測量(3)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容光波測距(トータルステーション)による距離測量を習得し、各距離測量の利点の理解を目標とする
9タイトル9.直接水準測量(1)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容ティルティングレベルの据え付けの習得を目標とする
10タイトル10.直接水準測量(2)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容ティルティングレベルによる昇降式直接水準測量の習得を目標とする
11タイトル11.直接水準測量(3)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容直接水準測量の誤差の配分方法の習得を目標とする
12タイトル12.コンピュータによるデータ処理(1)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トータルステーションを用いた三次元測量結果から座標を算出するプログラムの作成に関する基礎知識の習得を目標とする
13タイトル13.コンピュータによるデータ処理(2)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トータルステーションを用いた三次元測量結果から座標計算が行えることを目標とする
14タイトル14.コンピュータによるデータ処理(3)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容コンピュータを用いた地形図の作成に関する基礎知識の習得を目標とする
15タイトル15.コンピュータによるデータ処理(4)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容コンピュータを用いて地形図作成が行えることを目標とする
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(D) 問題解析・分析能力
 主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケートでは総じて好意的な意見が多かったため,全体の枠組みを大きく変更することなく,
以下の内容について対応する.
・指導書が分かりづらい。指導書を見るだけで素人でも一から十までできるようにまとめてほしい
 →指導書の内容の圧縮とフォーマットの再整理,電子化を実施.
・もう少し予習資料を増やして頂けると作業がスムーズになると思う。
・学生のためになるようにできるだけ自分たちで考えさせる。
 →第1回で,指導書に書かれていることを解説することを追加し,実習全体の内容の理解とともに指導書の活用の仕方を説明する.
<備考>
注意事項:本実習は2~4人で班を組み実習を行う。

本科目は、JABEEプログラムの学習・教育目標達成に対して以下のような位置づけである。
測量学→測量学実習第一,第二

履修に関する注意事項:
測量学実習第一は、測量学実習第二(木曜日IV時限)と同時に履修申告しなければならない。授業は木曜日のIII時限~IV時限の連続で行う。
授業時間に関する注意事項:
注意1)雨天の場合は講義を順延とする。また、所定の精度を満たさなかった場合は再度測量をやり直す。そのため夏休みに入って約1週間は授業を行う可能性があるので、終日予定を入れないでおくこと。
注意2)予習の準備不足等で授業時間内(IV時限まで)に作業が終わらない場合は、作業が終わるまで実習を行う。