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授業科目名 土木環境科学実験
時間割番号 TCE226
担当教員名 八重樫 咲子/吉田 純司/宮本 崇/相馬 一義/中村 高志/大槻 順朗/佐藤 史弥/松浦 拓哉
開講学期・曜日・時限 後期・月・III-IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本科目では、土木環境工学分野における様々な実験や演習に取り組むことにより、講義で培ってきた基礎的な知識の定着を図るとともに、グループワークを通して協調性やリーダーシップを養うことを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(D)問題解析・分析能力主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
11. 各課題で取り扱う土木環境工学に関わる代表的な現象を理解する。CE-A
22. 基礎的な実験操作や計測技術、調査方法をグループで協力しながら習得する。CE-A
33. 実験内容を理解し、得られた結果を考察できるようになる。CE-A
44. 課題ごとに、内容をレポートにまとめられるようになる。CE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%受講態度より理解力、観察力、実践力について評価する。
220%受講態度より理解力、観察力、実践力について評価する。
330%小テスト/レポートで問題解析・分析能力、表現力について評価する。
430%小テスト/レポートで問題解析・分析能力、表現力について評価する。
合計100% 
<授業の方法>
全体説明の後、履修者は少人数のグループに分かれ、全ての実験をローテーションして履修する。
授業の実施方法は面接授業を基本とする。マスクの着用、対人距離の確保、換気、手指および実験機器の消毒を行う。新型コロナ感染症の感染拡大状況に応じて、テレビ会議システムを利用して同時双方向のライブ講義を配信する場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
基礎教育科目(数学、統計学、物理、化学など)および演習科目(水理学及び演習第一、構造力学及び演習第一、衛生工学及び演習、基礎物理学I及び演習)の講義内容をよく復習しておくこと。
実験に先立ち、あらかじめ配布するテキストを熟読すること。実験では危険を伴う場合もあるため、担当教員の指示に従い、実験に適した服装と適切な受講態度を心がけること。
<テキスト>
  1. テキストは実験課題毎に用意されており、実験開始時(もしくはそれ以前)に配布します。
<参考書>
  1. 実験課題毎に随時指定する。
<授業計画の概要>
1タイトル全体説明
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:次回以降の実験に備えて、各実験の資料を熟読する。
授業内容この授業全体の到達目標、授業の進め方、課題・小テストの提出の仕方、成績評価の仕方に関するガイダンスを行う。各実験の概要を説明する。
2タイトル構造実験1:実験
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:実験データの解析と整理を行う。
授業内容はり理論における荷重とたわみの関係性を理解する。
3タイトル構造実験1:レポート作成
事前学習
事後学習
事前学習:実験結果を整理し、レポートの課題の内容を確認する。
事後学習:関連する参考文献を読み、実験内容の理解を深める。
授業内容構造実験に関するレポートを作成する。
4タイトル水理実験:実験
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料と教科書の関連項目を熟読する。
事後学習:実験で得られたデータを整理する。
授業内容水理学に関する実験を行い、データを取得する。
5タイトル水理実験:データ解析
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料と教科書の関連項目を熟読する。
事後学習:実験データの解析と整理を行う。
授業内容実験で取得したデータについて、Excel等を用いて図示して検討する方法を習得する。
6タイトル水理実験:レポート作成
事前学習
事後学習
事前学習:実験結果を整理し、レポートの課題の内容を確認する。
事後学習:関連する参考文献を読み、実験内容の理解を深める。
授業内容データ解析に基づき、水理実験に関するレポートを作成する。
7タイトル衛生実験:実験
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:実験で得られたデータを整理する。
授業内容身近な環境水の水質の分析を行う。
8タイトル衛生実験:データ解析
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:実験データの解析と整理を行う。
授業内容前回の実験で得られたデータの解析を行う。
9タイトル衛生実験:レポート作成
事前学習
事後学習
事前学習:実験結果を整理し、レポートの課題の内容を確認する。
事後学習:関連する参考文献を読み、実験内容の理解を深める。
授業内容衛生実験に関するレポートを作成する。
10タイトル構造実験2:実験
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:製作で工夫した点などをメモしておく。
授業内容発表スチロールを用いて梁模型を製作する。
11タイトル構造実験2:評価
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:強度が高かった梁模型の長所・工夫した点などをメモしておく。
授業内容製作した梁模型の強度テストを行う。
12タイトル環境評価:実験
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:実験で得られたデータを整理する。
授業内容地域住民の防災意識調査を例として、アンケート調査を設計・実施する。
13タイトル環境評価:データ解析
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布する講義資料を熟読する。
事後学習:実験データの解析と整理を行う。
授業内容アンケート調査から得られたデータを解析する。
14タイトル環境評価:レポート作成
事前学習
事後学習
事前学習:実験結果を整理し、レポートの課題の内容を確認する。
事後学習:関連する参考文献を読み、実験内容の理解を深める。
授業内容環境評価に関するレポートを作成する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:これまでの実験内容を確認する。
事後学習:評価を受けて課題を振り返り、理解を深める。
授業内容・これまでの実験の全てを振り返る。
・レポート/小テストの講評を行う。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(D) 問題解析・分析能力
 主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
本科目は、JABEEプログラムの学習・教育目標達成に対して以下のような位置づけです。
水理学及び演習第一,構造力学及び演習第一→「土木環境科学実験」→環境工学実験,建設工学実験1,建設工学実験2
また、実験ごとに課されるすべてのレポートを提出する必要があります。未提出のレポートが1つでもあった場合、単位の取得は不可となります。レポートの提出遅れは大幅な減点となります。また、レポート写しがあった場合には不正行為となり処分の対象となります。