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授業科目名 化学反応論
時間割番号 TAM203
担当教員名 長尾 雅則
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
化学反応速度論は物理化学の重要な基礎の1つであるとともに、工学的あるいは実用的見地からも重要である。まず、化学反応に関連して、気体と液体における分子の運動および拡散について説明する。次に、反応速度の定義やその意味を明確にして、単純な反応や複雑な反応における反応機構と反応速度についていくつかの例を挙げて解説する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>先端材料理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AM-A専門1.基礎的知識化学
AM-B2.専門的知識・技術量子デバイス
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AM
11. 気体と液体における分子の運動や拡散に関する現象を説明し、係数などを求めることができる。AM-A
22. 反応速度式と速度定数に関する式を誘導し、その式を応用して計算することができる。AM-A
33. 反応速度式(速度定数および反応次数)の決定法を説明できる。AM-A
44. 反応速度の温度依存性を説明し、係数を求めることができる。AM-B
55. 素反応および複雑な化学反応における反応機構と反応速度との関係を誘導し、説明することができる。AM-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%気体や液体の分子運動や拡散についての現象を理解している.
220%反応速度式と速度定数に関する式を作り, それを計算することができる.
320%反応速度式(速度定数および反応次数)の決定方法について理解している.
420%反応速度の温度依存性について理解している.
520%化学反応の反応機構と反応速度についての関係を理解している.
合計100% 
<授業の方法>
「面接授業」(対面の授業)で行います.
毎回講義(場合によっては, 資料を配布し学習)後に小テストを行い理解を深めていく.
中間と期末に試験を行い, 毎回の小テストの結果とともに評価を行う.
「入門物理」、「入門化学」、「微分積分学」を修得していることが望ましい。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. P. W. Atkins, J. de Paula 著,中野元裕,上田貴洋,奥村光隆,北河康隆 訳, アトキンス物理化学(下)第10版, 東京化学同人, ISBN:9784807909094
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル概要
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:特になし
授業内容本講義の内容を俯瞰的に説明する.
2タイトル気体分子の運動
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
3タイトル気体分子の衝突
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
4タイトル気体の輸送物性
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
5タイトル液体中の分子運動
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
6タイトルイオンや粒子の拡散
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
7タイトル第1回から第6回までの総括・評価
事前学習
事後学習
事前学習:第1回から第6回までの内容について事前に復習しておく.
事後学習:第1回から第6回まで内容の復習(中間試験)
授業内容第1回から第6回までの内容についてまとめを行うとともに中間試験を行う.
8タイトル反応速度の実験法
事前学習
事後学習
事前学習:第7回で行った第1回から第6回までの内容のまとめを元に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
9タイトル反応速度の定義と反応速度式
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
10タイトル積分形速度式と半減期
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
11タイトル平衡に向かう反応と反応速度の温度依存性
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
12タイトル素反応と逐次素反応(反応機構に基づく速度式の解釈)
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
13タイトル律速段階と前駆平衡
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
14タイトル連鎖反応の反応速度
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容について事前に復習しておく.
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容上記タイトルの内容
15タイトル第8回から第14回までの総括・評価
事前学習
事後学習
事前学習:第8回から第14回までの内容について事前に復習しておく.
事後学習:第8回から第14回まで内容の復習(期末試験)
授業内容第8回から第14回までの内容についてまとめを行うとともに期末試験を行う.
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業において磁性体の積層薄膜の作製経験があり, 積層薄膜間の拡散に関する知見が本講義において活用される.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
この授業でわからないことがあったときの対応において, "そのままにした"という回答が1名あったことから, 授業においてわからないことがなかったかを各回において前年度以上に確認するようにする.
<備考>
(未登録)