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授業科目名 機械加工及び実習
時間割番号 TAC205
担当教員名 大原 伸介/教育主任
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV-1-V-1 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 機械加工技術に関する学習は、工学系「ものづくり」実践の必須要件の1つであり、実験装置の試作などにとって大変有益である。本授業では、種々の加工法に関する講義と実習による「ものづくり」の体験学習をする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>応用化学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
AC-A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
AC-B様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AC
1簡単な機械図面の読み描きができ、各種工作法の原理などをある程度理解したうえで、各種工作機械の基本操作ができること。AC-A
2実習内容を他者に正確に説明でき、さらにはそれらをまとめた報告書を作成する能力を身に付けること。AC-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%個別課題評価
250%報告書
合計100% 
<授業の方法>
 実習では各自が工作機械を実際に操作するため、不注意な行動は大きな怪我につながる可能性があるので厳に慎むこと。受講時の着衣については、動きやすく、よごれてもよいもの、なおかつ機械の回転部などに巻き込まれる恐れのないものを準備しておくこと。長髪の者は、帽子をかぶるか髪を束ねること。やけどや切り屑による怪我防止のため、夏場であっても胸元の開いていない長袖上着と長ズボンを着用すること。また、落下物などによる怪我を避けるため、必ず靴を着用すること。サンダルや下駄などを履いたままの受講は絶対に認めないので注意すること。
 その他必要な事項についてはガイダンスで説明するので、必ず出席すること。ガイダンス開催日時等はCNSに掲示するので留意しておくこと。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 機械工作法, コロナ社, ISBN:9784339044812
  2. 機械と工具, 工業調査会,
    (ISSN 0387-1053)

  3. ツールエンジニア, 大河出版,
    (ISSN 0389-4967)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
機械加工についての基礎知識を調べておく
次回の課題についてしらべる
授業内容機械加工の基礎知識と安全に行うための説明
2タイトル機械図面の読み方・描き方
事前学習
事後学習
機械製図についての基礎知識を調べておく
次回の課題についてしらべる
授業内容機械製図の基礎知識とその読み方と書き方の説明
3タイトルものづくり講義(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容様々な加工方法について説明する。
4タイトルものづくり講義(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容機械設計の考え方や手順について説明する。
5タイトル旋盤実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容旋盤:段付き丸棒の加工、テーパー加工、ねじ切り加工などを習得し、与えられた課題の作品を製作する。
6タイトル旋盤実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容旋盤:段付き丸棒の加工、テーパー加工、ねじ切り加工などを習得し、与えられた課題の作品を製作する。
7タイトルフライス盤実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容フライス盤:立フライス盤を使って往復台や継ぎ目無し鎖などを製作する。
8タイトルフライス盤実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容フライス盤:立フライス盤を使って往復台や継ぎ目無し鎖などを製作する。
9タイトル穴加工実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容切断・穴あけ加工:切断機、ボール盤、タップ等の加工を利用した品物を製作する。
10タイトル穴加工実習((2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容切断・穴あけ加工:切断機、ボール盤、タップ等の加工を利用した品物を製作する。
11タイトル板金・溶接実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容溶接:ガス溶接、アーク溶接で試験片を溶接する。
12タイトル板金・溶接実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容溶接:ガス溶接、アーク溶接で試験片を溶接する。
13タイトルNC工作機械実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容CAD/CAM&マシニングセンタ:3次元の曲面を有する試験片などを製作する。
14タイトルNC工作機械実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容CAD/CAM&マシニングセンタ:3次元の曲面を有する試験片などを製作する。
15タイトル総括とまとめ
事前学習
事後学習
報告書を仕上げておく
報告書の修正をする
授業内容報告書の書き方について説明をする
各課題についての振り返りを行う
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
ものづくり講義において、実習に参考になる文献や資料を紹介する。
<備考>
※各実習およびものづくり講義はグループ毎に分かれて受講するため、受講順序はグループによって異なる。

 本科目では、講義および各実習課題のすべての出席と報告書提出が義務づけられている。やむを得ない理由で欠席した場合は、補講を必ず受けること。