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授業科目名
担当教員
国際環境技術特論
西田  継/石平  博/安藤 勝洋/外部講師
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PTM701 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
[Advanced International Partnership for Environment]
Environmental issues in river basin (historical accidents, countermeasures and technologies) are introduced. Experiences of international cooperation are also given by experts and researchers to think how they should be. This lecture thereby aims to transport knowledge on environmental science to younger generations and develop their ability for practical solution. Japanese and oversea students study together through group work on some topics. English is potentially used.
統合力を養成し、国際化を啓発する導入科目である。日本と海外における環境問題とその解決に関する経験を次世代の専門家と共有し、高度なレベルで技術を継承する。前半では、環境研究を通した国際交流の事例、歴史的に重要な環境問題と対策の事例を紹介し、これらに対する意見を交わす。後半では、流域環境管理の分野で社会実践に通じる学内外の専門家とグループワークを行い、具体的な課題を設定して、解決に至る技術と国際協働事業のあり方について考える。さらに、各国の環境事情に対して、レポートと討議により理解深める。多国籍の受講者を対象とするため、英語の使用を前提とする。
[到達目標]
- Acquire wide knowledge on environment issues in river basin
- Understand the importance of trans-boundary communication beyond academic fields or administrations
- Develop leadership, cooperativeness, internationality
・意思疎通と課題抽出の基礎技術を身につけ、協調性、国際性、リーダーシップを養う
・自国および他国における環境問題の歴史と現状、その社会的背景を理解することで、流域環境問題についての広範な見識を持つ
・専門分野や国・自治体などの枠組みを超えた調整の重要性を理解した上で、国際協働事業の方法論と将来像に対して自分の意見を述べることができる
[必要知識・準備]
Basic knowledge on hydrology, water resources and environmental sciences is desirable.
水文学、水資源学、流域環境学に関する基本的な知識を修得していることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %グループワークに積極的に参加したか 
2発表/表現等 50  %分かりやすい発表ができたか 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1 Introduction of this lecture
2 Findings through overseas experiences
3 "Kogai" (Public pollution) in Japan
4 Environmental policy after the Kogai
5 International cooperation: outline of ODA
6 International cooperation: role of ODA
7 International cooperation: methodology of ODA
8 International cooperation: group work on SDGs
9 International cooperation: group work on counter measures for climate change
10 International cooperation: group work on capacity development
11 International cooperation: outline of NGO
12 International cooperation: methodology of NGO
13 International cooperation: group work on NGO
14 Water environment-related issues in your own country: reporting
15 Water environment-related issues in your own country: discussion
第1回 導入
第2回 国際交流を通じた気づきの事例
第3回 日本の公害
第4回 公害後の環境行政
第5回 国際協働事業の実例:ODAの概念
第6回 国際協働事業の実例:ODAの役割
第7回 国際協働事業の実例:ODAの方法論
第8回 国際協働事業の実例:SDGsに関する演習
第9回 国際協働事業の実例:気候変動対策に関する演習
第10回 国際協働事業の実例:能力強化に関する演習
第11回 国際協働事業の実例:NGOのの概念と役割
第12回 国際協働事業の実例:NGOの方法論
第13回 国際協働事業の実例:NGOに関する演習
第14回 各国の流域環境問題:発表
第15回 各国の流域環境問題:討議

[実施形態]
Zoom, Teams 等を用いたライブ型授業とMoodle上での動画配信、資料配布、課題提示などによる非同期授業(オンデマンド型)を組み合わせて行う。
必要に応じて、対策(マスク着用、学生間距離1m 以上の確保、定期的な換気、授業前後の手洗い・手指消毒の徹底)を講じたうえで、面接授業を実施する場合もある。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
グループディスカッションの方法等を改善する