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授業科目名
担当教員
臨床腫瘍学特論
桐戸 敬太/犬飼 岳史/端  晶彦/河口 賀彦
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PMN708 1 (未登録) 1 後期 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
悪性腫瘍は日本人の最も多い死因であり、かつ生涯において50%の人が罹患する疾患でもある。これより、腫瘍を理解することは医学研究において必須の事項である。本講義においては、腫瘍学について臨床医学の立場から、分子標的療法・免疫療法などの新しい治療の基礎理論及び治療の実際、さらには腫瘍の治癒のみならず生活の質を確保するための低侵襲性治療やがんリハビリテーション、希少がんへの対応などの観点からも理解を深めることを目標とする。
[到達目標]
悪性腫瘍の分子標的療法について理解する。
がん医療におけるゲノム情報の意義について理解する。
がん免疫療法の基礎理論及び代表的な臨床試験の結果を理解し、現時点でのエビデンスレベルを確認する。
がん患者のQOLを改善する新たなアプローチとして、低侵襲治療及びがんリハビリテーションについて理解する。
[必要知識・準備]
細胞生物学及び免疫学の基礎知識について理解をしておくこと。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %レポート:講義内容の理解度を評価する。 
2発表/表現等 20  %グループ討議:プレゼンテーションを通じて講義内容の総体的な理解を評価する。 
[教科書]
  1. 新臨床腫瘍学第4版 日本臨床腫瘍学会編
  2. ISBN:978-4-524-26187-1
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 がんの疫学(桐戸)
第2回 がんリハビリテーションとがん患者の就労支援(桐戸)
第3回 消化器癌に対する外科治療(川井田)
第4回 消化器癌に対する抗がん剤治療(川井田)
第5回 がんの分子病態と分子標的治療(犬飼)
第6回 希少がんへの対応(犬飼)
第7回 がんの細胞生物学とゲノム医療(端)
第8回 がんの低侵襲性治療(端)
[前年度授業に対する改善要望等への対応]