授業科目名				担当教員
分子神経化学特論				大塚　稔久
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
PIM703	2	(未登録)	1	前期	(未登録)	(未登録)
［概要と目標］
神経細胞間の信号伝達を担うシナプスの構造と機能を理解する。特に、プレシナプスからの神経伝達物質の放出について、シナプス小胞のドッキング、融合のメカニズムを個々の分子の役割とともに理解することを目指す。さらに、プレシナプス性の可塑性の発現機構を理解するとともに、その破綻による神経変性疾患ならびに精神神経疾患の発症メカニズムについて最新の知見を学ぶ。
[到達目標]
シナプスの構造と機能について、分子・細胞レベルで理解し、神経伝達物質の放出に関して説明できる。
［必要知識・準備］
神経科学に関する修士レベルの知識
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  50  % レポート：課題の理解度と達成度を評価する。  2 発表／表現等  50  % 発表：発表内容と質疑応答を評価する。
［教科書］
(未登録)
［参考書］
神経科学に関する最新の原著論文と総説
［講義項目］
第１回　シナプス概論 第２回　シナプスの構造と機能 第３回　プレシナプス概論 第４回　ポストシナプス概論 第５回　神経伝達物質の種類と放出メカニズム 第６回　神経伝達物質受容体 第７回　スパインの形成・維持機構 第８回　シナプス画分の精製　 第９回　シナプスイメージング１（光学顕微鏡）　 第10回　シナプスイメージング２（電子顕微鏡） 第11回　学習と記憶１（無脊椎動物） 第12回　学習と記憶２（脊椎動物） 第13回　シナプスと精神疾患 第14回　シナプスと神経変性疾患　 第15回　発表・まとめ
［前年度授業に対する改善要望等への対応］