| 授業科目名 | ユニバーサルデザイン学特論 | ||||||||||||||||||
| 時間割番号 | PDN713 B | ||||||||||||||||||
| 担当教員名 | 井坂 健一郎 | ||||||||||||||||||
| 開講学期・曜日・時限 | 後期・水・VI | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
| ＜対象学生＞ | |||||||||||||||||||
| 博士課程ヒューマンヘルスケア学専攻 1,2年次 | |||||||||||||||||||
| ＜授業の目的および概要＞ | |||||||||||||||||||
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「ユニバーサルデザイン」 “すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ”ということを発想の起点としている点で、ユニバーサルデザインはバリアフリーやエルゴノミクスの上位概念である。「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」。形態と色彩の基本的性質をもとに、全人類的福祉に貢献できるユニバーサルデザインを概観し、視覚伝達デザイン・生産デザイン・環境デザインの領域ごとに説明できる知識を身につける。 「感性と表現」 自然物・自然現象の観察は、その成り立ち仕組みを理解し、自然の摂理とその中にある遊びを探見することにある。また、自然物と人間の成り立ちから自然の運動に共鳴する構造を思い浮かべ、感性の出所もしくは心のありかを探り仕掛け仕組みの知の探究とは違った方向から人間の有り様を考察する。そして、その視点を通して見た名作を含め、障害者等の作品をも鑑賞しつつ、誰もが持つ表現の可能性を理解する態度を身につける。 「造形心理学」 心理学研究には、芸術作品の鑑賞や造形活動などに深く関わっているものがある。芸術作品には、作者の欲求や感情など、パーソナリティーの様々な様相が表れている。本セッションでは、造形のための知覚論にはじまり、色彩心理、立体と空間の認識、空間と人間の行動の関係、子どもの絵の発達過程、芸術作品にみる「こころ」、創造力と想像力などの視点で造形心理学的に考察していく。それにより、知覚心理学、発達心理学，環境心理学，臨床心理学などとの関連性も見出し、今後の医学およびヒューマンヘルスケア学において造形芸術が欠かせないものであるという認識を身につける。 |
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| ＜到達目標＞ | |||||||||||||||||||
| 学生が、講義・演習・ディスカッションを通じ、医療と芸術の結びつきをユニバーサルデザインの視点から論ずることができる。 | |||||||||||||||||||
| ＜授業の方法＞ | |||||||||||||||||||
| 講義及び演習 | |||||||||||||||||||
| ＜成績評価の方法＞ | |||||||||||||||||||
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| ＜受講に際して・学生へのメッセージ＞ | |||||||||||||||||||
| 医療と芸術の結びつきに興味・関心のある方の受講を望みます。 | |||||||||||||||||||
| ＜テキスト＞ | |||||||||||||||||||
| (未登録) | |||||||||||||||||||
| ＜参考書＞ | |||||||||||||||||||
| ＜授業計画の概要＞ | |||||||||||||||||||
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1.ガイダンス 2.ユニバーサルデザイン・バリアフリーデザインの歴史 3.ユニバーサルデザインの概念 4.ヒーリングデザイン＆アートの現状 5.インクルーシヴ・デザイン＆アート＆エデュケーションの未来 6.造形心理学とは 7.医療空間における色彩心理の理解 8.医療空間における立体と空間の認識 9.医療空間における空間と人間の行動の関係 10.感性と表現 11.自然物・自然現象の観察 12.自然物・自然現象の成り立ちの理解 13.自然物・自然の運動に共鳴する構造 14.誰もが持つ表現の可能性 15.総括評価・まとめ |
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| ＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞ | |||||||||||||||||||
| 前年度非開講科目につき該当しない | |||||||||||||||||||