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授業科目名 データサイエンス及び演習
時間割番号 LSS240
担当教員名 平井 寛
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
地域における自然あるいは社会現象は、複数のさまざまな要因がからまりあって生起する。本講義では基礎統計学、基礎統計学演習で修得した知識を土台として、複数の要因の影響を考慮できる多変量解析について習得する。また、マーケティングや地域診断の際に有用な地理情報システムを用いた作図,分析方法を学ぶ.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>環境科学科向け
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門地域資源調査の理論と実践の基礎地域資源・産業に関する諸要素と、実態把捉のための調査・統計手法の基礎知識を修得し、これを用いて地域の現状を把握できる。
SS-B共通汎用能力3・数量的リテラシーさまざまな情報を統計学的手法などにより、数理的に表現・分析できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1社会科学系,地域資源調査の理論と実践の基礎として,多変量解析や空間分析を正しく実行するための統計手法の基礎知識を習得する.SS-A
2時系列データ,空間データを用いて地域の現状を把握できる.SS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%正しく統計分析,地理情報システムでの作業を実行できる.
250%分析結果を適切に考察できる.
合計100% 
<授業の方法>
講義とともに、データを加工・処理する演習を行う。レポート60%,筆記テスト40%で評価します.レポートは期限を過ぎても受け取りますが,1日ごとに点数が半減されます.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
60点に届かなかった場合の救済措置はありません.
<テキスト>
  1. 特に指定しない。必要に応じてプリントを配布します。
<参考書>
  1. 特になし。
<授業計画の概要>
1タイトル第1回 イントロダクション
事前学習
事後学習
特になし
授業内容本講義の目標・成績評価方法を説明する.    
2タイトル第2回 地理情報システムの基礎(1)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容ベクタデータの加工・表示を行う.
3タイトル第3回 地理情報システムの基礎(2)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容住所データのアドレスマッチングを行う.
4タイトル第4回 地理情報システムの基礎(3)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容ラスタデータ(人口メッシュ)の加工.表示を行う.
5タイトル第5回 地理情報システムの基礎(4)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容人口メッシュと施設を重ね合わせて考察を行う.
6タイトル第6回 空間分析(1)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容施設ポイントデータと人口メッシュの空間結合を行う.
7タイトル第7回 空間分析(2)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容アクセシビリティの計算方法を解説する.アクセシビリティの計算を行う.
8タイトル第8回 空間分析(3)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容施設の再配置を行ってアクセシビリティの計算を行う.
9タイトル第9回 統計学のおさらい
事前学習
事後学習
基礎統計学の内容をおさらいしておく
授業内容多変量解析を行うにあたって必要な知識を解説する
10タイトル第10回 重回帰分析(2)
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容回帰式の探索を行う.
11タイトル第11回 重回帰分析(3)
事前学習
事後学習
前回実習した作業を反復練習する
授業内容変化させたい目的変数と説明変数,仮想的な政策を設定し,政策実施による変化の予測値を求める.効果と費用の側面から考察を行う.
12タイトル第12回 主成分分析(1) 
事前学習
事後学習
実習した作業を反復練習する
授業内容主成分分析の分析方法を解説する
13タイトル第13回 主成分分析(2)
事前学習
事後学習
前回実習した作業を反復練習する
授業内容公開統計データを用いて主成分分析による市町村の分類を行う.
14タイトル第14回 習得した知識の確認
事前学習
事後学習
第13回までに学習した内容をおさらいしておく.
授業内容第13回までに学習した内容をおさらいし,定着を確認する小テストを行う.
15タイトル第15回 総合課題(1) 総合課題演習
事前学習
事後学習
地理情報システム,統計分析ソフトの使用方法を確認する.
授業内容統計分析ソフトによる分析結果を地理情報システム上に表示させる実習を行う.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
学修の前提としてデータサイエンスについての概論を解説する
<備考>
(未登録)