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授業科目名 国際関係論I
時間割番号 LSS233
担当教員名 小松 志朗
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
今日、グローバル化が進むなかで世界はますます結びついており、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴も、国際関係を抜きにしては理解できない。そのような現状を踏まえ、この授業で学生は国際関係論の基礎、具体的には国際関係の歴史と理論の概要を学ぶ。また、ここで学ぶ内容は「国際関係論II」の受講に必要なものである。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門社会科学系の基礎社会のしくみを体系的かつ多面的に理解し、社会科学の基礎的な概念を用いて説明できる。
SS-B政治学の基礎と発展市民として政治を観察し、それに積極的に関わってゆくための思考力と判断力の基礎を修得し、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴を、基礎的な専門知識を用いて説明できる。
SS-C課題解決の意欲と態度地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1国際関係の歴史と理論について、基本的な事柄を正確に説明できること。SS-A
2地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴を、国際関係論の観点から論理的な文章で分かりやすく説明できること。SS-B
3地域社会で生じる諸課題とその解決方法について、国際関係論の観点から論理的な文章で分かりやすく説明できること。SS-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%授業内の課題と期末テストにより評価する。
250%授業内の課題と期末テストにより評価する。
320%授業内の課題と期末テストにより評価する。
合計100% 
<授業の方法>
【面接授業】
・授業は対面で行う。ただし、新型コロナウイルスの感染状況によってはオンラインに変更する可能性もあり、その場合は期末テストを期末レポートに切り替える。
・講義を中心に進めるが、学生同士のディスカッションも時々行う。
・毎回、授業の最後に課題を出す(その回の内容に関する簡単な論述問題)。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教科書は初回授業までに購入しておくこと。参考書は授業中に紹介する。
<テキスト>
  1. 村田晃嗣他, 国際政治学をつかむ 第3版, 有斐閣, ISBN:978-4641177314
<参考書>
  1. 授業中に随時紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
・授業前に、シラバスを読む。
・授業後に、配布資料を読み直して、自分が必要だと考える参考書を準備する。
授業内容授業の内容と進め方を概説する。
2タイトル21世紀の国際関係
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容アメリカ政府の公式レポートを手がかりに、21世紀の国際関係の重要な趨勢を把握する。
3タイトル主権国家体制の歴史
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容16~19世紀の主権国家体制の誕生と展開の歴史を学ぶ。
4タイトル第一次世界大戦と第二次世界大戦
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容2度の世界大戦の原因と結果を分析することで、国際秩序の安定の可能性と限界について理解を深める。
5タイトル冷戦の始まり
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容冷戦がなぜ、どのように始まったのかを考える。
6タイトル冷戦の展開と終焉
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容冷戦の展開と終焉のプロセスを整理し、その歴史的意味について考える。
7タイトル冷戦後の紛争と介入
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容冷戦後の世界でなぜ紛争と介入が続くのか。歴史的背景を意識しつつ、代表的な事例を取り上げて検討する。
8タイトル国際連合
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容諸国家が作り上げた国際組織の代表例である国際連合の歴史と役割を見ていく。
9タイトル理論(1) リアリズム
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容国際関係論の主流を占めてきた理論、リアリズムを学ぶ。
10タイトル理論(2) リベラリズム
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容リアリズムとは違う世界観を提示する理論、リベラリズムを学ぶ。
11タイトル理論(3) コンストラクティビズム
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容第三の理論として存在感を増す理論、コンストラクティビズムを学ぶ。
12タイトルアメリカと中国
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容アメリカと中国の関係について、歴史と理論を手がかりに考える。
13タイトル西洋と非西洋
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容21世紀の国際関係を、≪西洋と非西洋の対立・協調≫という大きな視点から捉える。
14タイトル地域と国際関係
事前学習
事後学習
・授業前に、教科書の関連箇所を読む。
・授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容地域(日本の地方自治体)と国際関係の結びつきについて、これまでの授業の内容を踏まえて具体例を手がかりに考える。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
・授業前に、これまでの学習内容を振り返り、テストに備える。
・授業後に、テストについての教員の解説をもとに、自分の回答を見直す。
授業内容前半1時間でこれまでの学習内容に関する総括評価のためのテストを実施し、後半30分でその解説を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)