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授業科目名 基礎統計学
時間割番号 LPC212
担当教員名 平井 寛
開講学期・曜日・時限 前期・木・III 単位数 2
<対象学生>
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
基礎統計学では、実験や調査により収集したデータを整理し、分析・評価するための統計学的手法を、確率論を理論的な背景として学習する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
生命環境学部>地域食物科学科向け
生命環境学部>環境科学科向け
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門地域資源調査の理論と実践の基礎地域資源・産業に関する諸要素と、実態把捉のための調査・統計手法の基礎知識を修得し、これを用いて地域の現状を把握できる。
SS-B共通汎用能力3・数量的リテラシーさまざまな情報を統計学的手法などにより、数理的に表現・分析できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1収集されたデータから何が言えるのか、また対象とする自然あるいは社会現象を理解するには、どのようなデータ収集が必要かを知るための統計学的な基礎力を身につけることが目標である。SS-A
2データから把握できる集団の特徴を定量的に表すこと、2つの変数の関連の有無や、2集団に違いがあるかを検討するための知識の習得を目指す。SS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%基礎的な知識が定着しているかを評価する
250%計算の方法が定着しているかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
講義を中心としてすすめる。講義中に問題演習を行って理解度を確認する機会を設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
ビジネスにおける選択、社会問題の解決のための政策の選択に関して、あなたが何か提案しようとするとき、実際に起きた結果のデータに基づいた根拠を示すことができる統計学は、提案に説得力を与える一つの有力なツールとなります.
点数不足による不可の場合の救済措置はありません.どうしても単位を取得したい場合は第6回講義までに相談してください.
<テキスト>
  1. 特に指定しない。必要に応じてプリントを配布します。
<参考書>
  1. 特になし。
<授業計画の概要>
1タイトル第1回:イントロダクション 一次元データその1
事前学習
事後学習
高校までに学んだ統計に関する内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容講義の全体的目標,全体像をつかむ.成績評価の方法,毎回の講義の進め方を知る.一次元データの特徴をみる方法を解説する
2タイトル第2回:データを読む(1) 一次元データその2
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容代表値・ばらつきの尺度・標準化の方法について解説する.
3タイトル第3回:データを読む(2) 二次元データ
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容変数の関連をみる各係数等について解説する.
4タイトル第4回:確率の定義・基本定理
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容確率の定義および基本定理について解説する.事象の和と積,補事象,加法定理を用いた確率の計算を行う.
5タイトル第5回:確率分布(1)正規分布
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容確率変数・分布の定義ならびに正規分布について解説する.標準正規分布表を用いた確率の計算を行う.
6タイトル第6回:確率分布(2)その他の分布
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容二項分布,ポアソン分布についてそれぞれの特徴を解説する.二項分布,ポアソン分布を用いた確率の計算を行う.
7タイトル第7回:標本の抽出
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容標本の抽出技法と基本的な用語を解説する.標本平均(期待値)の分布の平均(期待値)と分散が母平均・母分散でどのように表せるかを解説する.
8タイトル第8回:前半のまとめと評価
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容前半部分のまとめを行う.第1回から第7回の内容が定着しているか評価する.
9タイトル第9回 統計的推定(1)
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容統計的推定に関する基本的な用語を解説する.平均・比率の推定を行う.
10タイトル第10回 統計的推定(2)
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容2母集団の平均の差・比率の差の推定を行う.
11タイトル第11回 仮説検定(1)
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容仮説検定に関する基本的な用語を解説する.母平均,母比率についての検定を行う.
12タイトル第12回 仮説検定(2)
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容母平均の差,母比率の差ついての検定を行う.
13タイトル第13回 回帰分析
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容回帰分析について解説する。1組の二次元の数量データを用いて回帰直線を求める。
14タイトル第14回 多変量解析
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容多変量解析の特徴を解説する.重回帰分析の特徴と用いる際の注意点を解説する.
15タイトル第15回 後半のまとめと評価 
事前学習
事後学習
前回学んだ内容を復習しておく.問題演習でできなかった部分を復習する.
授業内容後半部分のまとめを行う.第9回から第14回の内容が定着しているか評価する.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
問題演習を増やして学習内容の定着を図る.
<備考>
(未登録)