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授業科目名 地域食物科学実験II
時間割番号 LFS339
担当教員名 望月 和樹/鈴木 俊二/舟根 和美/柳田 藤寿/乙黒 美彩/岸本 宗和/久本 雅嗣/三木 健夫/榎 真一/斉藤 史恵/石山 詩織/青木 是直
開講学期・曜日・時限 前期・月/火/水・III-IV/III-IV/III-IV 単位数 3
<対象学生>
地域食物科学科3年次生
<授業の目的>
・食事要因に対する身体の応答の仕組みを実証的に理解するために、動物(ラット)をモデルにして、糖質/脂質比率の異なる飼料を用いた飼育実験を行い、血液、肝臓、脂肪組織、小腸における代謝指標、酵素活性や遺伝子発現の変動を観察することにより、食事要因に対する身体の応答の仕組みについて理解を深める。また、ライフステージにおける栄養及び食事の理解を深める。

・農作物の生産を行う上で必要な基礎技術や実験法を理解し、機器の取扱などが習熟される。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域食物科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
FS-A専門地域産品をはじめとした栽培植物などの栽培・利用技術の基本が理解できる。
FS-B食料生産と人類の健康維持との関係性の基本が理解できる。
FS-C共通汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
FS
1・栄養学の観点から食品を考えることができる。FS-A
2・「食料生産と人類の健康維持との関係性」について総合的に考えることができる。FS-B
3・臓器の機能を理解できる。FS-C
4・ライフステージ別の食事内容を理解できる。FS-A
5・農作物の生産を行う上で必要となる基礎技術(土壌管理法、栽培管理法など)や基礎実験法(青果物の品質評価法、土壌分析法など)を学習する。各自が機器・器具の取り扱いに習熟できるよう実験をおこなう。FS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%実習の実施状況
210%小テスト
310%小テスト
440%発表会・レポート
530%レポート
合計100% 
<授業の方法>
実験
<受講に際して・学生へのメッセージ>
未記入
<テキスト>
  1. 香川 芳子 (著), 香川芳子 (監修),, 食品成分表, 女子栄養大学出版部
<参考書>
  1. 栢下淳, 上西一弘編, 応用栄養学, 羊土社, ISBN:9784758108775,
    (2014年出版 栄養科学イラストレイテッド)
<授業計画の概要>
1タイトル解剖生理学講義1(組織・消化器系、免疫・循環器系・呼吸器系)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容組織・消化器、免疫・循環器系・呼吸器系の機能の理解
2タイトル解剖生理学講義3(腎・尿路系・内分泌系・筋肉運動系)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容腎・尿路系・内分泌系・筋肉運動系の機能の理解
3タイトル動物倫理・実験試料の調整と動物実験手技・動物の飼育
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容動物倫理・実験試料の調整と動物実験手技を学んだ後に、脂質と糖質の異なる2種類の実験食を調整し、それを用いて、マウスを3週間飼育し、食事摂取量と体重増加量を観察する。実験食で飼育したのちに解剖し、血液、肝臓、脂肪組織、小腸を採取する。さらに、それらの組織重量を測定する。
4タイトル動物実験のまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容各実験班のデータを持ち寄り、飼料の異なる両群のラットについて、それぞれの平均値、標準誤差を計算し、有意差検定を行なう。今回観察した栄養指標について、両群に差が見られるか討議する。
5タイトル動物実験の発表会
事前学習
事後学習
自身が解析した結果について発表でき、議論ができる。
授業内容事前学習:自身の資料を作成する。
事後学習:実施した内容を復習する。
6タイトル応用栄養学実践実習(妊娠期・発育期の食事)
事前学習
事後学習
妊娠期・発育期の食事の理解。
授業内容事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
7タイトル応用栄養学実践実習(成人期の食事)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容成人期の食事の理解
8タイトル応用栄養学実践実習(高齢期の食事)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容高齢期の食事の理解
9タイトル果樹の枝の生長調査(矢野担当)
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容モモを枝の位置や長さ、角度等の調査を通じて、果樹の枝梢生長の特性を学ぶ。
10タイトル果樹の樹形と枝の生長
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容モモの枝の調査を通じて、果樹の整枝剪定方法と枝の生長との関係を学ぶ。
11タイトル枝の生長と果実の発育
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容モモの果実の着生位置や大きさ、糖度等の調査、および第2回までの調査から、枝の生長と果実の発育との関係について学ぶ。
12タイトル果樹の樹形、枝や果実の生長の相互関係の解析
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容第3回までの調査のデータを用い、果樹の樹形、枝や果実の生長の相互関係について、統計的な手法を用いて解析する。
13タイトル土壌リン酸含量の測定1
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容土壌中のリン酸含量の測定方法を学ぶ。
14タイトル土壌リン酸含量の測定2
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容土壌中のリン酸含量の測定方法を学ぶ。
15タイトル土壌硝酸態窒素含量の測定
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:実施した内容を復習する。
授業内容土壌中の硝酸態窒素含量の簡易迅速測定方法を学ぶ。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
特になし
<備考>
(未登録)