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授業科目名 発酵工業学
時間割番号 LFS312
担当教員名 柳田 藤寿
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
・生命環境学部の3年次生以上が履修可能
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
 微生物は醸造、食品、医薬、農薬および化学製品などの生産を通じてバイオテクノロジーの中心的役割を果たしており、その多様な機能は人類が抱えるエネルギーや環境問題の解決にも役立てることができる。本講義では、特に発酵に係る有用微生物に関する基本的取扱法とその理論、分類および特性を学ぶことにより、微生物の利用開発に関する応用研究を理解するための基礎知識を習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
生命環境学部>地域食物科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
FS-A専門食品加工における微生物の機能・役割を理解できる。
FS-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
生命環境学部>環境科学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
FS
1発酵に関する微生物の基本的な性質を理解する。FS-A
2実際の食品開発における目標と課題解決の方法について説明できる。FS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%試験・課題で該当する項目を正しく理解し、説明できたか否かを評価評価します。
230%課題で該当する項目を正しく説明できたか否かを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
授業の実施の形態は基本的に感染対策をして面接授業「対面授業」で行います。必要に応じてプリントの配付やパワーポイントを用いる。
(場合によっては「オンライン型」による配信で行う場合があります)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高校の生物及び化学の知識が必要である。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回:発酵の基礎について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容発酵に利用される微生物について
2タイトル第2回:発酵食品とは
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容発酵食品の基本と発酵食品の種類について
3タイトル第3回:アルコール飲料について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容アルコール飲料の基礎と分類について
4タイトル第4回:日本酒について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容日本酒、わが国の伝統的醸造酒について
5タイトル第5回:ウイスキーについて
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容世界的な蒸留酒のウイスキーについて
6タイトル第6回:ビールについて 納豆、鰹節、酢、漬物について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容日本および世界で最も生産量の多い醸造酒のビールについて日本の伝統的な発酵食品せある納豆、鰹節、酢、漬物について
7タイトル第7回:ワインについて1
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容ワイン醸造の基礎知識と海洋酵母ワインについて
8タイトル第8回:ワインについて2
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容赤池幻酵母ワインと開府500年記念スパークリングワインについて
9タイトル第9回:醤油について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容味噌と並んで、古来よりわが国の大豆を利用した調味料醤油について
10タイトル第10回:味噌について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容日本独自の大豆発酵食品味噌について
11タイトル第11回:納豆について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容蒸した大豆を納豆菌により発酵させた納豆について
12タイトル第12回:酢について
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容アルコール飲料を酸化発酵させた酢について
13タイトル第13回:大豆で作った飲むヨーグルト(大豆をまるごと利用して開発した大豆発酵飲料)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容大豆をまるごと利用して開発した大豆発酵乳酸菌飲料について
14タイトル第14回:漬物(微生物や食塩と酸により防腐作用を利用した保存食品)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理する
授業内容微生物や食塩と酸により防腐作用を利用した保存食品、漬物について
15タイトル第15回:評価、総括・まとめ
事前学習
事後学習
これまでの講義で配布した資料や授業内容を理解しておく。
講義内容を振返り、整理する
授業内容これまでの講義内容や資料を学習し、その内容の理解度を確認する。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
実際にワインや食品の新製品開発経験のある担当者より、製品の開発過程における研究成果を紹介しながら授業を進める。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
出来る限り最新の情報を講義する。
<備考>
(未登録)