山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 土壌学
時間割番号 LEV229
担当教員名 西田  継
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
「地球環境科学」、「生態学」、「微生物生態学」などの講義を通して習得した自然環境への理解を基に、生態系の基盤となる土壌の持つ物理的・化学的機能についてより深く理解する。さらに土壌汚染や、土壌環境の計測・評価手法についても学ぶ。これらを通じ、土壌を環境科学の視点で検討できる能力を身につける。なお、この科目で得た知識は、「水循環学」、「土壌学実習」において更に発展させる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>環境科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
EV-A専門専門環境理解:大気、水、土壌、生物と人間との関わりを科学的に理解し、説明できる
EV-B応用環境管理:環境管理施策に関する知識を修得し、適切な環境保全計画について理解・説明することができる
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
EV
1・環境としての土壌の役割・特徴は何かについて説明できる。EV-A
2・土壌の化学的特性とその測定方法について説明できる。EV-A
3・土壌・地下水の汚染と土壌の特性との関係について説明できる。EV-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。到達目標に示した項目に対する基本的理解度と論理性を評価する。
230%一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。到達目標に示した項目に対する基本的理解度と論理性を評価する。
330%一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。到達目標に示した項目に対する基本的理解度と論理性を評価する。
合計100% 
<授業の方法>
講義形式
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・高校理科のさまざまな科目の基本知識が必要である。また、大学で習う地球科学、物理学、化学、生物学に関係する科目の知識も必要になる。
・質問等は授業時間外も適宜受け付ける。
・次回の授業に向けて予習課題が出されることもある。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回: 環境における土壌の役割-1
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌の生成と機能、土壌の骨格とそれを決める要因、土壌の水、空気、温度とその影響
2タイトル第2回:土壌の分類
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容日本の代表的な土壌タイプ、世界の代表的な土壌タイプ
3タイトル第3回:土壌中の地球化学的な反応-1
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌の結晶構造と電荷、土壌のイオン交換能と吸脱着現象
4タイトル第4回:土壌中の地球化学的な反応-3
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌の酸性化と作物生育
5タイトル第5回:作物養分の土壌中での動態
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌有機物について
6タイトル第6回:作物生育に必要な養分とその条件
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌微生物の基礎知識
7タイトル第7回:作物生産に活かす土壌診断技術
事前学習
事後学習
小テスト(課題)の実施
授業内容土壌診断の重要性
8タイトル第8回:評価と総括
事前学習
事後学習
授業全体の理解度をまとめさせる
授業内容授業全体の理解度を確認する
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
上記内容の授業を行い、各回の内容を説明できることを各回の到達目標とする。