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授業科目名 | 初等国語科の教材研究と授業構想 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KSU520 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 茅野 政徳/清水 文博/仲本 康一郎/小島 明子 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・月・IV | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
初等国語科の教材研究と授業構想の実践的な力を養うために、教科内容に関する専門的な知見から「これまでの初等国語科教育」のありかたを「読むこと」の授業を中心に問い直し、教科教育の理論との交差のなかで、学習指導要領を踏まえ、「これからの初等国語科教育」を拓いていく。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
【ストレートマスター】 ・教科内容と教科教育双方の知見に学び、学習指導要領を踏まえ、「これからの初等国語科教育」を拓くための教材研究と授業構想をたてることができる。 【現職教員学生】 ・教科内容と教科教育双方の知見に学び、自らの実践を振り返って分析・評価し、学習指導要領を踏まえ、「これからの初等国語科教育」を拓く改善案を示すことができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
面接授業 小学校で扱われる「読むこと」の教材を中心に取り上げ、教室における「これまでの読まれ方」について、教科内容の知見から相対化をはかり、教科教育の理論と結合させて「これからの読み方」を拓く教材研究を行い、授業プランを開発、実践する。更に、「読むこと」の教育と「書くこと」「話すこと・聞くこと」の教育の相関性を考察することや、日本語の成り立ちなど言語事項や言語文化についての授業を構想することによって、「言葉の教育」として初等国語科教育を位置づけていく。 なお、授業実施に当たっては、マスクの着用、座席の配置、換気、消毒などについて配慮するとともに、状況に応じてライブ授業に変更することを想定しておく。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:イントロダクション:これまでの初等国語科教育の振り返り「教材研究」とは何をすることかを考える(茅野・仲本) 第2回:文学教材の読まれ方の検討-宮沢賢治作品を中心に-(茅野) 第3回:文学的文章の教材研究-教科内容の見地から-(茅野) 第4回:文学的文章の授業構想(模擬授業を含む)(茅野) 第5回:説明文の読まれ方の検討-低・中学年教材をもとに-(茅野・仲本) 第6回:説明的文章の教材研究-教科内容の見地から-(茅野・仲本) 第7回:説明的文章の授業構想(模擬授業を含む)(茅野・仲本) 第8回:読みの指導と日本語指導/言語心理学、日本語教育の知見を取り入れて(仲本) 第9回: 小学校における古典教育の問題(小島・清水) 第10回:古典の教材研究(小島・清水) 第11回:古典教育の授業構想(模擬授業を含む)(小島・清水) 第12回:小学校における「言語事項・言語文化」の教育の在り方の検討(小島・清水) 第13回:「言語事項・言語文化」の教育(書写を含む)の教材研究―日本語の成り立ち(小島・清水) 第14回:これからの「言語事項・言語文化」の教育(書写を含む)の授業構想(模擬授業を含む)(小島・清水) 第15回:総括:構想・実践した授業と教材研究の比較と振り返り(茅野・仲本) |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
本年度は教員3名で担当した。それぞれの専門領域を生かし、初等国語科の学習に関する知見を提供することができた。来年度も院生個々の専門性や校種等を鑑み、柔軟に内容を構成したい。 |