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授業科目名 | 国語科の本質と目標・内容構成 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KSU500 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 茅野 政徳/伊崎 孝幸/齋藤 知也/清水 文博/仲本 康一郎/長谷川 千秋/町田 茂/尾形 大/小島 明子 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
国語教育史及び典型的な授業実践例を、学習指導要領を踏まえて、教科内容と教科教育の相互の視点から検討することにより、受講者の国語教育観を相対化し、再構築する。そのことにより授業実践を、理論的,分析的に位置づけることのできる反省的実践家への道を展望する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
【ストレートマスター】 ・学習指導要領や国語教育をめぐる論争、授業実践史を教科内容と教科教育双方の観点から検討することにより、自らの国語教育観を構築し、先行する授業実践を理論的、分析的に位置づけ、教材研究と授業構想をたてることができる。 【現職教員学生】 ・学習指導要領や国語教育をめぐる論争、授業実践史を教科内容と教科教育双方の観点から検討することにより、自らの国語教育観を構築し、自他の授業実践を理論的,分析的に位置づけ,教材研究と授業構想の在り方を改善していくことができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
面接授業 戦後の学習指導要領や国語教育をめぐる論争、典型的な授業実践について、教科内容・教科教育双方の観点から問題提起を行い、集団的に検討する。そのなかで、国語教育の理論と実践の往還を図り、反省的実践家への道を展望する。 なお、授業の際はマスクの着用、座席の適切な距離、換気、消毒などに配慮し、状況に応じてライブ型に変更することも想定しておく。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:イントロダクション:これまでの国語科教育の経験について振り返り、問題提起を行う(茅野) 第2回:教科内容学から小学校学習指導要領の歴史を検討する(伊崎・茅野) 第3回:教科内容学から中学校、及び高等学校学習指導要領の歴史を検討する(長谷川・尾形) 第4回:学習指導要領の歴史について教科内容学から問題を提起し、教科教育学の観点から受けとめる(齋藤) 第5回:教科内容学から「読むこと」における「教材を教えるのか/教材で教えるのか」という議論の歴史を検討する(尾形) 第6回:教科内容学から「読むこと」について問題を提起し、教科教育学の観点から受けとめる(齋藤・尾形) 第7回:「生活作文/技能作文」という議論の歴史、及び「音声言語の教育」についての歴史を検討する(仲本・町田) 第8回:「言語事項・言語文化」(書写を含む)についての歴史を検討する(町田・清水) 第9回:「音声言語の教育」と「文字言語の教育」の関係性を考える(町田・清水) 第10回:国語科教育における「古文」の位置づけについて検討する(長谷川) 第11回:国語科教育における「漢文」の位置づけについて検討する(伊崎・清水) 第12回:国語科教育と他教科等の教育の関係を探る(伊崎・齋藤) 第13回:授業改善のケーススタディ(現代文)(茅野・仲本) 第14回:授業改善のケーススタディ(古典)(長谷川) 第15回:「国語科の本質と目標・内容」という観点から、これまでのテーマから見えてきたことがらを整理し、国語科教育観がいかに深化したかを発表する(茅野・仲本) |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
授業評価アンケートをふまえ、来年度はより予習復習の視点を明確にし、毎回の講義が充実したものとなるよう努める。また、inputとoutputのバランスを改善し、よりoutputに力点を置く。さらに、本講義が多くの教員が携わっているため、OPPシートの受け渡しや院生の学修状況の情報交換などを密に行い、院生の学びの深化を図る。 |