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授業科目名 | 学校組織経営論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KCO633 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 平井 貴美代/秋山 麻実 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・水・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
本授業では、学校組織および学校経営をよりよく理解するための専門的知識や方法を、演習や討議を通じて修得することを目指す。とりわけ近年の教育改革で焦点づけられてきた「働き方」改革、チーム学校や業務改善等の諸論点を、国際的な動向などの新しい知識と、学校づくり、自律的学校経営、学校改善などの旧来の議論の両方を視野に入れながら、文献や報告書等から得られる形式知を実践で培われてきた暗黙知と結び付けて具体的な経営実践に反映するビジョンを各自が持てるような授業としたい。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
・学校組織改革の動向や理論的蓄積について理解を深める。 ・自らの経験を授業によって得られた知見を通じて客観化するとともに、その適用について、勤務校の実態に即した改善提案として具体的かつ説得的に考察・提示することができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義・演習 文献講読とディスカッションを主体とした授業を行う。 受講者は、各回のテーマに添った文献をあらかじめ読み込み、自分なりの見解をもって授業に臨むとともに、特定のテーマに関するプレゼンテーションを2~3回程度準備することが求められる。 実施形態 面接授業を基本とし、感染拡大の局面など必要に応じてライブ型を混用する。面接授業の実施にあたっては、マスク着用、学生間の距離を離す、定期的な換気、授業前後の消毒など、感染防止対策を徹底する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
文献の読み方やまとめ方、ディスカッション演習などを通じて、大学院教育の基礎的なスキルを修得することも目指しています。 自分にあった効率的な学び方を見つけ出してください。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:イントロダクション―学校組織に関する論点(平井・小川) 第2回:【文献講読1】CSTI教育・人材育成WG「Society 5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」(平井・小川) 第3回:【文献講読2】中教審「第4期教育振興基本計画について」(平井・小川) 第4回:【文献講読3】中教審・働き方改革答申(平井・小川) 第5回:演習(1)教育改革は学校組織の何を問題としているか(平井・小川) 第6回:【文献講読4】学校経営の「日本的」特質(平井・小川) 第7回:【文献講読5】現代学校経営論の特徴(平井・小川) 第8回:【文献講読6】学校組織の一般性と特殊性(平井・小川) 第9回:演習(2)日本の学校組織の何を課題とすべきか(平井・小川) 第10回:【文献講読7】学校ガバナンス(平井・小川) 第11回:【文献講読8】学校の「有効性」研究より(平井・小川) 第12回:【文献講読9】教育のビジネス化とグローバル化(平井・小川) 第13回:演習(3)学校組織改革の方向性(平井・小川) 第14回:演習(4)プレゼンテーション「わが校の組織改革のための提案」(平井・小川) 第15回:まとめ 学校組織の内外環境と改革(改善)のあり方について(平井・小川) 定期試験は実施しない |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
・ディスカッションが活発に行われたために、3回の演習いずれも授業時間いっぱいディスカッションを行い、時間が余った時のために用意したSWOT演習はまったく行うことがなかった。ディスカッションを充実させることの方が教育効果は高いと見込まれるため、結果的には良かったと考えている。
・演習については、受講者次第のところがどうしてもあるので、来年度も時間を有効に使うための予備的教材はあわせて準備しておくこととしたい。 ・主担当者の異動に伴い、今年度は非常勤によるオンライン授業となるので、授業の質が落ちないように工夫していきたい |