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授業科目名 | 学校改善論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KCO632 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 平井 貴美代/高橋 英児 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・金・III-IV | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
学校の組織・経営の実態は多様であり、それを改善していくための方途にも一つの正解があるわけではないことから、組織成員には自組織の課題を明確化し、改善していく方途を自ら開発することが求められる。本授業では受講生各自がそのような力量を習得することを目指し、事例のプレゼンテーションと討議を中心とした演習を行う。現に所属する職場の客観的把握や組織問題の深い分析を行うには多くの困難が伴うため、事例の記述・プレゼンに先立ち、事例を組織的観点から理解する方法や事例の記述法に関する講義も用意する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
・教員個人や組織が力量を向上するうえでリフレクション(省察的実践)が果たす意義について、理解することができる ・ケースの記述方法を学び、実際に記述することで方法への理解を深めるとともに、日常的な実践の記録に生かすことができる ・教育現場の実態の多様性や、それぞれが抱える課題・問題が様々な要因から構成されることなどを理解し、自組織の問題・課題の原因分析や問題・課題の解決策を考察するための力量を向上させる |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義・演習 事例のプレゼンテーションと討議を中心とした演習を行う 事例を組織的観点から理解する方法や事例の記述法に関する講義も用意する 実施形態 面接授業を基本とし、感染拡大の局面など必要に応じてライブ型を混用する。面接授業の実施にあたっては、マスク着用、学生間の距離を離す、定期的な換気、授業前後の消毒など、感染防止対策を徹底する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
学校マネジメント実習の達成課題を、理論面や実証面で補強するためにも活用できるような授業にしていきたいです | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:イントロダクション―ケース分析・ケース記述の意義(平井・小川) 第2回:【講義・演習】学級崩壊の事例分析(1)(平井・小川) 第3回:【講義・演習】学級崩壊の事例分析(2)(平井・小川) 第4回:【演習】事例研究の計画案~課題意識の明確化(平井・小川) 第5回:【事例記述(1)】課題意識に関わる事例校の実状(1)~問題の抽出・調査方法の検討(平井・小川) 第6回:【事例記述(1)】課題意識に関わる事例校の実状(2)~問題の抽出・調査方法の検討(平井・小川) 第7回:【講義】実態把握の方法論(平井・小川) 第8回:【文献購読と講義】「もしドラ」から学ぶ組織マネジメントの発想(1)(平井・小川) 第9回:【事例記述(2)】問題の抽出(1)~ケース分析演習(平井・小川) 第10回:【事例記述(2)】問題の抽出(2)~ケース分析演習(平井・小川) 第11回:【文献購読と講義】「もしドラ」から学ぶ組織マネジメントの発想(2)(平井・小川) 第12回:【講義】ドラッカーのリーダーシップ理論(平井・小川) 第13回:【講義】改革の戦略とリーダーシップ(平井・小川) 第14回:【事例記述(3)】事例校の「学校改善プラン」の提案(平井・小川) 第15回:まとめと振り返り(平井・小川) 定期試験は実施しない |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
・細かいブラッシュアップを重ねてきたことで、授業は一定の質を確保できるようになったが、今年度は主担当者の異動に伴い、非常勤によるオンライン授業尾形態をとらざるを得なくなった。
・オンラインいよる授業でも質保証に努めていきたい。 |