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授業科目名 | 教職実践高度化演習 | ||||||||||||||
時間割番号 | KCO552 A | ||||||||||||||
担当教員名 | 佃 俊明 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・水・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
教員としての資質・能力を育成するために、とりわけ学校現場ではどのような職務内容が求められているのかを中心にして講義・演習を行う。また、今求められている教員像や学校像について明確にするとともに、教師としてのあるべき姿を追求する。教育の今日的課題との関わりも重視しながら授業を行う。 | |||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||
【ストレートマスター】 ・教員として身につけておきたい基礎・基本事項の定着の徹底をはかり、充実した実務が実践できるようになる。 ・指導力向上を目指し学んできた、学習指導や学級経営等についての理論や方法を、実践の場である学校で役立てられるようになる。 ・学校教育に関わる時事問題や、諸課題について学び、問題解決力を向上させる。 ・理想の学校像、目指す教員像を確立し、実現に向けての課題を具体化する。 ・教員として身につけておかなければならない教養を高める。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||
講義・演習 テーマについての意見発表および討議。 各回とも、教員が役割分担を決め、TTで授業を進める。担当教員の講義を聴いたあと、その回のテーマに沿って討論、あるいは演習によって互いの認識を深める。あらかじめ、提示された課題について、調べ学習や考えを、小レポートにまとめ、プレゼンテーションを行い、互いに講評する。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
この授業はストレートマスター用に開講されている。 | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||
1 オリエンテーション 本授業の目的、内容、方法についての説明。今求められている教員像や学校像について考え、今後の課題を整理する。 2 教員の実務と教育法規について (1) 講義により、学校教育の管理と運営等に関する制度や法規について整理する。実務上の事例より、学校教育の管理と運営等に関する制度や法規について理解を深める。 3 教員の実務と教育法規について (2) 講義により、児童・生徒や教職員に関する制度や法規について整理する。 実務上の事例より、児童・生徒や教職員に関する制度や法規について理解を深める。 4 教育課程と学習指導要領について (1) 講義により、教育課程の意義、教育課程の編成の基準等について理解を深める。学習指導要領の変遷や、各年版の特色、新旧の比較等について理解を深め、年間学習指導計画の作成等の手順の実際について整理する。 5 教育課程と学習指導要領について (2) 講義とレポートのプレゼンテーションにより、「特色ある教育活動」の実践を事例にして、学習指導要領の内容の理解と教育課程の編成の要素・要件や手順について理解を深める。 6 総合的な学習の時間・特別活動・道徳教育について 講義により、総合的な時間、特別活動、道徳の目標、指導計画の作成や内容の取扱等について理解を深める。学校の伝統として根付いている実践事例から、計画の編成手順から評価に至までについて考察し、要件などについて学ぶ。 7 実践に生かす、教授・学習理論や学習方法について 講義により、教授・学習理論や学習の形態・方法等について整理する。実際の学習指導案に基づき、理論や方法の効果的活用等について考察し討議する。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 8 実践に生かす、学習評価について 講義により、学習評価の理論と方法について整理する。実習校における授業観察や、授業実践の成果をベースに学習評価の理論の理解を深め、実際に体験する。 9 発達と児童・生徒理解について 学習指導、生徒指導等で最も大切な児童・生徒理解ができることを目指して、発達段階の特色や性格と適応等に関する諸検査について調べ学習をし 小レポートにまとめ、プレゼンテーションを行う。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 10 児童・生徒理解と生徒指導について 講義によりいじめ、不登校、非行等の実践事例から、適切な生徒指導をするための方教育相談や諸指導の方法や留意点について整理する。あらかじめ提示された実例などについて考察しておき、解決に向けての考察を小レ ポートにまとめ、プレゼンテーションを行う。また、カウンセリングや心理療法について基礎的な知識と方法を身につける。授業者は、それぞれの場立場で指導助言する。 11 学校教育に関わる時事問題の整理と取り組み 学校現場に生じている課題を整理し、解決に向けての考察を小レポートにまとめ、プレゼンテーションを行う。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 12 特別支援教育について 講義により、意義、障害のの種類、教育課程、指導方法について理解をふかめ。あらかじめ事例等に基づく対応について小レポートをまとめ、プレゼンテーションを行い、互いに講評する。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 13 教員としての資質向上を目指しての演習 あらかじめ、それぞれが、実際に学習指導案を作成し、模擬授業を行う。指導案作成、さらに授業観察や授業分析等を通しての授業改善への方途の基礎力を身につける。 14 教員としての資質向上を目指しての演習 仮想の学級の担任を前提とした学級経営案を作成し学級集団の理解、学級経営の手順や留意事項等について、小レポートをまとめ、プレゼンテーションを行い互いに講評する。授業者は、それぞれの立場で指導助言する。 15 教員としての資質向上を目指しての演習 |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||
受講院生のニーズに応じた指導を継続している。客員教授の先生方の親身なご指導が授業評価にも表れている。来年度もシラバスに即し、院生の学修進度やニーズに対応した柔軟な内容構成を心がけたい。 |