授業科目名	山梨の学校改革
時間割番号	KCO551
担当教員名	秋山　麻実／角田　大輔／樋川　裕幸
開講学期・曜日・時限	集中・(未登録)・(未登録)	単位数	2
＜対象学生＞
1・2年
＜授業の目的および概要＞
授業では，山梨県の学校の置かれた多様な現状と課題を整理しつつ，それらを超えて，新しい学校改革の方向性を探求することを目的とする。各回の授業では理論と実践の融合を意識し，授業者による新しい提案を受けて展開される活発な討論の積み重ねによって，創造性あふれる学校経営・教育実践を創発するシーズができるだけ多く蓄積されることを目指す。
＜到達目標＞
【ストレートマスター】 　将来のリーダーとして，山梨の学校を取り巻くさまざまな環境や実態を理解し，現状の評価および将来の改革展望を構想することができる。 【現職教員】 　中堅リーダーとして，山梨の学校を取り巻くさまざまな環境や実態を理解し，現状を客観的に評価することを通じて勤務校の課題を抽出し，具体的な改革の方向性を提案することができる。さらに，市町村や県への提案に結びつくような具体的なアイディアも発想できることが望ましい。
＜授業の方法＞
講義・演習 　各回ともに担当教員やゲスト講師の講義を聞いた後で、その回のテーマに沿って討論を行い、互いの認識を深める。第14～15回の総括的討論では、学習した内容を踏まえて学習者が考える「理想の学校像」（ストレートマスターは「山梨の理想の学校像」、現職教員学生は「理想の学校像とわが校の改革課題」）についてプレゼンし、学校改革の展望を討議・考察する。 実施形態 面接授業を基本とし、感染拡大の局面など必要に応じてライブ型を混用する。面接授業の実施にあたっては、マスク着用、学生間の距離を離す、定期的な換気、授業前後の消毒など、感染防止対策を徹底する。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  50  % 終講レポート（着眼・論理展開）  2 受講態度  50  % 事前課題の準備，授業での質問，発言などの参加意欲
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
担当教員やゲスト講師の講義を聞いた後で、総括的討論において各回のテーマに沿って討論を行い、互いの認識を深める。 第14、15回の総括的討論の時間には、学習した内容を踏まえて学習者が考える「理想の学校像」（ストレートマスターは「山梨の理想の学校像」、現職教員学生は「理想の学校像とわが校の改革課題」）についてプレゼンし、学校改革の展望を討議・考察する。
＜テキスト＞
特に指定しない
＜参考書＞
山梨県教育委員会, 新やまなしの教育振興プラン
＜授業計画の概要＞
各回ともに担当教員やゲスト講師の講義を聞いた後で、その回のテーマに沿って討論を行い、互いの認識を深める。第14～15回の総括的討論では、学習した内容を踏まえて学習者が考える「理想の学校像」（ストレートマスターは「山梨の理想の学校像」、現職教員学生は「理想の学校像とわが校の改革課題」）についてプレゼンし、学校改革の展望を討議・考察する。 　第１回：イントロダクション―山梨の教育の現状と未来 　第２回：山梨の生涯学習 　第３回：山梨の学力格差・教育格差 　第４回：山梨の高等学校改革 　第５回：総括的討論(1) 　第６回：山梨の学校間接続 　第７回：山梨の学校教職員の職務と教員養成・教員研修システム改革 　第８回：山梨の学校－地域連携 　第９回：総括的討論(2)　 　第１０回：山梨の学校空間の再定義 　第１１回：山梨の市町村および学校の自律的経営 　第１２回：全国と比較した山梨県の教育上の特徴と教育課程政策 　第１３回：総括的討論(3) 　第１４回：総括的討論(4) 　第１５回：総括的討論(5) ※定期試験は実施しない
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
・すばらしい講師陣を招聘しての貴重な機会であるので、なるべく多くの院生が受講するよう広報に努めたつもりだが、昨年度の半数にとどまった。夏休み中の集中講義ということで余暇や教採を優先する学生が多い一方で、開講スケジュールの変更は難しいので、せめてこの規模を維持できるように広報を継続していきたい。 ・いずれの講義も受講者の満足度は高かったが、一部の講義内容に重複が見られたことから、次年度に向けて既存の講義を一本化したり、新たなテーマ（と講師）を加えたりといった、部分的な見直しを考えている。