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授業科目名 | 発達障害児の心理 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KCO520 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 松下 浩之/永田 真吾 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・月・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
小・中学校等に在籍する発達障害や知的障害をはじめとする特別の教育的ニーズをもつ児童生徒等の心身の発達および心理的特性、学習の過程を十分に理解した上で、その指導の基本的な留意事項について具体的かつ多角的な観点から例示することができることを目的とする。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
≪ストレートマスター≫ 小・中学校等に在籍する発達障害や知的障害をはじめとする特別の教育的ニーズをもつ児童生徒等について、その障害特性や学習の過程を十分に理解し、理論的根拠に基づいた指導計画を具体的に構想することができる。 ≪現職教員≫ 小・中学校等に在籍する発達障害や知的障害をはじめとする特別の教育的ニーズをもつ児童生徒等について、その障害特性に配慮した指導の計画をこれまでの指導実践と理論的根拠に基づいて構想することができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
クラスを2つに分け、2教室で同時に実施する(第1回はオリエンテーションとして合同で実施する) いずれも、松下担当分は通常学級における「行動上の困難について」、永田担当分は「学習上の困難について」を取り扱う。 【Aグループ】主にストレートマスター対象・講義中心 第2回から第8回:松下担当 第9回から第15回:永田担当 【Bグループ】主に現職教員対象・演習中心 第2回から第8回:永田担当 第9回から第15回:松下担当 担当教員からは、発達障害のある子どもの心理特性等について情報を提供し、問題を提起する。受講者が教育実習や現職経験など、自身の実践経験についての省察や討論を通して、発達障害や知的障害に関するより高度で、教育実践に資するような専門的知識や技能の獲得を図る。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
以下、受講者のこれまでの学修内容や問題意識、授業に求めるニーズ等に応じて大幅に変更して実施する。 第 1回:発達の概念(1)基本的な発達理論の概観 第 2回:発達の概念(2)小・中学校等に在籍する児童生徒等の発達の障害の典型例 第 3回:学習の概念(1)基本的な学習理論の概観 第 4回:学習の概念(2)学習理論の応用 第 5回:学習の概念(3)小・中学校等を想定した事例研究や役割演技 第 6回:知的障害児の心理的特性 第 7回:知的障害児の指導法(1)その基本的な留意事項 第 8回:知的障害児の指導法(2)小・中学校等を想定した事例研究や役割演技 第 9回:発達障害児の心理的特性(1)自閉症スペクトラム障害を中心に 第10回:発達障害児の心理的特性(2)注意欠如多動症を中心に 第11回:発達障害児の心理的特性(3)学習障害を中心に 第12回:発達障害児の指導法(1)自閉症スペクトラム障害を中心に 第13回:発達障害児の指導法(2)注意欠如多動症を中心に 第14回:発達障害児の指導法(3)学習障害を中心に 第15回:発達障害児の指導法(4)小・中学校等を想定した事例研究や役割演技 |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
ストマスと現職教員の関わりを求める要望があったが、現在の授業体制は、それぞれが知識や経験、ニーズが違うために分けてほしいという要望に対応した結果であるため、慎重に検討したい。 |