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授業科目名
担当教員
機能性材料開発特論
武井 貴弘/田中 功/近藤 英一/熊田 伸弘
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTZ506 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
固体材料一般の合成法について相平衡に基づいて理解するとともに、固体材料の結晶化学および特性評価法について学ぶ。また、種々の合成法について、その生成メカニズム等について学ぶ。
[到達目標]
・結晶材料の欠陥およびその欠陥生成機構を導き、結晶の欠陥濃度と物性との関連性を理解できる。
・固体材料の種々の合成法の反応メカニズムを習得できる。
・状態図を説明でき、状態図をもとに各種材料に適切な合成方法を選択し組織制御することができる。
[必要知識・準備]
無機化学、固体化学、材料科学、物理化学、電子物性について基礎的なことを習得していることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %自発的勉学 
2受講態度 10  %学習態度および学習意欲 
3発表/表現等 20  %コミュニケーション能力 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. Anthony R. West, Solid state chemistry and its applications : pbk 2nd ed, student ed, John Wiley & Sons, ISBN:9781119942948,
    (2014年出版)
[講義項目]
*第1~4回は田中,第5回~18回は武井,第9~12回は近藤、第13~15回は熊田が担当する.実際の講義順番は入れ替わることがある.

第1回 酸化物の不定比性と格子欠陥
第2回 結晶欠陥の欠陥濃度と欠陥平衡の関係
第3回 結晶欠陥の欠陥濃度と電気伝導性の関係
第4回 結晶欠陥の応用、中間評価I

第9回 相律と平衡状態図
第10回 固液の平衡と界面
第11回 溶液と状態図の理論
第12回 核発生と結晶の外形・組織

第13回 粉末X線回折の原理と相同定
第14回 粉末X線回折パターンの指数付け
第15回 構造因子の計算

◆以下旧
第1回 結晶欠陥と機能・性質
第2回 酸化物の不定比性と格子欠陥
第3回 結晶欠陥の欠陥濃度と欠陥平衡
第4回 結晶欠陥の欠陥濃度と電気伝導性
第5回 結晶欠陥の応用、中間評価I
第6回 固相反応法による無機材料の合成
第7回 ゾル-ゲル法による合成
第8回 水熱反応による合成
第9回 気相反応による薄膜合成
第10回 ソフト化学的手法による合成、中間評価II
第11回 相律と平衡状態図
第12回 状態図と結晶組織
第13回 固液の平衡と界面
第14回 溶液と状態図の理論
第15回 核発生と結晶の外形、全体総括評価
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
 担当教員の構成を変更した