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授業科目名 | 技術契約と法特論 | ||||||||||
時間割番号 | GLR595 | ||||||||||
担当教員名 | 稲田 和也 | ||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・水・IV | 単位数 | 2 | ||||||||
<対象学生> | |||||||||||
地域環境マネジメントコース1年生 | |||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||
企業活動にはさまざまな法令が関連しており、企業人ならば、どのような職種であろうとも、自らのビジネスに関連する法令の知識が必要となる。 本特論では、必要となる法分野のうち、発明その他の技術を活用するビジネスにおいて、基本的スキルとなる各種技術契約の基本事項、技術契約の内容と関連する法律、および紛争事例における争点を実務の観点から取り上げ、企業人として身に付けるべき知識を講義し、教授する。 なお、本科目は「企業活動と法特論」の振替科目です。 |
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<到達目標> | |||||||||||
企業の研究職等として、事業の遂行や紛争の発生等により法的な解決が求められた場合に、有する法知識や典型事例と照らし合わせることにより、問題点の所在を推測し、簡単な調査を行う能力が身につくこと。 | |||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||
・講義方式で行います。対面授業を予定しています(履修生と相談)。 ・実務で参照される各種の書式や実際の事案を参照しながら、議論をし、法的な問題点について学習します。 ※少人数授業になると想定されますので、原則対面授業で実施します。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||
受講にあたって必要な知識・準備は特にありません。 企業活動をめぐる社会的な事象に対しては複数の見方があり、また、正解も複数あることに気づきながら講義を受講し、与えられる課題についてみなさん自身で検討してもらいたいと思います。その意味で、自然科学の学習・研究と異なる点も多いと思いますので、その点は予め了解しておいてください。 |
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<テキスト> | |||||||||||
<参考書> | |||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||
各回の講義内容は以下のとおりとする。だだし、受講生の理解の状況あるいは興味により一部変更する場合がある。 第1回 ガイダンス(講義の全体像・方法など) 第2回 契約の基礎1(契約の基礎) 第3回 契約の基礎2(技術契約の対象となる技術・権利1) 第4回 契約の基礎3(技術契約の対象となる技術・権利2) 第5回 技術契約1(秘密保持契約の概要) 第6回 技術契約2(共同研究開発契約の概要) 第7回 技術契約3(共同出願契約・特許を受ける権利譲渡契約の概要) 第8回 裁判事例研究1(公表と新規性) 第9回 裁判事例研究2(職務発明) 第10回 技術契約4(研究開発委託契約の概要) 第11回 技術契約5(ライセンス契約の概要) 第12回 裁判事例研究3(特許侵害) 第13回 技術契約のまとめ 第14回 補論:著作権1(著作物・著作者) 第15回 補論:著作権2(著作権の内容、著作権制限) |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||
少人数授業なので、講義中に折に触れて要望を聞いており、同年中に対応をしている。今年度も同様とする。 |