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授業科目名 細胞生産プロセス工学特論
(本年度非開講)
時間割番号 GLB506
担当教員名 黒澤  尋
開講学期・曜日・時限 後期・月・I 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
細胞培養・加工に関わる高度な技術・理論、先端素材、及び装置等について細胞生産プロセスの視点から講義する。特に、再生医療のための細胞供給源として期待されているヒトiPS細胞などの多能性幹細胞については、その増幅と分化誘導法及び細胞品質の評価方法について論ずるとともに、細胞を再生医療や薬物試験へ応用する目的で培養・加工するときの問題点(課題)を整理し、それらを解決する方策について考察し、新たな細胞培養・加工プロセスの開発へ向けた議論を行う。
<到達目標>
・幹細胞の特徴を説明できる。
・再生医療に用いられる細胞の要件を説明できる。
・薬物評価に用いられる細胞の要件を説明できる。
・多能性幹細胞の増幅法、分化誘導法、細胞評価法について説明できる。
<授業の方法>
1. 参考文献を輪読するとともに、その内容について議論する。
2. 与えられた課題を調査し、レポートを作成するとともに、発表を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %幹細胞及び再生医療についての調査レポートを提出する。レポートの内容を評価する。 
2発表/表現等 50  %達成目標に関連する課題についてプレゼンを行う。その内容を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
細胞に関する基礎知識を有していることが望ましい。
<テキスト>
  1. 特に指定しない
<参考書>
  1. 中辻憲夫、末盛博文, 実験医学別冊 「ES・iPS細胞実験スタンダード」, 羊土社
<授業計画の概要>
第1回 細胞培養概論
第2回 細胞培養・加工に関わる高度な技術・理論、先端素材、及び装置
第3回 幹細胞/多能性幹細胞とは
第4回 多能性幹細胞培養の基本
第5回 iPS細胞の樹立法、ヒトiPS細胞の創薬への応用
第6回 分化誘導法(1)造血幹細胞系、神経細胞系
第7回 分化誘導法(2)心筋細胞系、肝細胞、脂肪細胞
第8回 総括
<前年度授業に対する改善要望等への対応>