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授業科目名 情報ネットワーク
時間割番号 EEZ331
担当教員名 郷 健太郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
2年次以上
<授業の目的>
重要な社会基盤であるインターネットの仕組みと、それを支える各種技術を体系的に学習する。インターネットの主要プロトコルであるTCP/IPを中心に、その特徴を理解してアプリケーションやコマンドの実例について学ぶ。その上で、具体的に小規模なネットワークの構成方法を習得する。さらに、情報ネットワークに関するセキュリティの重要性を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能ICTやアクティブ・ラーニングなどの活用に関する基礎的な知識を習得している。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1コンピュータネットワークの基礎概念と動作原理を説明できる。B
2IPプロトコルを用いて小規模なネットワークを構成できる。A
3TCPおよびUDPの役割を説明できる。A
4セキュリティと暗号化に関する基本事項が説明できる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%定期試験および毎回の講義時の小レポートまたは課題
220%定期試験および毎回の講義時の小レポートまたは課題
320%定期試験および毎回の講義時の小レポートまたは課題
420%定期試験および毎回の講義時の小レポートまたは課題
合計100% 
<授業の方法>
1. PowerPointや映像を提示して講義を行う。
2. 部分的にコンピュータを使用した演習を実施する。

<授業実施の形態>
・対面形式での講義と演習を実施するが、状況に応じてオンデマンド配信形式やオンライン形式での講義を実施することがある。
・講義資料の配布や、小テスト・課題、期末レポートの出題や提出にはMoodleを利用する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
本授業科目「情報ネットワーク」を受けていることが、後続の演習科目「情報ネットワーク演習」の受講要件となるので注意すること。
<テキスト>
  1. 村山公保著, 基礎からわかるTCP/IPネットワークコンピューティング入門 第3版, オーム社, ISBN:9784274050732,
    (2015年出版)
<参考書>
  1. きたみりゅうじ著, キタミ式イラストIT塾基本情報技術者 令和03年, 技術評論社, ISBN:9784297117818,
    (2020年出版 情報処理技術者試験)
<授業計画の概要>
1タイトル導入、情報ネットワークとは
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・本科目の位置づけ、授業内容などガイダンスを行う。
・情報ネットワークに対する全体像を把握する。
2タイトルTCP/IP入門(1):概要
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・通信プロトコルTCP/IPの全体像を理解する。
3タイトルTCP/IP入門(2):パケット交換方式
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・通信プロトコルTCP/IPにおけるパケット交換方式を理解する。
4タイトルTCP/IP技術の構成(TCPとUDP)
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・通信プロトコルUDPの全体像を理解する。
・TCPとUDPとの関係性を把握する。
5タイトルネットワークの性能、IPアドレス
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・ネットワークの性能評価の考え方を理解する。
・IPアドレスの基本的な考え方と仕組みを理解する。
6タイトルアプリケーションやコマンドの実例(1):通信パケットの表示
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・アプリケーションやコマンドの実例を実習を通して学ぶ。
・通信パケットの表示に関して実践する。
7タイトルアプリケーションやコマンドの実例(2):通信確認
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・アプリケーションやコマンドの実例を実習を通して学ぶ。
・ネットワーク通信の確認方法を実践する。
8タイトルアプリケーションやコマンドの実習(トラブルシューティングを含む)
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・アプリケーションやコマンドの実習を行う。
・ネットワークのトラブルシューティングの方法を実践する。
9タイトル中間評価(前半の総括とまとめ)
事前学習
事後学習
・これまでの授業内容を整理して理解を深めておく。
・授業後には評価内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・これまでの授業内容の総括を行う。
10タイトル中間評価の振り返り:TCP/IPのレビュー
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・中間評価の振り返りを行う。
・TCP/IPのレビューについて検討する。
11タイトルTCP/IPアプリケーション
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・TCP/IPアプリケーションの実際を理解する。
12タイトル各種の技術(DNS、DHCP、NATなど)
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・ネットワークに関する様々な技術を確認する。
・DNS、DHCP、NATなどの事例を学ぶ。
13タイトルサイバーセキュリティ
事前学習
事後学習
・授業前に教科書の関連するトピックを読み、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・サイバーセキュリティの概念や実際を確認する。
14タイトル最終評価(後半の総括とまとめ)
事前学習
事後学習
・これまでの授業内容を整理して理解を深めておく。
・授業後には評価内容を振り返り、問題点を整理して必要に応じて質問を用意しておく。
授業内容・これまでの授業内容の総括を行う。
15タイトル最終評価の振り返り:講義と実習の総括
事前学習
事後学習
・授業全体について振り返り、問題や課題を検討しておく。
・授業後には授業全体を振り返り、今後の発展課題や応用に備える。
授業内容・最終評価の振り返りを行う。
・講義と実習の内容を総括する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)