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授業科目名 情報システム演習
時間割番号 EEZ322
担当教員名 山際 基
開講学期・曜日・時限 後期・木・V 単位数 2
<対象学生>
2年次以上
<授業の目的>
情報システムは、現代社会において必要不可欠なものとなり、多くの人に利用されている。また高度情報化や新技術の導入によって、情報システムは複雑化しつつある。情報システムの開発における一連のプロセスである要件定義、設計、開発、テストについての演習実習を通じて実践的に知識を体得する。現代社会で利用されるような情報システムと同等ではなく、基本的な機能を有する仮想的なプロジェクトを用意し、構想から完成までの一貫した情報システム構築を実践する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する学習指導要領の活用の仕方を習得している。
C教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1情報システムのライフサイクル、開発プロセスについて理解し説明できる。C
2情報システムを構築する上で、利用者の要求や環境、条件などを把握し、要求の分析および要件整理ができる。B
3情報システムを構築する上で、データベースの設計、画面構成やユーザインタフェースの設計、プログラム設計ができる。B
4開発ツールを利用して情報システムを実装することができる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義期間中に実践した開発プロセスの各段階における企画書等を含めたレポート
220%講義期間中に実践した開発プロセスの各段階における企画書等を含めたレポート
320%講義期間中に実践した開発プロセスの各段階における企画書等を含めたレポート
440%実装した情報システムの完成度、完成したシステムのプレゼンおよび報告書
合計100% 
<授業の方法>
コンピュータを用いた実習と講義により授業を行う。単元の終わりに,課題をレポートとして提出する。テキストだけでなく,必要に応じて追加資料を配布して理解を深める。各自,所有するノートPCを持参すること。

<授業実施の形態>
・実習科目であるため,対面形式での実施が基本となるが,状況に応じて,オンライン形式で実施することがある。
・オンラインや対面のどちらの形式においても,講義資料の配布や課題の出題や提出はTeamsやMoodleを利用する。
・対面形式での実施が不可能になった場合,総合演習はレポートに置き換えて実施し,評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 高橋真吾, 衣川功一, 野中誠著, 情報システム開発入門 : システムライフサイクルの体験的学習, 共立出版, ISBN:9784320122055,
    (2008年出版)

  2. 高原康彦 [ほか] 著, 形式手法モデル理論アプローチ : 情報システム開発の基礎 モデル編 第2版, 日科技連出版社, ISBN:9784817195722,
    (2016年出版)

  3. 高原康彦 [ほか] 著, 形式手法モデル理論アプローチ : 情報システム開発の基礎 実践編 第2版, 日科技連出版社, ISBN:9784817195739,
    (2016年出版)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、情報システムのライフサイクル
事前学習
事後学習
・授業前に現在までに有している情報システムの構築に関する知識や技能を確認しておく。
・授業後に実習資料などを確認して、理解を深める。
授業内容・本科目の位置づけ、授業内容などガイダンスを行う。
・情報システムのライフサイクルについて説明し、今後の演習実習を俯瞰的に考える。
2タイトル情報システム開発の技法(ウォーターフォール、アジャイル)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・情報システム開発の技法について説明する。
・開発技法を用いた演習を行う。
3タイトル情報システムの企画と構想、ニーズとシーズの取りまとめの実践
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・情報システムを企画し、構想を練る。
・情報システムを実現するためのニーズとシーズをまとめる。
4タイトル情報システム企画書の作成
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回の実習内容から情報システム企画書の作成を行う。
5タイトル要求の分析と要件定義の作成
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回の内容を踏まえて、要求の分析と要件定義の作成を行う。
6タイトル外部設計の実践1(システム全般、機能のモデリング)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回の内容を踏まえて、システム全般の設計と機能のモデリングを行う。
7タイトル外部設計の実践2(ユーザインタフェースのモデリング)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回の内容を踏まえて、システム全般のユーザインターフェイスのモデリングを行う。
8タイトル内部設計の実践1(機能の分割、モジュール化)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・これまでの内容を踏まえて、機能の分割、モジュール化といった内部設計を行う。
9タイトル内部設計の実践2(データの設計、簡便な機能仕様書、データフロー図、データベース設計書の作成)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・これまでの内容を踏まえて、データの設計、簡便な機能仕様書、データフロー図、データベース設計書の作成を行う。
10タイトル内部設計の実践3(簡便な機能仕様書、データフロー図、データベース設計書の作成)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回に引き続き内部設計を行う。
11タイトル開発ツールを用いた情報システムの実装1(外部設計に基づく実装)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・これまでの内容を踏まえて、情報システムの実装を行う。
12タイトル開発ツールを用いた情報システムの実装2(内部設計に基づく実装)
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・前回に引き続き、情報システムの実装を行う。
13タイトル実装したシステムのテストとデバッグ
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・実装した情報システムの動作テストを行い、必要に応じてデバッグを行う。
14タイトル構築したシステムの機能紹介およびプレゼン発表
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、実習資料などを再度確認して、実習した内容および関連する事柄について理解を深める。また、実習レポートを作成し、次回に提出する。
授業内容・構築したシステムの機能を紹介するプレゼン発表を行う。
15タイトル開発プロセスの振り返りとまとめ
事前学習
事後学習
・授業前に実習資料および関連書籍を読み、わからない用語などを調べておく。
・授業後、本講義全体の振り返りを行う。
授業内容前回のプレゼンについて全体討論する。また、本講義全体のまとめを行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)