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授業科目名 プログラミング基礎と演習I
時間割番号 EEZ211
担当教員名 鈴木 一克
開講学期・曜日・時限 前期・水・V 単位数 2
<対象学生>
2024年度以降入学生で2年次以上の学生。
この授業科目を履修済みまたは履修中であることが後期開講科目「プログラミング基礎と演習II」を履修するための条件となります。
<授業の目的>
身近なアプリ、システム、そしてゲームなどはプログラミングによって実現されています。人手では困難な作業であってもプログラミングによってアプリケーションを作ることで実現できる場合があります。プログラミングは、本を読んだり人の話を聞いたりしているだけでは理解や習得が困難です。演習・実習を通じて自分でプログラムを書いて実行してみることでその意味や価値がわかってきます。プログラミングの方法を覚えることでコンピュータや家電の動作制御プログラム、スマートフォンアプリ、Webアプリ、簡単なゲームの作成など日常生活で利用する機会があるものも自分で作ることができるようになることを、ScratchやPythonを用いたプログラミングの演習・実習 を通じて体験します。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1Scratch、Python、VBAの特徴を説明できる。C
2Scratch、Python、VBAの基本操作を行うことができる。B
3Scratchを使って基本的なプログラムを作成できる。A
4Pythonを使って基本的なブログラムの作成できる。A
5基本制御構文の仕組みを説明できる。B
6探索と整列のアルゴリズムの仕組みを説明できる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
15%小テストまたは小レポート
220%授業時の演習課題
330%授業時の演習課題
430%授業時の演習課題
510%小テストまたは小レポート
65%小テストまたは小レポート
合計100% 
<授業の方法>
・授業では講義とコンピュータを用いた演習を行います。
・各自、所有するノートパソコンを持参してください。
・Scratch、Python、Excel VBAの導入の仕方と使い方は授業中に説明します。
・プログラミング演習はインターネットに接続して行います。
・教科書は指定しません。授業に必要な資料は教員が作成して授業時に配布します。参考書は授業中に紹介します。
・学習管理システムMoodleを用いて授業資料の配布や課題の提出を行います。
・授業の進み具合に応じて授業の内容や順序が変更になる場合があります。

<授業実施形態>
「面接授業」の形態で授業を行います。ただし、状況により、以下の対策を講じることがあります。
・学生間の距離はできるだけ空ける。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業の前と後に手洗い・手指消毒を徹底する。
・授業実施形態を「ライブ型」と「面接授業」のハイブリッド、または「ライブ型」のみに変更する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 榎本竜二執筆, プログラムのつくりかた Python入門編 Lv.0 はじめてのプログラミング, 実教出版, ISBN:9784407352542,
    (2022年出版)

  2. 山﨑貴史, 上野照正執筆, プログラムのつくりかた Python基礎編 Lv.1 ゲーム作りとAI開発に挑戦, 実教出版, ISBN:9784407352559,
    (2022年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル授業ガイダンス、プログラミング環境の構築、(講義)プログラミングの概要
事前学習
事後学習
事前学習:なし
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容授業ガイダンス、プログラミング環境の構築、講義を行います。
2タイトルプログラミング言語に触れ、その特徴を知る(1) Scratch 編(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容プログラミング言語 Scratch を使ってみます。
3タイトルプログラミング言語に触れ、その特徴を知る(2)Python 編(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容プログラミング言語 Python を使ってみます。
4タイトルプログラミング言語に触れ、その特徴を知る(3)Excel VBA 編(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容プログラミング言語 VBA (Visual Basic for Applications)を使ってみます。
5タイトルアルゴリズムとフローチャートの書き方を知る(講義)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容アルゴリズムとフローチャートの書き方について学びます。
6タイトル基本制御構造を知る(if文、for文、while文など)(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容プログラミングで使われる基本制御構造について学びます。
7タイトルプログラミングの方法を知る(1)Scratch 編  アニメーションを作ってみる(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Scratchでアニメーションを作ってみます。
8タイトルプログラミングの方法を知る(2)Scratch 編 ユーザが操作や入力できるプログラムを作ってみる(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Scratchでユーザが操作や入力できるプログラムを作ってみます。
9タイトルプログラミングの方法を知る(3)Scratch 編 ストップウォッチアプリを作ってみる (演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Scratchでストップウォッチアプリを作ってみます。
10タイトルプログラミングの方法を知る(4)Python 編 数値計算、文字列操作、組込み関数の使い方を知る(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Pythonでの数値計算、文字列操作、組込み関数の使い方を学びます。
11タイトルプログラミングの方法を知る(5)Python 編 Pythonライブラリを使って計算やグラフ作成を行う(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Pythonのライブラリ(matplotlib, NumPy, SciPy など)を使って様々な計算やグラフの作成を行います。
12タイトル中学・高校の数学の問題をPythonプログラミングで解く(1)代数・解析編(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Pythonを使って中学や高校の数学の問題を解いてみます。
13タイトル中学・高校の数学の問題をPythonプログラミングで解く(2)確率・統計編(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容Pythonを使って中学や高校の数学の問題を解いてみます。
14タイトル探索を行うプログラムを作る(二分探索、線形探索)(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容探索を行うプログラムをPythonで作ります。
15タイトル整列を行うプログラムを作る(バブルソート、マージソート)(演習)
事前学習
事後学習
事前学習:授業の資料を読んでおく
事後学習:授業内容の復習を行う
授業内容整列(並べ替え)を行うプログラムをPythonで作ります。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない。
<備考>
(未登録)