山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 法律学講読II
時間割番号 EES224
担当教員名 菅沼 博子
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
現代の日本法における基礎概念の理解を深めるべく、その淵源について西洋法制史の視点から掘り下げる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1法学の基本概念について理解する。A
2日本の近代化・西欧化について理解する。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%レポートを課し、法学の基本概念について知識の定着を問う。
230%レポートを課し、法的思考の涵養の如何を問う。
合計100% 
<授業の方法>
授業内で取り上げた指定教科書掲載の法学の基本概念のなかから、各自の関心にもとづいてテーマを選択し、そのテーマに関する期末レポートを受講生が作成する。このため、主体的かつ積極的に取り組むことが求められる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講に際しては、法学と西洋史に関する興味・関心があることが望ましいです。西洋法制史に関する講義を行いますので、忍耐強く関連資料と向き合う意欲があるかたの受講を希望します。
<テキスト>
  1. 小川浩三・松本尚子・宮坂渉編著, キーコンセプト法学史, ミネルヴァ書房, ISBN:978-4623095681,
    (2024年出版)
<参考書>
  1. 勝田有恒, 森征一, 山内進編著, 概説西洋法制史, ミネルヴァ書房, ISBN:9784623040643,
    (2004年出版)

  2. ピーター・スタイン著 ; 関良徳, 藤本幸二訳, ローマ法とヨーロッパ, ミネルヴァ書房, ISBN:9784623038053,
    (2003年出版 Minerva21世紀ライブラリー, 76)

  3. U・ファルク, M・ルミナティ, M・シュメーケル編著, ヨーロッパ史のなかの裁判事例 : ケースから学ぶ西洋法制史, ミネルヴァ書房, ISBN:9784623065592,
    (2014年出版)

  4. ウルリッヒ・マンテ著 ; 田中実, 瀧澤栄治訳, ローマ法の歴史, ミネルヴァ書房, ISBN:9784623052400,
    (2008年出版 Minerva21世紀ライブラリー, 87)

  5. 森村進編 ; 宇佐美誠 [ほか執筆], 法思想の水脈, 法律文化社, ISBN:9784589037626,
    (2016年出版)

  6. 戒能通弘, 神原和宏, 鈴木康文著, 法思想史を読み解く : 古典/現代からの接近, 法律文化社, ISBN:9784589041029,
    (2020年出版)

  7. 曽我部真裕, 見平典編著, 古典で読む憲法, 有斐閣, ISBN:9784641131859,
    (2016年出版)

  8. 高山裕二著, 憲法からよむ政治思想史, 有斐閣, ISBN:9784641149410,
    (2022年出版)

  9. ミヒャエル・シュトライス著 ; 福岡安都子訳, ドイツ公法史入門, 勁草書房, ISBN:9784326404278,
    (2023年出版)

  10. 村上淳一著, 「法」の歴史 : 新装版, 東京大学出版会, ISBN:9784130065160,
    (2013年出版 UPコレクション)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
事前)シラバスの内容を確認しておく。
事後)ガイダンス事項を確認しておく。
授業内容授業の到達目標、授業の進め方、授業教材、成績評価について説明する。
2タイトル法解釈
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第2章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容法解釈について講義する。
3タイトル法律行為
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第9章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容法律行為について講義する。
4タイトル主権/高権
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第10章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容主権/高権について講義する。
5タイトル権力分立
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第11章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容権力分立について講義する。
6タイトル行政/警察
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第14章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容行政/警察について講義する。
7タイトル親子(親権)
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第17章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容親子(親権)について講義する。
8タイトル所有
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第21章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容所有について講義する。
9タイトル占有
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第23章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容占有について講義する。
10タイトル契約
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第30章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容契約について講義する。
11タイトル売買/交換
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第34章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容売買/交換について講義する。
12タイトル(窃)盗
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第38章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容(窃)盗について講義する。
13タイトル当事者主義と職権主義
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第42章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容当事者主義と職権主義について講義する。
14タイトル刑事手続
事前学習
事後学習
事前)指定教科書の該当箇所を読んでおく(『キーコンセプト法学史』第47章)。
事後)授業の内容を整理しておく。
授業内容刑事手続について講義する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
事前)これまでの学習についての振り返りを行う。
事後)本授業の到達目標の達成状況について自己評価を行う。
授業内容授業の総括・まとめを行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中。
<備考>
(未登録)