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授業科目名 物理学実験I(コンピュ-タ活用を含む。)
時間割番号 EEN204
担当教員名 山下 和之/長島 礼人/石井 孝明/清水 毅/北村 敏也
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
自然科学の原点である実証性を基盤として,力学、光学その他の分野の実験を通して物理学的観察力を養い,基本的法則の理解と実験技術の習得をする.また,測定値の取り扱いを通して,コンピュータの扱いや統計的・誤差論的数値処理に慣れる.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能ICTやアクティブ・ラーニングなどの活用に関する基礎的な知識を習得している。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1実験器具を正確に取り扱えることB
2表計算ソフトを利用して実験データの数値処理ならびに見やすい表作成ができることA
3実験結果を正確に伝達するレポートを作成できることB
4物理学の諸法則を理解し,これに基づいた考察がレポート中でできることB
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%実験データは正確か
210%表計算ソフトを効果的に利用できているか
330%実験結果を正確に伝達するレポートを作成できているか
440%物理学の諸法則を理解したレポートとなっているか
合計100% 
<授業の方法>
半期15週のうちの前半8週を開講期間とします.第1週目は実験目的・心得等について授業を行う.第2週目からは<授業計画の概要>に記す実験を2人ないし3人1組で毎回1項目を行う.実験中は教員が巡回して実験の指導を行い,質問に答える.実験データ処理に関しては,実験室または自前の PC を利用して数値計算やグラフ表示等を行う.受講生は実施した実験のレポートを翌週,提出する.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
物理学的観察力を身につけること.測定値の取扱いに慣れること.
実験指導書で予習をしっかりしておく.グラフ用紙,関数電卓,理科年表を用意すること.
<テキスト>
  1. 基礎物理学実験, 三共出版, ISBN:4782703104
<参考書>
  1. 理科年表, 丸善, ISBN:4621077643
<授業計画の概要>
1タイトル第1週
事前学習
事後学習
授業中使用したスライド資料を下記 URL にアップロードしますので,事後学習に役立ててください.http://exp.as2.yamanashi.ac.jp/
授業内容ガイダンス
2タイトル第2週
事前学習
事後学習
授業中使用したスライド資料を下記 URL にアップロードしますので,事後学習に役立ててください.http://exp.as2.yamanashi.ac.jp/
授業内容演習 (測定器の取扱い,測定値に含まれる誤差の取り扱い)
3タイトル重力加速度の測定
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容振り子の周期を測定することで重力加速度を求める.
4タイトル弦定常波の実験
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容3通りの張力で張られた糸に定常波が発生する周波数を調べ,糸の密度を求める.
5タイトル気圧計
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容1)水銀気圧計の操作法を習得する. 2) 気圧ロガーを用いてT1号館各階における気圧を測定する.得られたデータから各階の高低差を求める.
6タイトル熱の仕事当量
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容発生したジュール熱と水温上昇の大きさを測定し,水の比熱を求める.
7タイトルレンズの焦点距離の測定
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容凸レンズ単体の焦点距離を求める.次いで,凸レンズと凹レンズの合成レンズの焦点距離を求めることで凹レンズの焦点距離を求める.
8タイトル回折格子
事前学習
事後学習
実験結果をまとめたレポートを翌週の授業開始時に提出してください.
授業内容回折格子を用いて光の波長を求める.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施
<備考>
(未登録)