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授業科目名 関数の空間
時間割番号 EEM323
担当教員名 吉田 夏海
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
科学教育コース
<授業の目的>
解析学で基礎的で、かつ応用範囲が広い関数空間の構成と,その解析について学習する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
B持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
11. ノルムや内積をもつ空間の特性を具体的に述べることができる。A
22. 関数空間の構成を具体的に述べることができる。A
33. 関数空間がどのように応用されているかを述べることができる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%各回の授業内容に関する問題演習により理解度を見る。
230%授業全体に内容に関する問題演習により理解度を見る。
330%授業全体に内容に関する問題演習により理解度を見る。
合計100% 
<授業の方法>
講義形式で行うが,問題演習の時間を設ける。また,適宜宿題を課す。受講者と相談の上、オンラインまたは対面で授業を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
線形代数学、微分積分学、微分方程式論等の知識は仮定する。積極的な学習態度を期待する。
<テキスト>
  1. 特に無し。
<参考書>
  1. 適宜紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトル実数の性質
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容実数の連続性と縮小写像の原理について学習する。
2タイトルバナッハ空間
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容バナッハ空間を学習し、特にその中でも重要な C[a,b]の性質を調べる。
3タイトルバナッハ空間の性質
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容バナッハ空間における縮小写像の原理とその応用について学習する。
4タイトル線形作用素
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容バナッハ空間における線形作用素について学習する。
5タイトル有界作用素のつくる空間
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容有界作用素のつくる空間にノルムを導入し、バナッハ空間になることについて学習する。
6タイトル逆作用素
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容逆作用素を学習する。
7タイトル微分方程式と積分方程式
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容バナッハ空間における線形作用素の一つの応用として、微分方程式と積分方程式について学習する。
8タイトルヒルベルト空間 l^2
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容無限数列のなすヒルベルト空間 l^2について学習する。
9タイトルヒルベルト空間 L^2
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容2乗可積分関数のなすヒルベルト空間 L^2について学習する。
10タイトル正規直交系
事前学習
事後学習
事前配布の資料を見ておく。
授業後に配布する問題を解いておく。
授業内容正規直交系とグラムシュミットの直交化法について学習する。
11タイトル直和分解
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容ヒルベルト空間間における直和分解について学習する。
12タイトル線型汎函数の表現定理
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容線型汎函数の表現定理、すなわち、これが積分で表されることについて学習する。
13タイトルフーリエ級数展開
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容ヒルベルト空間の一つの応用としてフーリエ級数展開について学習する。
14タイトルフーリエ変換
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容フーリエ級数の発展としてフーリエ変換、および逆フーリエ変換について学習する。
15タイトルルベーグ積分
事前学習
事後学習
復習を確り行う。
授業内容測度とルベーグ積分について学習する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
<備考>
講義内容は進捗状況などに応じて変更することが有る。