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授業科目名 文学教育研究法IIA
時間割番号 EEJ354A
担当教員名 齋藤 知也
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
国語教育の課題と方法を探究する。特に、国語教育史、「読むこと」、文学教育の理論と実践について取り上げる。
前期は研究法の基礎を学ぶ。後期は各自に問題意識を掘り下げる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
C教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
D教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1日本の近現代文学や評論について、深く読むことができ、自らの問いをつくることができる。A
2日本の近現代文学や評論について、教材価値を創出するような教材研究や教材開発を行うことができる。B
3小学校、中学校、高等学校の教科書に掲載されている作品について、教材化や資料の開発、作成をすることができる。C
4読むことの教育が国語科教育や学校教育全体のなかでどのような位置をもつべきか、説明することができる。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%日本の近現代文学や評論について、深く読むことができ、自らの問いをつくることができるか。(演習での発表・発言 50%/学期末レポート 50%)
240%日本の文学や評論について、教材価値を創出するような教材開発や教材開発を行うことができるか。(演習での発表・発言 50%/学期末レポート 50%)
320%小学校、中学校、高等学校の教科書に掲載されている作品について、教材化や資料の開発、作成をすることができるか。(演習での発表・発言 50%/学期末レポート 50%)
420%読むことの教育が国語科教育や学校教育全体のなかでどのような位置をもつべきか、説明することができるか。(演習での発表・発言 50%/学期末レポート 50%)
合計100% 
<授業の方法>
演習と講義。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
小中高の「読むこと」の教材の価値をひらき、子どもたちと授業者が共に、世界を新たに発見していく国語科教育の在り方を、国語教育史を踏まえて探究していく。文学教材はもちろん、評論の授業や、作文教育も含めて、国語科教育について考えていきたい人、ぜひ来てください。また、齋藤のもとで卒業論文を書く人は必ず履修してください。前期・後期ともに3・4年の重複履修をすること。齋藤担当の「国語科実践史演習」「国語科授業開発演習」を2年生のうちに、履修しておくこと。
<テキスト>
  1. 前期と同様。
<参考書>
  1. 前期と同様。
<授業計画の概要>
1タイトル教材価値論と授業構想の探究について
事前学習
事後学習
【事前】前期の演習の成果に基づき、教材価値論の構築への準備のため、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容授業を受講し、質疑応答や意見交換に参加するなかで、教材価値論や授業構想を探究するための構えをつくる。
2タイトル担当者による報告と討議 その1 読みで拓いた地平を教材価値論に生かす
事前学習
事後学習
【事前】読みで拓いた地平を教材価値論に生かすことができるよう、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、読みで拓いた地平を教材価値論に生かすことができるようにする。
3タイトル担当者による報告と討議 その2 教材価値論
事前学習
事後学習
【事前】前期の演習の成果に基づき、教材価値論の構築への準備のため、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、教材価値論を構築する。
4タイトル担当者による報告と討議 その3 教材価値論の相対化
事前学習
事後学習
【事前】前回の授業で構築した教材価値論をさまざまな観点から問い直し、相対化するための準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、前回に構築した教材価値論をさまざまな観点から相対化する。
5タイトル担当者による報告と討議 その4 教材価値論の再考察
事前学習
事後学習
【事前】前期の演習で見えてきた教材価値論の問題点を再考察できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、教材価値論を再考察する。
6タイトル担当者による報告と討議 その5 教材価値論を授業構想に反映する
事前学習
事後学習
【事前】教材価値論を授業構想に反映できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、教材価値論を授業構想に反映していく。
7タイトル担当者による報告と討議 その6 教科書の学習の手引きの検討
事前学習
事後学習
【事前】教科書の学習の手引きについて調べ、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、教科書の学習の手引きについて検討する。
8タイトル担当者による報告と討議 その7 教師用指導書の検討
事前学習
事後学習
【事前】教師用指導書について調べ、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、教師用指導書について検討する。
9タイトル担当者による報告と討議 その8 授業の目標の設定
事前学習
事後学習
【事前】授業の目標が設定できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、授業の目標を設定していく。
10タイトル担当者による報告と討議 その9 学習の課題の設定
事前学習
事後学習
【事前】学習の課題が設定できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、授業の目標を設定していく。
11タイトル担当者による報告と討議 その10 評価規準について
事前学習
事後学習
【事前】評価規準が設定できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、評価規準を設定していく。
12タイトル担当者による報告と討議 その11 学習過程の構想
事前学習
事後学習
【事前】学習過程が構想できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、学習過程を構想していく。
13タイトル担当者による報告と討議 その12 研究の振り返り
事前学習
事後学習
【事前】研究の振り返りができるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、自分の考えをまとめる。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、研究の振り返りを行う。
14タイトル担当者による報告と討議 その13 研究発表のための準備
事前学習
事後学習
【事前】研究発表のための準備のため、報告資料等を作成する。
【事後】授業における考察をふまえ、報告資料を作成し直す。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、報告資料や報告の仕方について考える。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
【事前】一年間の研究の意義を整理できるよう、準備を行う。
【事後】授業における考察をふまえ、学期末レポート等を作成する。
授業内容報告・質疑応答・意見交換に参加するなかで、一年間の研究についてまとめを行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施
<備考>
(未登録)