授業科目名	文学教育研究法IＢ (本年度非開講)
時間割番号	EEJ353B
担当教員名	齋藤　知也
開講学期・曜日・時限	前期・火・V	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的＞
小学校・中学校・高等学校の国語教育の課題と方法（特に「読むこと」、文学教育、児童文学、国語教育史など）について、身につけていく。前期は研究法の基礎を学ぶことを中心とし、後期は各自に問題意識を掘り下げていくことを中心とする。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）
＜到達目標＞  到達目標とは
目標NO 説明 コンピテンシー未選択 1 日本の近現代文学や評論について、深く読むことができ、自らの問いをつくることができる。   2 日本の近現代文学や評論について、教材価値を創出するような教材研究や教材開発を行うことができる。   3 小学校、中学校、高等学校の教科書に掲載されている作品について、教材化や資料の開発、作成をすることができる。   4 読むことの教育が国語科教育や学校教育全体のなかでどのような位置をもつべきか、説明することができる。
＜成績評価の方法＞
目標No 割合 評価の観点 1 20% 日本の近現代文学や評論について、深く読むことができ、自らの問いをつくることができる。 2 40% 日本の文学や評論について、教材価値を創出するような教材開発や教材開発を行うことができるか。（演習での発表・発言　50％／学期末レポート　50％） 3 20% 小学校、中学校、高等学校の教科書に掲載されている作品について、教材化や資料の開発、作成をすることができるか。 4 20% 読むことの教育が国語科教育や学校教育全体のなかでどのような位置をもつべきか、説明することができるか。 合計 100%
＜授業の方法＞
演習と講義。対面型を基本とする。状況と必要に応じて、Teams、GoMeetMeet等のテレビ会議システムを利用した同時双方型リアルタイムオンライン授業を用いることがある。授業形態については事前にCNS等で知らせるので、確認すること。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
小中高の「読むこと」の教材の価値をひらき、子どもたちと授業者が共に、世界を新たに発見していく国語科教育の在り方を、国語教育史を踏まえて探究していく。文学教材はもちろん、評論の授業や、作文教育も含めて、国語科教育について考えていきたい人、ぜひ来てください。また、齋藤のもとで卒業論文を書く人は必ず履修してください。前期・後期ともに３・４年の重複履修をすること。齋藤担当の「国語科実践史演習」「国語科授業開発演習」を２年生のうちに、履修しておくこと。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
齋藤知也, 教室でひらかれる〈語り〉－文学教育の根拠を求めて, 教育出版, ISBN:978-4316802350 田中実・須貝千里編, 文学の力×教材の力　小学校・中学校編　全10巻, 教育出版, ISBN:4316378902 田中実・須貝千里編, 新しい作品論へ、新しい教材論へ　高校編　全14巻, 右文書院, ISBN:4842198095 田中実・須貝千里編, 文学が教育にできることー「読むこと」の秘鑰, 教育出版 田中実・須貝千里・難波博孝編, 第三項理論が拓く文学研究／文学教育　, 明治図書
＜授業計画の概要＞
1 タイトル 国語科教育と〈言葉の教育〉 事前学習 事後学習 【事前】「国語科教育と〈言葉の教育〉」について考えを整理し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「国語科教育と〈言葉の教育〉」について、自分の考えをまとめる。 授業内容 １. ガイダンス／授業時間外に次回の準備 ２．各自が取り組みたい課題を発表し、全体について把握する。 ３．研究を進めるための授業者からの助言 ４．受講生の発表１―問いの提示と現時点での考えの発表及び討議 ５．受講生の発表２―先行研究の受け止めと討議 ６．受講生の発表３―先行研究を受けとめた上での問いと考察の発表と討議 ７．中間時点での授業者からの助言 ８．受講生の発表４―授業者からの助言を受けて考察を深める ９．受講生の発表５―現在の到達点と課題を整理する。 10．受講生の発表６―課題についての考察 11.授業者からの再助言 12．受講者からの発表7―再助言をうけて 13.受講者からの発表8―現時点での到達点と課題を文章化する 14．全体討議 15．まとめ 2 タイトル 国語科教育の研究にあたって必要なこと 事前学習 事後学習 【事前】「国語科教育の研究」にあたって必要なことについて考えを整理し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「国語科教育の研究にあたって」必要なことについて、自分の考えをまとめる。 【事後】授業を受講し、「国語科教育と〈言葉の教育〉」について、自分の考えをまとめる。 授業内容 授業を受講し、質疑応答や意見交換に参加し、「国語科教育の研究にあたって必要なこと」について考察する。 3 タイトル 研究の問題意識の構築の仕方について 事前学習 事後学習 【事前】「研究の問題意識の構築の仕方」について考えを整理し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「研究の問題意識の構築の仕方」について、自分の考えをまとめる。 授業内容 授業を受講し、質疑応答や意見交換に参加し、「研究の問題意識の構築の仕方」について考察する。 4 タイトル 担当者による報告と討議　その1　問題意識 事前学習 事後学習 【事前】現時点での問題意識について考えを整理し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、問題意識について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、問題意識について考察する。 5 タイトル 担当者による報告と討議　その2　問題意識への見通し 事前学習 事後学習 【事前】問題意識について持っている考察の見通しについて、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「問題意識について持っている考察の見通し」について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「問題意識について持っている考察の見通し」について、検討する。 6 タイトル 担当者による報告と討議　その3　先行研究の概要 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の概要について、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究の概要」について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究の概要」について、検討する。 7 タイトル 担当者による報告と討議　その4　先行研究の到達点 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の到達点について、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究の到達点」について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究の到達点」について、検討する。 8 タイトル 担当者による報告と討議　その5　先行研究の課題 事前学習 事後学習 【事前】先行研究が持っている課題について、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究が持っている課題」について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究が持っている課題」について、検討する。 9 タイトル 担当者による報告と討議　その6　先行研究の到達点と課題の整理の相対化 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の到達点と課題について、自分の考えを問い直し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究の到達点と課題」について問い直し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、自分がまとめた「先行研究の到達点と課題」について、問い直す。 10 タイトル 担当者による報告と討議　その7　先行研究の課題と到達点の再考察 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の到達点と課題について再考察し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究の到達点と課題」について再考察しし、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究の課題と到達点」について、再考察する。 11 タイトル 担当者による報告と討議　その8　課題についての考察 事前学習 事後学習 【事前】先行研究がもつ課題を解決するための考察を行い、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究がもつ課題」を解決するための考察を行い、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究がもつ課題」の解決の仕方について、検討する。 12 タイトル 担当者による報告と討議　その9　課題についての考察の相対化 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の課題の解決にむけた考察について自身で問い直し、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「先行研究の課題の解決にむけた考察」について集団的に相対化した結果を、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究の課題にむけた考察の相対化」を行う。 13 タイトル 担当者による報告と討議　その10　課題についての再考察 事前学習 事後学習 【事前】先行研究の課題について相対化した結果にもとづき、再考察のための準備を行う。 【事後】授業を受講し、「先行研究の課題を解決するための再考察」を行い、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「先行研究の課題を解決するための再考察」について、検討する。 14 タイトル 担当者による報告と討議　その11　教材価値論に向けて 事前学習 事後学習 【事前】教材価値論について、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、教材価値論について検討し、自分の考えをまとめる。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、教材価値論について、検討する。 15 タイトル 演習の振り返りと今後の課題の明確化 事前学習 事後学習 【事前】演習の振り返りと今後の課題の明確化のために、授業で質問や意見表明ができるようにしておく。 【事後】授業を受講し、「演習の振り返りと今後の課題の明確化」を行い、学期末レポートを作成する。 授業内容 報告・質疑応答・意見交換に参加し、「演習の振り返りと今後の課題の明確化」についての考察を行う。 16 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 17 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 18 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 19 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 20 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 21 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 22 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 23 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 24 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 25 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 26 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 27 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 28 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 29 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 30 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容
＜実務経験のある教員による授業科目の概要＞
国語科の教員としての実務経験を生かし、小学校・中学校・高校の国語において質の高い授業が展開できる力を養っていく。
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
「前年度と同様に実施」
＜備考＞
(未登録)