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授業科目名 病弱児指導法
時間割番号 EEH214
担当教員名 川池 順也
開講学期・曜日・時限 後期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
山梨県内外にある病気がある子どもの対象となる病弱特別支援学校や病弱・身体虚弱特別支援学級を紹介し、入学する障害の程度や訪問学級の仕組みなどを整理します。そして現在実際にどのような児童生徒が学んでいるのかを紹介し、教師による指導の工夫や心理的支援の方策について学びます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門教職への熱意教育に関する情熱と使命感・倫理観をもっている。
B子ども理解いじめや不登校、特別支援教育などについての基礎的な知識を習得している。
C子どもの意思を真摯に受けとめ、受容的な態度で接することができる。
D持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1病気がある子どもの対象となる特別支援学校や特別支援学級へ入学する障害の程度や訪問学級の仕組みなどを整理する。B
2病気がある子どもがおかれる心理的状況を省察し、寄り添う支援について考察することができる。C
3不登校の子どもを取り巻く社会の現状や原因となりうる病気や二次障害まで整理することができる。D
4子どもを取り巻く社会の現況から心身の病気は多様化しており、どのような支援の方策が検討できるか話し合うことができる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%自分の考えを記述する総括テスト
215%テーマに沿って根拠を示して提出する事前課題
35%自分の考えを掲示板に投稿する講義中の姿勢
430%毎時に知見を得たことから自分の考えを提出する課題
合計100% 
<授業の方法>
出来る限り映像等を使用して、子どもが直面している困難さや支援の方法そして最新の知見などを紹介します。聴講者全員の考えを共有できるように掲示板を活用します。掲示板の活用に慣れてきたら、その考えをもとにグループディスカッションにも取り組みます。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
聴講者全員の考えを共有できるように掲示板を活用しますので、自分の考えを積極的に投稿し、また他の人の考えから学ぶ姿勢が重要となります。また事前課題を通して次時の学びを予め掴んでおく姿勢も大切です。
<テキスト>
  1. 文部科学省 [編], 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 総則編(幼稚部・小学部・中学部), 開隆堂出版, ISBN:9784304042294,
    (2018年出版)
<参考書>
  1. 文部科学省 [編], 特別支援学校学習指導要領解説 各教科等編(小学部・中学部), 開隆堂, ISBN:9784304042300,
    (2018年出版)

  2. 文部科学省 [編], 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 総則編(幼稚部・小学部・中学部), 開隆堂出版, ISBN:9784304042294,
    (2018年出版)

  3. 文部科学省 [編], 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 自立活動編(幼稚部・小学部・中学部), 開隆堂出版, ISBN:9784304042317,
    (2018年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル病気の子どもと震災①
事前学習
事後学習
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容震災に遭った病気がある子どもが直面する環境の課題を整理する。そして、教師として配慮すべき方策を検討する。
2タイトル病気の子どもと震災②
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容震災に遭った病気がある子どもが直面する教育の課題を整理する。そして、教師として講ずるべき方策を検討する。
3タイトル病気の子どもと震災③
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容震災に遭った子どもが直面する感染症等の対策方法を知る。そして、教師として講ずるべき方策を検討する。
4タイトルコロナ後遺症がある子どもへの教育について
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容コロナ後遺症についての知見を深め、自己の対策や教師として児童生徒への支援の在り方について省察できる。
5タイトル過敏症がある子どもへの教育について
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容様々な過敏症について概観し、とりわけ今日的な課題となっている化学物質過敏症について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
6タイトル身体疾患のある子どもへの教育について①
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容今日、身体疾患の中で多い疾患を取り上げ疾患の特徴について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
7タイトル身体疾患のある子どもへの教育について②
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容今日、身体疾患の中で多い疾患を取り上げ疾患の特徴について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
8タイトル不登校の子どもの原因と手立て
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容文部科学省の不登校の定義を知り、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
9タイトル不登校と二次的な障害について①
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容不登校の二次的な障害として併発しやすい病気について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
10タイトル不登校と二次的な障害について②
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容不登校の二次的な障害として併発しやすい病気について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
11タイトル場面緘黙がある子どもへの教育について
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容場面緘黙がある子どもの実態について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
12タイトル依存症がある子どもへの教育について①
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容様々な依存症について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
13タイトル依存症がある子どもへの教育について②
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容様々な依存症について知見を深め、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
14タイトル重度重複障害の子どもへの教育について
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】次回の講義前日までに調べ提出するテーマについて参考・引用元を明らかにしてレポートを提出する。
授業内容重度重複障害の子どもへに対する教育の場について整理し、教師としての児童生徒への支援の在り方について省察できる。
15タイトル本講義の振り返りと総括テスト
事前学習
事後学習
【事前学習】前回の講義で説明したレポートを提出する。
【事後学習】授業評価アンケートを提出する。
授業内容本講義で取り扱ってきた疾患や教育の場について復習を行う。総括として病気のある子どもへの教師としての支援の在り方について記述式のテストに臨む。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
病弱特別支援学校の教師として、院内学級や訪問教育などに携わってきました。様々な症例を紹介しながら実際にどのような支援に当たってきたのかについて支援の実際を整理して取り上げます。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
・自分の考えを掲示板に投稿する意見の交換に慣れてきたら、実際に周りの受講者と意見交換を行います。
・毎時提示したスライドについては集約してTeams上に掲載します。
・先方が可能な場合、ゲストティーチャーを呼んで実際に話を聞く機会を設定します。
・課題の提出は、設定でき次第、Modoleで提出できるようにします。
・講義の合間に病気を予防するための軽いストレッチと併せて換気を行うようにします。
<備考>
(未登録)