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授業科目名 情報科教育法II
時間割番号 EEC299
担当教員名 稲垣 俊介
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
情報科教育法Iを習得した者
<授業の目的>
学習指導要領に示されている高等学校情報科の目標や内容を体系的に理解し、授業実践を行えるようになることを目的とする。情報科に関する学習指導の理論を理解し、授業設計の方法、指導方法、評価方法、教材研究の方法について考察をするとともに、それらを実践することがきることを目指す。また、指導案の作成についても学び、指導案から授業実践とできるような実践的な指導力の育成を目指す。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
D持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1学習者の実態を踏まえ授業設計を行う重要性について説明できるC
2教科「情報」における情報機器及び教材の効果的な活用法について説明できるA
3情報科の指導法を踏まえながら授業設計を行い、学習指導案を作成できるB
4模擬授業の経験を活かし、授業を改善しようとするすることができるD
5教科「情報」における実践研究の動向を知り、授業改善に活かすことができるD
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
220%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
320%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
420%模擬授業の様子から評価する
520%授業中の演習の様子、学修成果物から評価する
合計100% 
<授業の方法>
対面授業で実施され、個人演習やグループ演習の機会を多く取り入れる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
情報をなぜ学ぶ必要があるのか、という問いを常に意識してください。高校生のこの疑問に答えてあげることは、情報科の教師の役割の一つです。
<テキスト>
  1. 黒上晴夫,堀田龍也,村井純, 情報Ⅰ, 日本文教出版,
    (文部科学省検定済教科書)

  2. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編, 開隆堂出版, ISBN:9784304021633,
    (2019年出版)
<参考書>
  1. 文部科学省 [著], 高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材,
    (https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416756.htm)
<授業計画の概要>
1タイトル情報科教育法Ⅱの概要及び情報科教育法Ⅰとの関連
事前学習
事後学習
・授業前に「情報科教育法Ⅰ」の講義内容をまとめてくる
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・授業全体の到達目標、授業の進め方、課題提出の方法、成績評価の仕方等に関するガイダンスを行います。
・情報科Ⅰの全体像についての理解を深めます。
2タイトル情報科の目標・内容・取扱い
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・情報科の目標・内容・取扱いについての理解を深めます
・大学入試における情報科の扱いについての理解を深めます
3タイトル情報科の指導法(主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善のポイント)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・情報科の指導法(主体的・対話的で深い学び)の理解を深めます
・主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善ついての理解を深めます
4タイトル情報科の指導法(情報機器及び教材の活用)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・情報科の指導法(情報機器及び教材の活用)の理解を深めます
・情報機器及び教材の活用した授業についての理解を深めます
5タイトル情報科の指導案と評価(探究学習に焦点を当てて)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・情報科の指導案と評価の理解を深めます
・探究学習と情報科の関連についての理解を深めます
6タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」内容の確認
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
7タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」実践の構想(授業づくり)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の授業実施について理解を深め、指導案を作成します。
・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の評価のあり方についての理解を深めます。
8タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」内容の確認
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
9タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」実践の構想(授業づくり)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」の授業実施について理解を深め、指導案を作成します。
・「情報Ⅰ:コミュニケーションと情報デザイン」の評価のあり方についての理解を深めます。
10タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」内容の確認
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
11タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」実践の構想(授業づくり)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の授業実施について理解を深め、指導案を作成します。
・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の評価のあり方についての理解を深めます。
12タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」内容の確認
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
13タイトル模擬授業の計画「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」実践の構想(授業づくり)
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の授業実施について理解を深め、指導案を作成します。
・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の評価のあり方についての理解を深めます。
14タイトル模擬授業の実施
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・模擬授業を通じて教材研究の方法について理解を深めます
・模擬授業の振り返りを通じて授業改善の方法について理解を深めます
15タイトル模擬授業の相互評価と授業改善
事前学習
事後学習
・授業前に、学習指導要領と教科書の指定箇所を読み、特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に、授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・模擬授業を通じて評価の方法について理解を深めます
・模擬授業の振り返りを通じて評価に則した授業改善の方法について理解を深めます
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
授業担当者は公立・私立学校の中学高等学校の教職経験を有する。
学校現場の現代的な課題を踏まえて授業を実施するとともに、授業中に適宜学校現場の様子を話題にする。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新設科目のため該当しない。
<備考>
・受講生の要望や状況によって、授業内容の一部を変更する場合がある。
・ノートパソコンを毎回持参し、インターネットに接続できる状態にして受講すること。