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授業科目名 中等社会・公民教育法
時間割番号 EEC255
担当教員名 菅沼 博子/相澤 康隆/宇多 賢治郎
開講学期・曜日・時限 後期・金・V 単位数 2
<対象学生>
2年以降
<授業の目的>
目的:中等社会科の公民教育に関する基礎を理解させるとともに、指導の基本を養う。そのため、中等社会科の公民教育に関する目的、内容、指導方法、評価方法を説明し、実習を通じて学ばせる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B授業力・実践的技能教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
C板書や発問、話し方などの授業を行う上での基本的な技術を身に付けている。
DICTやアクティブ・ラーニングなどの活用に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1学習指導案と本学が「学位授与方針」(DP)で定めている「コミュニケーション・スキル」を活用した授業展開ができるようになる。C
2社会科の授業を行う、また公民として必要な日本や世界、自然に関する広い教養を身につけるA
3社会科の教科書の内容を理解し、それを基に授業を行えるようにするB
4ICT機器を使い、授業に必要な資料を効率よく準備することができるD
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%指導案を含む授業準備、授業内容、報告書を含め、模擬授業を総合的に行えているかを評価する
225%講義への参加を通し、社会科公民の授業で教える基礎知識が身に付いているかを評価する
325%指導案、模擬授業、授業報告書の内容を評価する
425%授業で教えた方法を踏まえ、資料を作成できているかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
・講義、教材研究、学習指導案の作成、およびそれに基づく模擬授業・討論。
・面接授業(対面授業)の予定だが、状況によってはオンライン授業に変更することもありうる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「公民」教育を担う責任の重さを自覚しつつ、真摯な態度で授業に臨んでほしい。
授業への積極的な参加を期待する。
授業を行うことが、自身の特徴や場をどれだけ活用できるかを含めた、総合的なものであることを理解し、準備と予行練習を大事にしてほしい。
<テキスト>
  1. 東京書籍, 『新しい社会 公民』(公民901), 東京書籍
  2. 文部科学省, 『中学校学習指導要領 平成29年告示』, 文部科学省,
    (文部科学省HPで、PDF版が入手可能。)

  3. 文部科学省, 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』, 文部科学省,
    (文部科学省HPで、PDF版が入手可能。)
<参考書>
  1. 文部科学省, 『高等学校学習指導要領 平成30年告示』, 文部科学省,
    (文部科学省HPで、PDF版が入手可能。)

  2. 文部科学省, 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 社会編』, 文部科学省,
    (文部科学省HPで、PDF版が入手可能。)

  3. 他、講義中に紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトル第1回:社会科における公民教育の目的
事前学習
事後学習
事前学習:中学校の公民の教科書を読み直しておくこと
事後学習:授業内容を、今後の模擬授業や教育実習で活かせるよう、復習すること
授業内容ガイダンス、日程決め
ICTを活用した板書計画の作成方法
2タイトル第2回:公民の学習指導要領、教材教具の本質とその活用(含:ICTの活用)
事前学習
事後学習
事前学習:中学校の公民の教科書を読み直しておくこと
事後学習:授業内容を、今後の模擬授業や教育実習で活かせるよう、復習すること
授業内容ICTを活用した授業案の作成方法
3タイトル第3回:人権と日本国憲法1 近代立憲主義の意義について考える
事前学習
事後学習
事前学習:近代立憲主義とはどのようなものか考えてみる。
事後学習:授業内容をふりかえり、近代立憲主義の意義について考える。
授業内容近代立憲主義の意義について考える。
4タイトル第4回:人権と日本国憲法2 憲法の基本構造について考える
事前学習
事後学習
事前学習:憲法の基本構造とはどのようなものか考えてみる。
事後学習:授業内容をふりかえり、憲法の基本構造の意義について考える。
授業内容憲法の基本構造について考える。
5タイトル第5回:人権と日本国憲法3 基本的人権の現代的展開について考える
事前学習
事後学習
事前学習:基本的人権とはどのようなものか考えてみる。
事後学習:授業内容をふりかえり、基本的人権の現代的意義について考える。
授業内容基本的人権の現代的展開について考える。
6タイトル第6回:人権と日本国憲法4 民主主義社会における政治参加について考える
事前学習
事後学習
事前学習:民主主義社会における政治参加とはどのようなものか考えてみる。
事後学習:授業内容をふりかえり民主主義社会における政治参加の意義について考える。
授業内容民主主義社会における政治参加について考える。
7タイトル第7回:現代社会の特色1 グローバル化を考える
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの当該範囲を読み込むこと
事後学習:授業内容を復習すること
授業内容グループワークを通じて、「グローバル化」についての指導案を作成する。
8タイトル第8回:現代社会の特色2 情報化を考える
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの当該範囲を読み込むこと
事後学習:授業内容を復習すること
授業内容グループワークを通じて、「情報化」についての指導案を作成する。
9タイトル第9回:現代社会の特色3 少子高齢化を考える
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの当該範囲を読み込むこと
事後学習:授業内容を復習すること
授業内容グループワークを通じて、「少子高齢化」についての指導案を作成する。
10タイトル第10回:現代社会の特色4 持続可能な社会を考える
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの当該範囲を読み込むこと
事後学習:授業内容を復習すること
授業内容グループワークを通じて、「持続可能な社会」についての指導案を作成する。
11タイトル第11回:くらしと経済1 自分の生活と経済の関係を捉える
事前学習
事後学習
事前学習:模擬授業担当者は授業準備、それ以外は教科書の該当箇所を読んでおくこと
事後学習:授業担当者以外は模擬授業に対しコメント、担当者はレポートを提出すること
授業内容担当者が模擬授業を行い、それ以外は授業を観察し、評価を行う。
12タイトル第12回:くらしと経済2 市場の仕組みを捉える
事前学習
事後学習
前回と同じ模擬授業のため、同上
授業内容前回と同じ模擬授業のため、同上
13タイトル第13回:くらしと経済3 政府の役割を捉える
事前学習
事後学習
前回と同じ模擬授業のため、同上
授業内容前回と同じ模擬授業のため、同上
14タイトル第14回:くらしと経済4 経済全体の構造を捉える
事前学習
事後学習
前回と同じ模擬授業のため、同上
授業内容前回と同じ模擬授業のため、同上
15タイトル第15回:社会科における公民教育のまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:これまでに行った授業内容を振り返っておくこと
事後学習:教育実習や以降の授業、仕事で役立てるよう、方法論を復習しておくこと
授業内容前回までの授業内容を踏まえ、公民分野の授業を行うための方法論をまとめる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施
<備考>
(未登録)