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授業科目名 社会教育経営論II
時間割番号 EEC175
担当教員名 岡田 純一
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
2020年度以降入学生
<授業の目的>
本講座においては、社会教育というフィールドで多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決能力や地域学校協働活動等につなげていくための知識及び技能の習得を図ることを主目的とする。このため、(1)社会教育における地域人材育成、(2)学習成果の評価と活用の実際、(3)社会教育を推進する地域ネットワークの形成、(4)社会教育施設の経営戦略を中心に学習し、これらを身につけることをめざす。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門人や社会への関心居住する地域の現状や課題などに関する高い関心をもっている。
B他者との協働他者の意見を聴き、理解や協力を得て課題に取り組める。
C共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1社会教育行政の意義や役割を説明することができる。A
2地域における人材育成の意義について理解を深めることができる。C
3社会教育における連携・協働の意義を学び、そこで必要となるコーディネーター能力やプレゼンテーションの技術の一端を養うことができる。B
4学習成果の評価・活用の意義を説明することができる。C
5広い視野に立ち、社会教育全般を俯瞰することができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
220%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
320%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
410%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
530%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
基本的に演習形式で授業をすすめる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
社会教育士をめざす人は必修となりますので、参加をお願いします。
テキストは、初回から必ず準備してください。
<テキスト>
  1. 岡田 純一, 評価の探究 第2版 これからの生涯学習社会へ向けて, 樹村房, ISBN:978-4-88367-321-6
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1回目 オリエンテーション・社会教育とは何か
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容本講座のすすめ方の確認
社会教育法から社会教育とは何かの確認
2タイトル2回目 地域課題解決・まちづくりに取り組む人材育成
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容地域課題とは何かについての考察
社会教育委員の職務等から社会教育に求められる人物像についての学習
3タイトル3回目 地域課題解決・まちづくりに取り組む活動支援
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容地域課題の実例についての考察
地域課題やまちづくりにどう向き合うかについての学習
4タイトル4回目 コーディネーターの役割と知識
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容文部科学省の報告書やウェブサイト上の情報から、コーディネーターの役割を認識するとともに、実際にどのように活動しているかを考察
5タイトル5回目 コーディネーターにおける必要な技術
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容学校・地域コーディネーター(地域学校協働活動推進員)に求められる資質・能力や役割について認識するとともに、実際に学校で地域と繋がるための方策について考察
6タイトル6回目 プレゼンテーションの役割と知識
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容動画やポンチ絵に見られる工夫について考察するとともに、実際にポンチ絵を作成し、表現方法について考察
7タイトル7回目 プレゼンテーションにおける必要な技術
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容場面や使用用途等についての相違から、表現するものを選択しなければならないことを認識しつつ、実際にグラフを作成
8タイトル8回目 学習成果の評価
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容中教審答申を振り返りつつ、学習成果を評価する際のポイントや難しさについて意見を交わしながら考察
9タイトル9回目 学習成果の活用
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容生涯学習審議会及び中央教育審議会の答申から、現在求められている学習成果について考察し、その活用方法について検討
10タイトル10回目 家庭、学校、地域の連携協働の推進と地域の活性化
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容それぞれの自治体で実施されてきた実践例をもとに、これからの連携・協働の在り方を探り、事業について考察
11タイトル11回目 NPO、企業等との連携・協働の推進と地域活性化
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容自治体において事業として取り組まれている協働について考察
12タイトル12回目 社会教育施設の実態
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容社会教育施設に関する基礎的データをもとに、実態について考察
13タイトル13回目 社会教育施設における問題点
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容公民館、図書館、博物館が現在抱えている課題について把握するとともに、解決方策について検討
14タイトル14回目 社会教育施設における経営
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容経営を考える際にポイントとなる点を整理し、社会教育施設としてどのような点について配慮すべきかを考察
15タイトル15回目 まとめ・授業のふりかえり
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容これまでの講義を整理し、今後の学習に活かせる点について把握
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
<備考>
本講座は、基本的に対面での講義を予定しているが、感染症の蔓延等によりそれがかなわない場合も考えられる。その際にはzoom等の利用によるオンラインを活用した講義を行う。