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授業科目名 家庭科内容論
時間割番号 EEC167 A
担当教員名 志村 結美/田中 勝/神山 久美/岡松 恵/今井 千裕
開講学期・曜日・時限 前期・金・I 単位数 2
<対象学生>
受講可能な人数は40名までとする。同一年度内の二度の履修はできません。
<授業の目的>
小学校家庭科の指導内容を理解し、家族・家庭生活、食生活、衣生活、住生活、消費生活・環境等の各専門内容について理解を深める。また、小学校家庭科を指導する上で必要な児童をめぐる家庭、学校、地域の実態を把握し、それらを踏まえた上での家庭科の指導のあり方について認識を深める。
授業は、家政教育系教員によるオムニバス形式で行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
D教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1・家庭科教育の目的や意義を理解し、小学校家庭科の教育目標、教育内容、指導方法について説明できること。D
2・小学校家庭科を指導するために必要な家族・家庭生活、食生活、衣生活、住生活、消費生活・環境等の各専門内容の基礎的知識を習得し、授業を構想できること。A
3・小学校家庭科を指導するために必要な家族・家庭生活、食生活、衣生活、住生活、消費生活・環境等の各専門内容の基礎的知識を習得し、指導案を作成することができること。C
4・実習を通して、小学校家庭科の指導に必要な実践的技能を習得し、実施することができること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%授業内課題(家庭科教育の目的や意義を理解し、小学校家庭科の教育目標、教育内容、指導方法について説明できること。)
220%授業内課題(小学校家庭科を指導するために必要な家族・家庭生活、食生活、衣生活、住生活、消費生活・環境等の各専門内容の基礎的知識を習得し、実施することができること)
320%授業内実習(実習を通して、小学校家庭科の指導に必要な実践的技能を習得し、実施することができること。)
410%授業内課題(教材研究を活かした授業を構想して、指導案を作成することができること。)
合計100% 
<授業の方法>
講義、演習
講義は内容によって,対面型,オンデマンド型,ライブ型となります。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 文部科学省, 小学校学習指導要領解説 家庭編 平成29年7月, 東洋館出版社, ISBN:978-4-491-03466-9
  2. 岡陽子他, 新編 新しい家庭 5・6私がつくる みんなでつくる 明日をつくる【家庭503】, 東京書籍,
    (令和6年度版~小学校家庭科教科書)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション・小学校家庭科の目標等
事前学習
事後学習
・教科書等を準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容小学校家庭科の目標について知る
2タイトル小学校家庭科の学習内容・内容構成
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容小学校家庭科の学習内容・内容構成について把握する
3タイトル家族・家庭生活(自分の成長と家族・家庭や地域の役割他)
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容小学校家庭科における家族・家庭生活分野を知り、家庭や地域の役割について学ぶ
4タイトル快適な衣生活
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容快適な衣生活について知る
5タイトル衣服の手入れ
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容衣服の手入れについて学ぶ
6タイトル衣服の手洗いの仕方
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容衣服の手洗いの仕方について把握する
7タイトル消費生活・環境1(物や金銭の使い方と買物)
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容物や金銭の使い方と買物について学ぶ
8タイトル消費生活・環境2(持続可能な社会の構築)
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容持続可能な社会の構築について学ぶ
9タイトル消費生活・環境3(授業実践事例)
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容消費生活・環境に関する授業実践事例を検討する
10タイトル家族・ライフスタイルと住まい
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容家族構成やライフスタイルの変化に対応した住要求・住生活と住まいとのかかわりについて学ぶ
11タイトル快適な住まい方
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容住まいの働きや季節の変化に合わせた住まい方について学ぶ
12タイトル住まい方の工夫と実践
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容室内環境の調整や住まいの整理・整頓、清掃等を通して住まい方を工夫することを学ぶ
13タイトル食事の役割・栄養を考えた食事
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容食事の栄養・栄養を考えた食事について把握する
14タイトル調理の基礎
事前学習
事後学習
・教科書等を読んで準備する
・当日の授業を振り返り、課題レポートに取り組む
授業内容調理の基礎について学ぶ
15タイトル総括  まとめ
事前学習
事後学習
・これまでの学習を振り返る
・今後にどう生かすかを検討する
授業内容これまでの学習を振り返り学んだ内容を整理する
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
この授業は中・高等学校の家庭科の教員経験を有している教員が、その実務経験を活かしながら、授業を行います。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケートは全項目4.3以上と概ね高い評価を得ている。今後も社会の変化や子どもの実態、学生の実態に応じた授業内容の更新を行っていく予定である。
<備考>
講義の順番や内容は変更することがあります。1回目のオリエンテーションで、授業計画等について提示します。