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授業科目名 初等音楽科教育学
時間割番号 EEC155 D
担当教員名 小島 千か/入月 安奈
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
2年生以上が履修可能で、設備の関係上40名限定になります。希望者が多い場合は、コンピューター処理にて上学年が優先されます。
<授業の目的>
小学校音楽科の指導に必要な概念や教育内容を学習するとともに、指導者としての歌唱や器楽の基礎的な技術を身につける。また、様々な音楽に触れることにより、音楽的視野を広げることを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門他者との協働他者の意見を聴き、理解や協力を得て課題に取り組める。
B授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1(1)小学校音楽科の目標や指導内容を理解し、学習指導案を書くことができること。C
2(2)自ら音楽表現したり他者と協力して表現の工夫を行ったりできること。A
3(3)様々音楽の表現と鑑賞を通して、教材開発ができること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%学習指導案、模擬授業
220%レポート、表現
330%レポート
合計100% 
<授業の方法>
講義及び演習
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業への積極的な参加を望みます。
テキストは毎回持参してください。
「授業計画の概要」については、附属小学校の都合や受講生の能力、理解度により変更することもあり得ます。
<テキスト>
  1. 有本真紀, 阪井恵, 津田正之編著, 教員養成課程小学校音楽科教育法 新版, 教育芸術社, ISBN:9784877888237,
    (2019年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
事後学習:授業中で扱った知らない音楽に関する内容について、見たり聴いたりする。
授業内容この講義の概要、小学校音楽科授業の概要、様々な音楽、楽器、音楽史について広く扱う。
2タイトル歌唱領域
事前学習
事後学習
歌唱共通教材から1曲歌えるようにする。
授業内容なぜ人は歌うようになったか、歌えるようになるまで、小学校の歌唱指導について
3タイトル器楽領域
事前学習
事後学習
リコーダー練習(可能であれば)
授業内容器楽領域の歴史的変遷、リコーダー表現と指導について、打楽器の表現
4タイトル音楽づくり領域
事前学習
事後学習
リコーダー練習(可能であれば)
授業内容身の回りの音を用いた音楽づくり、身体から出る音や言葉による音楽づくり、旋律づくり
5タイトル鑑賞領域
事前学習
事後学習
こんな時に聴きたい曲!を考えてくる
授業内容表現と鑑賞の関連
6タイトル学習指導案と模擬授業の進め方例
事前学習
事後学習
音楽科教科書を見る
授業内容学習指導案の書き方と模擬授業の進め方例を実際に行って示す
7タイトル学習指導案作成1
事前学習
事後学習
音楽科教科書を見て学習指導案を考える
授業内容音楽科教科書を見て、題材の作り方を学ぶ、学習指導要領の理解
8タイトルピアノ
事前学習
事後学習
歌唱共通教材の曲を知る
授業内容ピアノに触れ、歌唱共通教材のメロディーを弾く
9タイトル教材研究
事前学習
事後学習
表現したい音楽を考える
授業内容音楽づくりと鑑賞の関連について実践する
10タイトル学習指導案作成2
事前学習
事後学習
学習指導要領を読む
授業内容学習指導要領の目標、内容、留意点など理解を深める
11タイトル附属小学校の授業参観
事前学習
事後学習
感想をまとめる
授業内容附属小学校の授業を参観させていただき、先生に子どもたちの様子や指導法についてお話しを伺う
12タイトルグループ模擬授業
事前学習
事後学習
模擬授業の準備
授業内容4~5人グループで模擬授業を行う
13タイトル模擬授業1
事前学習
事後学習
模擬授業の感想
授業内容代表者による模擬授業
14タイトル模擬授業2
事前学習
事後学習
模擬授業の感想
授業内容代表者による模擬授業
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
感想をまとめる
授業内容リコーダー発表と音楽鑑賞
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
この授業には、附属小学校で授業観察を行った後、山梨県内で教育経験を積んだ本学附属小学校の教員の豊富な現場経験を活かしてリフレクションを行う回が含まれています。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)