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授業科目名 学部入門ゼミ
時間割番号 EEC101 D
担当教員名 神山 久美/大隅 清陽/志村 結美/相澤 康隆/田中 勝/宇多 賢治郎/岡松 恵/後藤 賢次郎/今井 千裕/菅沼 博子
開講学期・曜日・時限 前期・金・V 単位数 2
<対象学生>
生活社会教育コース新入生
<授業の目的>
大学での生活・学習の基本的なオリエンテーションを行い、一般教養等を含めた大学でのより高度な専門的知識を修得するために必要な基本的知識及び基礎的な技能を習得する。
特に、生活社会教育コースの専門的な学習内容について全体的に把握する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1家政教育、社会科教育における各領域の学問の概要を理解すること。A
2大学生活・学習における基本的知識・技術を習得すること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%授業の内容の理解と自習の状況をまとめのレポートにより評価する。
240%受講の態度を出席状況や授業中の活動(発言、発表等)により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
各回、担当講師により講義・見学・レポート・討論等を組み合わせて行う。
※新型コロナウイルス感染防止対策を実施したうえで「面接授業」を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
大学での生活や学習の基本的なことがらを学び、有意義な4年間をスタートできるようにしましょう。受講者自身の積極的な参加を期待します。
<テキスト>
  1. 特定の教科書は使用しません。
<参考書>
  1. 必要に応じて各回で紹介します。
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス(大学で学ぶとは?)
事前学習
事後学習
事前学習:全学や学部での入学時の内容をふり返り、コースでの学習についての疑問や気になることを整理しておく。
事後学習:コースや系での学習の特色について、新たにわかったことをまとめておく。
授業内容本授業の目的や実施方法のほか、生活社会教育コースおよび家政教育系・社会科教育系における学びの概要について説明します。
2タイトル家政教育系(家庭科教育学)について
事前学習
事後学習
事前学習:自らが学習してきた家庭科教育について振り返っておいてください。
事後学習:授業を踏まえて、これからの家庭科教育のあり方について考えをまとめてください。
授業内容家政学や家庭科教育について紹介し、グループワークにて学びを深めていきます。
3タイトル新入生合宿
事前学習
事後学習
事前学習:合宿のテーマについて情報収集を行ってください。
事後学習:合宿で学んだことについて振り返り、将来の学習に備えましょう。
授業内容合宿に参加し、大学で学ぶとは何かを考えます。
4タイトル家政教育系(被服学)について
事前学習
事後学習
事前学習:人はなぜ衣服を着るのでしょうか?どんな衣服を着てきたのでしょうか?考えておいてください。
事後学習:授業内容を振り返り、自身の考えをまとめてください。
授業内容衣服の働きと衣服の形について学んだ後、巻衣の着装体験を行います。衣服を通して人や社会、文化を考えます。
5タイトル家政教育系(食物学)について
事前学習
事後学習
事前学習:高校家庭科までの食物に関する実習・学習内容の中で印象的であったものについて考えておいてください。
事後学習:本授業を振り返り、子どもたちに食教育をすることの重要性について考えをまとめてください。
授業内容食物学の学習内容・研究分野について紹介し、現代の食に関わる諸問題について解説しながら食物学を学ぶ重要性について講義します。
6タイトル家政教育系(住居学)について
事前学習
事後学習
事前学習:新聞やインターネット記事より住まい・住生活に関して興味のある記事をスクラップし、論点や感想等をまとめてみよう。
事後学習:自分自身と住まいとの関係や豊かな住生活の実現方法について自分の考えをまとめてみよう。
授業内容住居学の目標・内容、及び住居学分野の研究動向等について解説します。
7タイトル家政教育系(家庭経営学)について
事前学習
事後学習
事前学習:「成年年齢引き下げ」に伴い必要となる消費者教育の内容について考えてみてください。
事後学習:授業で紹介する学校向けの消費者教育用教材を読んでみてください。
授業内容消費生活における課題を捉え、持続可能な社会の形成について考えていきます。
8タイトル社会科教育系(史学(日本史))について
事前学習
事後学習
事前学習:大学のホームページなどで、山梨大学教育学部の歴史について調べてみてください。
事後学習:授業の内容をもとに、歴史学習における地域やフィールドワークの役割を考えてみてください。
授業内容「教育学部と甲府キャンパスの歴史」をテーマに、戦国城下町としての武田神社周辺から戦後の山梨大学の設置にいたる地域の歴史を概観したうえで、キャンパス周辺で歴史学習のフィールドワークを行います。
9タイトル社会科教育系(経済学)について
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布するプリントを、読解の問題を解くつもりで読み込んでおいてください。
事後学習:授業で教えた検証方法を身につけるため、事象の「経」(つながり)を考え、説明できるようにする習慣をつけましょう。
授業内容中学の公民、高校の政治・経済で説明されている内容、また基本的な経済に関する語句の意味を検証し、社会を担う公民としての「ものの見方」の一例を説明します。(社会科内容論の経済担当分の補論になります。)
10タイトル社会科教育系(哲学・倫理学)について
事前学習
事後学習
事前学習:「哲学」という言葉を聞いたときに何をイメージするか、という問いに対する答えを考えておいてください。
事後学習:授業中に紹介する文献をどれか一つ(部分的にでもよいので)読んでください。
授業内容哲学という学問の特徴について、名前の由来、研究対象、研究方法、有用性などの観点から説明します。
11タイトル社会科教育系(法律学)について
事前学習
事後学習
事前学習:「法学」という言葉を聞いたときに何をイメージするか、という問いに対する答えを考えておいてください。
事後学習:授業中に紹介する文献をどれか一つ読んでみてください。
授業内容法律学について紹介します。
12タイトル社会科教育系(社会科教育学)について
事前学習
事後学習
事前学習:「社会科とは何ですか」と問われたら、どう答えるか、考えてみてください。
事後学習:授業内容を振り返り、改めて「社会科とは何ですか」という問いに答えてみてください。
授業内容一つの題材を扱った相異なる授業を取り上げ、社会科では何のために何をどう学ばせるとよいか(何をどう学ばせてはいけないか)、グループや全体での話し合いを通して考えます。
13タイトル社会科教育系(社会科教育と人文・社会科学)について
事前学習
事後学習
事前学習:社会科教育の「元学問」について考えてみましょう。
事後学習:「元学問」を社会科教育に流し込んでいくにはどうしたらよいか、学んだことを振り返ってみましょう。
授業内容社会科教育を構成するには教科内容のもとになる「元学問」の情報が要ります。「社会的なものの考え方」をするにはそのどれを学び、活用したらよいのかを説明します。
14タイトル家政教育系(保育学)まとめとレポート
事前学習
事後学習
事前学習:各回の授業で各自が作成したノート、メモ、配布資料などを事前に整理し、当日持参する。
事後学習:話し合いでシェアした内容を各自でまとめ、後期での学習に活用する。
授業内容各回の振り返りのレポートを作成することで、授業を通じて各自が学んだことをまとめたうえで、話し合いを通じてその内容を全員でシェアします。また保育学に関する動画などを見てその内容を簡単に紹介することがあります。
15タイトル山梨大学教育学部でのこれからの学びに向けて
事前学習
事後学習
事前学習:入学してからの4ヶ月間を振り返り、山梨大学教育学部での学びについて、疑問点を列挙しておく。
事後学習:山梨大学教育学部でのこれからの学びを展望し、自己の課題について考える。
授業内容山梨大学教育学部の特長、教職の魅力、教育学部における4年間の学修に向けた展望。この回は、1年生全員に対する共通授業として実施される。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
中学校・高等学校の教員経験のある複数の教員が、その実務経験を十分に授業に活かしつつ、実践的教育を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
担当教員の変更に伴い、内容の変更があります。
<備考>
授業順番の変更等ある場合は、1回目のガイダンス時に連絡します。