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授業科目名 図形科学
(本年度非開講)
時間割番号 EEA223
担当教員名 村松 俊夫
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
教育学部芸術身体教育コース美術教育系学生ならびに美術教諭副免希望学生
<授業の目的>
 前半では、自己のイメージやデザインを、図形を用いて正確に第3者に伝達するための手段として図形科学を学ぶ。計量的・客観的な作図技術を修得すると同時に、直観的形態認識力・感覚的空間把握力・論理的思考力を培い、高度な空間リテラシー、ならびに造形・構成・表現力の獲得を目的とする。また後半では、基本的な図形をもとにした平面構成を行い、課題設定能力と問題解決能力を涵養することを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
1デザイン表現において、2次元の図から3次元の立体・空間をイメージすることができる。 
2デザイン表現において、3次元の立体・空間を2次元の図に表すことができる。 
3コンピュータを使って、簡単な図形をもとにした構成ができる。 
4コンピュータを使って、数理的原理をもとにした構成ができる。 
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%図面をもとに立体・空間の構造を把握できたかどうか。
225%立体・空間を正確に2次元上に表示できたかどうか。
325%基本図形(□・○・△など)を使って基礎的な構成ができたかどうか。
425%“漸進”、“対称”などの原理により複雑な構成ができたかどうか。
合計100% 
<授業の方法>
前半では、毎回配付されたプリントによる作図演習で理解を深める。
後半は、グラフィックソフト(アドビ イラストレータ)を使い課題解決型の授業を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前半の授業では、遅刻するとそれまでの作図過程が理解できず、その日の演習が手付かずになる危険性が高い。
三角定規、コンパスなどの必要教材については、ガイダンス時に詳細に指示する。 
後半は、コンピュータのグラフィックソフトを使い作品を制作する。
複合的かつ弾力的に学習するので、進度状況に応じて内容が前後したり、また一部割愛される場合がある。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス:授業の進め方 図学の目的・歴史・領域
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容図学の目的・歴史・領域について説明できるようにする。
図法の種類を説明できるようにする。
2タイトル正投象の空間 第1角法と第3角法
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容第1角法と第3角法、画面の回転、画面配置の違いを説明できるようにする。
第1角法と第3角法を描き分けることができるようにする。
3タイトル正多面体の表示1 正4面体と立方体
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容正4面体と立方体の構造を説明できるようにする。
正4面体と立方体の平面図と立面図を表示できるようにする。
4タイトル正多面体の表示2 正8面体と正12面体
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容正8面体と正12面体の構造を説明できるようにする。
正8面体と正12面体の平面図と立面図を作図できるようにする。
5タイトル切断1 円錐の切断による2次曲線
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容円錐曲線(楕円・放物線・双曲線)について説明できるようにする。
円錐の切断により楕円・放物線を作図できるようにする。
6タイトル切断2 4角錐の切断による正5角形
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容ピラミッドの形状の切断から正5角形が生成できることを説明できるようにする。
ピラミッドの形状を切断して正5角形を表示できるようにする。
7タイトル相貫1 立体と直線
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容相貫の基本的考え方について説明できるようにする。
立方体と直線、三角形と直線、三角錐と直線の相貫関係を表示できるようにする。
8タイトル相貫2 立体と立体
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容立体の相貫ついて説明できるようにする。
三角錐と直線、円錐と直線、3角柱と4角柱の相貫関係を表示できるようにする。
9タイトル展開 円柱の切断による側面の展開
事前学習
事後学習
事前学習:授業内容をキーワードにインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:同じプリントに取り組む。
授業内容展開図について説明できるようにする。
円柱の切断による正弦曲線を作図できるようにする。
10タイトルコンピュータによる図形表示演習2 マッキントッシュとイラストレータの理解
事前学習
事後学習
事前学習:マッキントッシュ、イラストレータの基本操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの基本操作方法を復讐する。
授業内容マッキントッシュの基本的操作方法を説明できるようにする。
イラストレータの基本的操作方法を説明できるようにする。
11タイトルコンピュータによる図形表示演習3 「100×100グリッド」
事前学習
事後学習
事前学習:イラストレータの基本操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの基本操作方法を復讐する。
授業内容環境設定、図形の作成、コピー&ペースト、整列、などの基本操作を行うことができるようにする。
100×100グリッドにすべて異なる色を配置し、美しい色彩構成を作ることができるようにする。
12タイトルコンピュータによる図形表示演習4 「○△□」による構成
事前学習
事後学習
事前学習:イラストレータの基本操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの基本操作方法を復讐する。
授業内容パスファインダー、ナビゲーターなどの操作ができるようにする。
「○△□」を用いて、緊張感とバランスの取れた構成ができるようにする。
13タイトルコンピュータによる図形表示演習5 「プログレッシブパターン」
事前学習
事後学習
事前学習:イラストレータの各操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの操作方法を復讐する。
授業内容定規、ガイド、レイヤー、ナイフツールなどの操作ができるようにする。
幾何学的原理をもとにした「プログレッシブパターン」が制作できるようにする。
14タイトルコンピュータによる図形表示演習6 「シンメトリーパターン」
事前学習
事後学習
事前学習:イラストレータの各操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの操作方法を復讐する。
授業内容ペンツール、パス、アンカーなどの操作ができるようにする。
ベジェ曲線を使った「シンメトリーパターン」が制作できるようにする。
15タイトルコンピュータによる図形表示演習7 「タングラム」「清少納言知恵板」
事前学習
事後学習
事前学習:イラストレータの各操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
事後学習:マッキントッシュ、イラストレータの操作方法を復讐する。
授業内容イラストレータの基本操作についてインターネットを検索して予備知識を得ておく。
「タングラム」「清少納言知恵板」をもとに具象的形態が構成できるようにする。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
実社会におけるデザインの計画・実践・監修に携わる。
1.各種シンボルマーク・ロゴタイプの選考委員
2、環境モニュメント制作
3.展示サイン計画に対する助言
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
<備考>
演習中心の授業なので、受講生の積極的・能動的姿勢を望みたい。