授業科目名	彫塑
時間割番号	EEA211
担当教員名	武末　裕子
開講学期・曜日・時限	前期・水・I	単位数	1
＜対象学生＞
2年
＜授業の目的＞
彫刻表現における基礎的な技能（空間把握と造形要素）についてデッサンやモデリング、カーヴィングを通じて学習するとともに、立体表現の基礎的造形力を身につけ、理解を深める。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）
教育学部向け 記号 コンピテンシー（能力・資質）   A 専門 授業力・実践的技能 教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。 ○ B 教科等の専門教養 取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。 ◎
＜到達目標＞  到達目標とは
目標NO 説明 コンピテンシーとの対応 教育 1 素材や立体表現に関する理解と基礎的造形力の習得を目指す。 B 2 安全に留意し、見通しを持った実行力を養う A 3 自身の作品について客観的に観察する力や作品について互いに批評し合う力を養う B
＜成績評価の方法＞
目標No 割合 評価の観点 1 50% 発表／表現等 作品提出と発表により試験での答案に相当する評価を行う 2 30% 受講態度 安全に留意した計画的な制作姿勢を評価する 3 20% 小テスト／レポート　授業で得られた知見を記す授業記録とリサーチレポート課題を評価の対象にする 合計 100%
＜授業の方法＞
授業は課題提示をもとに制作活動をおこなう。 課題が多く、事前・事後学習を必須とします。 安全に進めるために遅刻は認めず、休む際は連絡をいれること。 感染状況によりオンライン・オンデマンド・対面を併用する。情報ツールを活用して行う。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
各自の設定する課題ごとに材料や道具が異なってきます。 適宜相談に応じますので、材料・道具については事前に教員htakesue@yamanashi.ac.jpに確認してから受講ください。 【※材料・道具費（テラコッタ粘土・つげ篦・2１～24mmの丸鑿が彫りやすい（自宅にある彫刻刀なども、場合により使用可能とする）・木材　他）などの基本的には持ち帰るものは実費となります。各自準備して初回を受けてください。】 課題が多く、作業は段階を追って進むため、欠席・遅刻の無いように努めること。作業着(つなぎ、運動靴）着用・クロッキー帳・塑像用具を持参のこと。授業開始時に安全注意事項確認を行うため、遅刻は厳禁。授業内では課題提示、資料紹介、実技指導、進度確認、講評を行うが、基本的な日々の制作は各自で進める。常に課題に取り組む姿勢が必須である事を充分に理解したうえで受講のこと。材料費と道具代が適宜かかるのでご準備ください。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
文部科学省 [編], 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 美術編, 日本文教出版, ISBN:9784536590136, (2018年出版) 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 芸術(音楽 美術 工芸 書道)編 音楽編 美術編, 教育図書, ISBN:9784877304201, (2019年出版)
＜授業計画の概要＞
1 タイトル 第1回ガイダンス、立体表現の構成要素・素材・技法について 事前学習 事後学習 道具や材料の準備をし、授業のふりかえりを各自行う 授業内容 立体表現の構成要素・素材・技法について 学ぶ 2 タイトル 第2回テラコッタ粘土による立体クロッキー(課題1) 事前学習 事後学習 構想の準備をし、授業のふりかえりを各自行う 授業内容 構想（アイディアスケッチを元に）テラコッタ粘土による立体クロッキーを行う 3 タイトル 第3回焼成　 事前学習 事後学習 窯の使い方を授業で解説するので、事後に協力して焼成作業を行う 授業内容 電気窯の焼成過程を解説し、土の特性を知る 4 タイトル 第4回彫刻鑑賞会（レポート課題1） 事前学習 事後学習 粘土作品の講評準備、振り返り 授業内容 粘土作品の講評を行い、木彫のマケット作成を行う 5 タイトル 第5回木の造形（木取り）(課題2) 事前学習 事後学習 アイディアスケッチや粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（木取り）を行う 6 タイトル 第6回木の造形（粗彫り） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（粗彫り）を行う 7 タイトル 第7回木の造形（鑿による彫り） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑿による彫り）行う 8 タイトル 第8回木の造形（鑿による彫り2） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑿による彫り2）を行う 9 タイトル 第9回木の造形（鑿による彫り3） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑿による彫り3）を行う 10 タイトル 第10回木の造形（鑿による彫り4） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑿による彫り4）を行う 11 タイトル 第11回木の造形（鑿による彫り5） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑿による彫り5）行う 12 タイトル 第12回木の造形（鑢がけ） 事前学習 事後学習 粘土マケットを元に授業に臨めるように準備をする 授業内容 木の造形（鑢がけ）を行う 13 タイトル 第13回木の造形（着色等） 事前学習 事後学習 授業に臨めるように準備をする。 授業内容 木の造形（着色等）を行う 14 タイトル 第14回作品仕上げ 事前学習 事後学習 授業に臨めるように準備をする 授業内容 作品仕上げ として塗装や着色、 15 タイトル 第15回講評会・レポート発表(レポート課題2) 事前学習 事後学習 各自でリサーチ課題やふりかえりを進め、授業に臨めるように準備をする 授業内容 まとめとして総括を行う 16 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 17 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 18 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 19 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 20 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 21 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 22 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 23 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 24 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 25 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 26 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 27 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 28 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 29 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 30 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容
＜実務経験のある教員による授業科目の概要＞
実務（教育現場・美術館）経験を反映させ教育実践的な内容とする。
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
・「学修目的に応じて意欲的に学ぶことができた」に着目し、その日の目的と流れの確認、振り返りの時間を設ける。
＜備考＞
(未登録)