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授業科目名
ウイメンズヘルス論
担当教員
小林 康江
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNG306 1 3 前期
<授業の概要>
女性の生涯を通しての健康支援のために、ライフサイクル各期における健康に影響を与える特徴的課題やそのケアについて、身体的・心理的・社会的要因から学習する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門問題解決力能力
B看護実践力
C地域ケアに貢献する力
D自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1性と生殖に関する解剖生理、女性のヘルスケアに関する課題と支援について説明できる。A
2対象者のニーズを把握し個別性のあるケアを提供する基礎となるコミュニケーション能力について、行動変容を可能にする面接法の基礎について説明できる。B
3地域や企業における女性の健康増進施策について調べることができる。C
4EBNの手法や文献検索を行い、ウイメンズヘルスに関する課題について文献を用いて説明することができる。D
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
130%女性の各ライフサイクルにおける健康課題とケアに関する考えを記述することができる。
25%看護師としての態度、倫理的配慮、コミュニケーションスキルに関する考えを記述することができる。
320%地域や企業における女性の健康増進の取り組みを調べ、記述することができる。
445%ウイメンズヘルスに関する課題について、指定された書式に沿って文献を使用しながら記述することができる。
合計100% 
<授業計画>
1 6月18日 1限 性と生殖に関する解剖生理と女性の健康に影響を及ぼす因子 佐々木
2 6月18日 2限 思春期女性に特有な健康課題とケア  佐々木
3 6月25日 1限 成熟期女性に特有な健康課題とケア  眞嶋
4 6月25日 2限 育児期の女性に特有な健康課題とケア 眞嶋
5 7月2日  1限 更年期女性に特有な健康課題とケア  高岡
6 7月2日  2限 老年期女性に特有な健康課題とケア  高岡
7 7月11日 3限 行動変容を促すコミュニケーション能力 松尾/小林
8 7月11日 4限 行動変容を促すコミュニケーション能力 松尾/小林

授業は面接講義を基本として行う。
<教科書>
  1. 中込さと子, 小林康江, 荒木奈緒編, 概論・リプロダクティブヘルスと看護 第3版, メディカ出版, ISBN:9784840481601,
    (2024年出版 ナーシング・グラフィカ, . 母性看護学)

  2. 小林康江, 中込さと子, 荒木奈緒編, 母性看護の実践 第3版, メディカ出版, ISBN:9784840481618,
    (2024年出版 ナーシング・グラフィカ, . 母性看護学)
<参考書>
  1. 吉沢豊予子責任編集, ウィメンズヘルスケア 2024年版, 日本看護協会出版会, ISBN:9784818026124,
    (2023年出版 助産師基礎教育テキスト, 第2巻)

  2. 我部山キヨ子, 武谷雄二, 藤井知行編集, 母子の基礎科学 第6版, 医学書院, ISBN:9784260042048,
    (2021年出版 助産学講座, 2 . 基礎助産学)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
1~6回までの担当者は助産師経験を有している。7・8回の講師は、動機づけ面接のトレーナー資格を有し、行動変容につながる臨床実践を行っている。これからの学生の実習で実践できる基礎的な内容となっている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
新規開設科目につき該当しない