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授業科目名
基礎看護技術
担当教員
山田 章子/才川 恵/赤池 大貴/中込 由紀代/倉本 直樹
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DND105 2 1 通期
<授業の概要>
1.看護技術の基礎となる、知識・技術・態度を習得する。
2.看護実践を実施するうえでの共通する技術と日常生活技術を学習する。具体的には、生活と環境、身体活動、感染予防、栄養と食事、排泄に関する技術を学習する。
3.講義と演習を通して、看護の基礎技術を実践するためのアセスメントの視点と、技術の原則を理解する。
4.演習は、事前学習に基づいて、学生同士で対象者役、看護師役を交代しながら、安全・安楽・自立に配慮した援助を実施する。
5.他者との意見交換を通し、自己の学びを深める。  
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1看護の対象となるひとの健康や生活の基盤となる、環境、活動と休息、栄養と食事、清潔と衣生活、感染予防の意義とニードの充足の必要性について説明できるA
2対象者にわかりやすい説明を行い、プライバシーに配慮して援助を実施することができるA
3日常生活のニードをアセスメントする視点について説明できるB
4未充足のニードの原因に対する援助目的と方法について説明できるB
5対象者の安全・安楽・自立に配慮した基本的な看護技術を実施することができるC
6チーム医療の中で多職種と連携する看護の役割を述べることができるD
7学習した内容と実施した看護技術を振り返り、評価し、自己の課題を述べる事ができるE
8演習に必要な学習の進め方を理解して、主体的態度で技術演習に参加し、学習に取り組むことできるE
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%筆記試験で、看護の対象となる人々の健康や生活の基盤となる、環境、活動と休息、栄養と食事、清潔と衣生活、感染予防の援助について説明できたか否かで評価する
210%技術演習で対象者に対し分かりやすい説明を行い、プライバシーに配慮した援助方法を実施できたか否か、演習用紙の記載内容で評価する
310%筆記試験で、対象者の健康上のニーズをとらえアセスメントするために必要な視点について説明できたか否かを評価する
415%筆記試験や課題で、対象者のニーズを満たすための援助方法と科学的根拠、留意点について説明できたか否かを評価する
525%技術演習や課題で、対象者の安全・安楽・自立に配慮した援助方法を実施できたか否かを評価する
610%課題で、チーム医療の中での看護師の役割を説明できたか否かを評価する
715%筆記試験や課題で学習した内容と実施した援助を振り返り、看護師の役割や自己の課題を述べる事ができたか否かを評価する
85%事前および演習後の課題の内容で自己学習の状況を評価する
合計100% 
<授業計画>
10月 2日 4,5限【講義】環境を整える看護①/ボディメカニクス
10月 4日 1限【講義】活動と休息①  
10月 9日 4,5限【A演習/B講義・課題学習】ベッドメイキング/活動と休息②
10月16日 4,5限【A講義・課題学習/B演習】活動と休息②/ベッドメイキング
10月23日 4限【講義】環境を整える看護②
10月30日 4,5限【A演習/B講義】ベッド上での移動・移送/感染予防 
11月 6日 4,5限【A講義/B演習】感染予防/ベッド上での移動・移送
11月13日 4,5限【A演習/B講義】リネンチェンジ/清潔と衣生活にかかわる看護
11月20日 4,5限【A講義/B演習】清潔と衣生活にかかわる看護/リネンチェンジ
11月27日 4,5限【演習】無菌操作
12月 4日 4限 中間のまとめ
12月 4日  5限【演習】ガウンテクニック
12月11日 4限【A演習/B講義】足浴/安楽を促す援助
12月11日  5限【A講義/B演習】安楽を促す援助/足浴
12月18日 4,5限【A講義/B演習】栄養と食事/清拭・洗髪
1月 8日 3,4限【A演習/B講義】清拭・洗髪/栄養と食事
1月15日 4,5限【A課題学習/B演習】栄養と食事/清拭・洗髪
1月22日 4,5限【A演習/B課題学習】清拭・洗髪/栄養と食事
1月29日 4限 統括

注1)基本的にAグループとBグループに分かれて講義・演習を行う。(上記でA・Bの記載がないところはA・B一緒に行う)
注2)原則として、4限は14:20~15:50、5限は16:00~17:30とするが、1月10日、1月31日は、通常の時間(3限;13:10~14:40、
   4限;14:50~16:20)とする。
注3)講義に関するお知らせは、CNSもしくはMoodleを用いて行う。
<教科書>
  1. 松尾ミヨ子 [ほか] 編, 看護実践のための援助技術, メディカ出版, ISBN:9784840475372,
    (2022年出版 ナーシング・グラフィカ, . 基礎看護学)

  2. 松尾ミヨ子 [ほか] 編, コミュニケーション/看護の展開/ヘルスアセスメント, メディカ出版, ISBN:9784840475365,
    (2022年出版 ナーシング・グラフィカ, . 基礎看護学)
<参考書>
  1. 深井喜代子編集, 基礎看護技術 1 第6版, メヂカルフレンド社, ISBN:9784839233815,
    (2021年出版 新体系看護学全書, . 基礎看護学)

  2. 深井喜代子編集, 基礎看護技術 2 第5版, メヂカルフレンド社, ISBN:9784839233822,
    (2021年出版 新体系看護学全書, . 基礎看護学)

  3. 茂野香おる著者代表, 基礎看護技術 1 第19版, 医学書院, ISBN:9784260049924,
    (2023年出版 系統看護学講座, 専門分野 ; 1 . 基礎看護学)

  4. 任和子著者代表, 基礎看護技術 2 第18版, 医学書院, ISBN:9784260042123,
    (2021年出版 系統看護学講座, 専門分野 ; 1 . 基礎看護学)

  5. 村中陽子, 玉木ミヨ子, 川西千恵美編著, 看護ケアの根拠と技術 : 学ぶ・活かす・共有する 第3版, 医歯薬出版, ISBN:9784263237205,
    (2019年出版)

  6. 深井喜代子監修, ケア技術のエビデンス : 実践へのフィードバックで活かす 3, へるす出版, ISBN:9784892698545,
    (2006年出版)

  7. 藤野彰子, 長谷部佳子, 間瀬由記編著, 看護技術ベーシックス 新訂版 第2版, サイオ出版, ISBN:9784907176570,
    (2017年出版)

  8. 竹尾惠子監修, 看護技術プラクティス 第4版, 学研メディカル秀潤社,学研プラス (発売), ISBN:9784780913231,
    (2019年出版)

  9. 大吉三千代 [ほか] 執筆, ビジュアル基礎看護技術ガイド : 写真でわかる!根拠がわかる!, 照林社, ISBN:9784796521413,
    (2007年出版)

  10. 基礎看護技術, メディックメディア, ISBN:9784896327335,
    (2018年出版 看護がみえる / 医療情報科学研究所編集, vol. 1)

  11. 臨床看護技術, メディックメディア, ISBN:9784896327342,
    (2018年出版 看護がみえる / 医療情報科学研究所編集, vol. 2)

  12. 坪井良子, 松田たみこ編集, 看護技術の基本 第3版, ヌーヴェルヒロカワ, ISBN:9784902085099,
    (2005年出版 基礎看護学, . 考える基礎看護技術 / 坪井良子, 松田たみ子編集)

  13. Patricia A. Potter ... [et al.], Fundamentals of nursing 10th ed, Elsevier, ISBN:9780323749619,
    (2021年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
アンケート結果確認中