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授業科目名
学部入門ゼミ
担当教員
山田 章子/中本 和典/才川 恵/赤池 大貴/中込 由紀代/倉本 直樹
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNA101 2 1 前期
<授業の概要>
1.大学教育の導入時期に、医学部看護学科の学習環境についての認識を促すとともに、大学教育に求められる主体的学習についての理解をはか  り、大学生活への適応を促進する。
2.看護学科の教育理念と目標、およびカリキュラム内容について理解し、今後の学習の動機付けとする。
3.情報科学に関する基礎的能力を養い、情報に対する科学的な見方や考え方を学ぶ。
4.学内の教育施設や設備の利用方法を知り、大学生活に必要な支援を主体的に求めることができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門豊かな人間性
B連携する力
C共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
D異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
E汎用能力1・コミュニケーションスキル口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
F2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
G情報選択力収集した文献や資料から、適切な情報を選択し、活用できる。
H情報倫理力情報を倫理的、合法的に収集・活用できる。
I3・数量的リテラシーさまざまな情報を統計学的手法などにより、数理的に表現・分析できる。
J5・問題解決力省察力取り組みを評価し、解決方法や計画を改善できる。
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1個々の価値観を理解しながら、グループワークを行うA
2多職種が協働して対象者に医療提供を行っていることを知るB
3山梨県を題材として特色ある分野を知り、そこでの課題を見つけ、グローバルの視点を持ってその解決策を探るC
4異なる文化背景の人々や考え方を受け入れ、相手の文化や考え方を尊重することができる異文化感受性と異文化理解力を養うD
5情報科学に関する基本的な知識を身につけるF
6適切な情報を選択し、その情報を活用しながら自己の考えを述べるG
7コンピューターに関する基本的な知識・技術を身につけるH
8コンピューターに関する基本的な知識・技術を身につけるI
9グループワークで課題に取り組む際、計画を立て、振り返りを行いながら進めるJ
10自己の振り返りを行い、課題を見出すJ
11他者の意見を的確に捉え、理解しながらグループ討議を行い、討議した内容をわかりやすく発表するE
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
15%グループワーク時の発言およびピアレビューで評価する
210%レポートで該当する項目について調べたことが記載されているか否かで評価する
35%課題で該当する項目が記載されているか否かで評価する
45%課題で該当する項目が記載されているか否かで評価する
510%課題で情報収集できたか否かを評価する
610%レポートで該当する項目が記載されているか評価する
715%課題で情報を適切に収集・活用できたか否かを評価する
820%課題でさまざまな情報を表現・分析できたか否かで評価する
95%グループワークの計画書および実施評価の記載で評価する
1010%ピアレビューで評価する
115%ピアレビューで評価する
合計100% 
<授業計画>
1. 4月12日 3,4,5限 学内探索・附属図書館医学分館オリエンテーション、レポートの 書き方①、ナース服と靴の採寸
2. 4月19日 3,4,5限 自己紹介、レポートの書き方②、グループ学習について
3. 4月26日 3,4限 地域理解・異文化理解
4. 5月10日 3,4限 情報科学(その1)PCの基本操作
5. 5月17日 3,4限 情報科学(その2)情報倫理・情報セキュリティ
6. 5月24日 3,4限 情報科学(その3)Word
7. 5月31日 3,4限 情報科学(その4)Excel(1)
8. 6月 7日 3,4限 山梨大学医学部附属病院の環境理解
9. 6月14日 3,4限 グループワーク
10.6月21日 3,4限 情報科学(その5)Excel(2)
11.6月28日 3,4限 情報科学(その6)PowerPoint
12.7月 5日 3,4限  グループワーク・感染予防(衛生学的手洗いとガウンテクニック)
13.7月12日 3,4限 グループ発表会
14.7月19日 3,4限 情報科学(その7)情報収集


*「情報科学」についての注意点:
 この講義の「情報科学」の時間では、コンピューターの知識・技能を実際に身につけるために、PCを用いた演習を行います。
 また一部の講義では、ノート型PCの持ち込みを前提としています。(Word, Excel, PowerPointがインストールされていること。ノート型PCが準備出来ない場合は担当教員中本に相談してください。)
 基本的にこの講義は、受講生がオペレーティングシステム(OS)としてWindows系のものを使用していることを前提として進めます。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 技術評論社編集部著 ; AYURA著, Windows 11基本&便利技, 技術評論社, ISBN:9784297127039,
    (2022年出版 今すぐ使えるかんたんmini)

  2. 岡本 敏雄【監修】, よくわかる情報リテラシー(改訂新版), 技術評論社, ISBN:9784774191423
  3. 奥村晴彦, 森本尚之著, 基礎からわかる情報リテラシー : コンピューター・インターネットと付き合う基礎知識 改訂第4版, 技術評論社, ISBN:9784297117108,
    (2020年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
・大学に入学して間もない授業であるため、グループ編成を工夫し、多くの学生とコミュニケーションをとることができるようにする。
・情報科学について、他の科目との連携を取りながら授業の内容を更新していく。